面白い人には、性格に2つの特徴があります。
「明るい性格」と「ポジティブ思考」です。
人気者もモテる人も、明るい性格とポジティブ思考が共通です。
テレビで活躍する司会者もお笑い芸人も、明るい性格とポジティブ思考という特徴があります。
明るい性格とポジティブ思考の人は、それだけで面白い人になりやすいと言えるでしょう。
明るい性格とポジティブ思考というだけで、面白い人になれると言っても過言ではありません。
明るい性格は、明るい電球と同じです。
周りを明るく照らすので、自然と多くの人が集まってきます。
ポジティブ思考なら、どんな会話も楽しく進めることができ、盛り上げていけます。
たとえ暗い会話であっても、未来的・建設的な要素を見つけて、明るく変えていけます。
「性格も思考も、生まれつきの素質だから、今さら変えることができない」
そう思う人も多いのではないでしょうか。
たしかに性格も思考も、先天的な要因が関係するのは事実です。
事実、性格や思考に関する遺伝子も発見されています。
遺伝子検査を受ければ、自分の性格や思考の傾向が簡単に判明します。
生まれつき暗い性格やネガティブ思考の人にとって「改善は絶望的」と思うかもしれません。
しかし、ここで気づいてほしいことがあります。
遺伝的・先天的要因があるとはいえ、すべてではありません。
性格も思考も、100パーセントが遺伝で決まるものではない。
先天的要因だけでなく、後天的要素もあります。
たとえ先天的に性格や思考がマイナスを向いていても、後からの努力でプラスにしていけばいい。
つまり、性格も思考も、努力次第で後から変えていくことは可能です。
面白い人の代表であるお笑い芸人も、例外ではありません。
お笑い芸人の中には、もともと根暗でネガティブ思考だった人が少なくありません。
「自分を変えてやろう」と奮起して努力した結果、明るい性格・ポジティブ思考に変わりました。
そして、面白い話術を身につけることができました。
明るい性格・ポジティブ思考になるには、意識改革が必要です。
「自分は変えられない」と諦めるのではありません。
「自分を変えてやろう」と奮い立たせるのです。
たとえば、自己啓発書を通して前向きな考え方を吸収していくといいでしょう。
自己啓発書を洗脳や宗教と思い込んで毛嫌いする人もいますが、誤解です。
自己啓発書はポジティブ思考を学べる点では絶好のツールです。
身近にいる人気者から、明るい考え方や話術や考え方を学ぶのもいいでしょう。
明るい人と接していくうちに、性格は明るく、思考はポジティブに変わっていくはずです。
性格も思考も、言い換えれば「考え方の癖」にすぎません。
今までネガティブに考える癖があるなら、ポジティブに考える癖に変えるだけです。
癖の内容を変えるだけですから、実は難しくありません。
思考も性格も、一晩や短期間で変えるのは難しいですが、地道な努力を続けていくことで、少しずつ変えていけます。
これは、洗脳でも宗教でもありません。
あくまで自分の生き方を前向きにする努力です。
面白い人になりたいなら、明るい性格とポジティブ思考は欠かせないポイントです。
どうか諦めず、自分の人生は自分で切り開いていきましょう。