執筆者:水口貴博

面白い人になる30の方法

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面白くなるために、頭の回転の速さは必要なのか。

面白くなるために、頭の回転の速さは必要なのか。 | 面白い人になる30の方法

面白くなるために、頭の回転の速さは必要なのでしょうか。

テレビで活躍する芸人は、いつも頭の回転が速くて驚かされます。

ボケやツッコミが素早くできる。

いつも返事が速くて的確。

きわどい受け答えもスムーズにできる。

「頭の回転が速いな」と感心して、才能を感じることもあるのではないでしょうか。

もちろん面白い人になるために、頭の回転は、遅いより速いほうがいいのはたしかです。

返事が速いとテンポがよくなるので、会話も盛り上がります。

平凡な言葉より面白い言葉のほうが、笑いも生まれます。

頭の回転には、生まれつきの素質が関係している部分があります。

さまざまな返事の選択肢から、とっさに最適な返事ができる力は、役立ちます。

生まれつき頭の回転が速い人は、コミュニケーション能力も高くなりやすいため、面白い人に有利と言えるでしょう。

では、生まれつき頭の回転が遅い人は面白くなれないかというと、そうではありません。

頭の回転は、すべて先天的要素で決まるものではなく、後天的要素もあります。

頭の回転は、運でもなければ、才能でもありません。

劣等感に悩むだけでは、会話は上達しない。

大切なのは、頭の回転より場数です。

頭の回転は、最初からすべて決まっていることではなく、場数によって向上させることができます。

返事が速いのも面白い一言が言えるのも、場数がポイントです。

「この一言にはこう返事をする」というパターンを意識的に学んでいきましょう。

頭の回転が遅くても、会話の場数を経験することで、だんだん面白い返事ができるようになり、上達していきます。

芸人の会話が面白いのは、もともと頭の回転が速いこともありますが、それだけではありません。

私たちの見えないところで、涙ぐましい努力と膨大な場数を踏んでいて、トレーニングを重ねています。

会話中、偶然面白い言葉を見つければ、すぐメモ帳に書き留めて、身につける努力をしています。

地道な努力が積み重なった結果、頭の回転が速くなっています。

「もともと自分は頭の回転が遅いからダメだ」と諦めないでください。

頭の回転は、素質ですべて決まるものではなく、場数によって向上する能力です。

さまざまなタイプの会話をしましょう。

年下だけでなく、年上とも会話をする。

同性だけでなく、異性とも会話をする。

雑談だけでなく、議論もする。

さまざまな会話を経験していくことで「こう返事をすればいい」という適切な会話のパターンが身につきます。

もちろん面白い返事を意識しながら会話すれば、さらにベターです。

会話の場数は、少なくて困ることはあっても、多くて困ることはありません。

会話の場数があればあるほど、慣れと余裕が生まれ、会話も上達していきます。

とっさに面白い一言も言いやすくなるのです。

面白い人になる方法(27)
  • 会話の場数を踏んで、頭の回転を速くしていく。
相手からばかにされても、怒るのではなく、笑い飛ばそう。

面白い人になる30の方法

  1. 面白い人になるために一番大切なのは、相手を楽しませたい気持ち。
  2. 面白い人とは、自負するものではなく、評価されるもの。
  3. 面白い人になるためには、自分を変えていく努力が必要。
  4. 面白い人は、性格が明るく、ポジティブ思考。
  5. 面白い人になるためには、オープンな性格になることが大切。
  6. 自分がしたい話より、相手が楽しめる話をする。
  7. 面白い人の真似をしてみる。
  8. 面白い人には、ユーモアのセンスがある。
  9. 面白い人になるためには、面白い話が必要とは限らない。
  10. 笑えるネタでなくてもいい。
    明るく楽しいネタで十分。
  11. 世間に無知では、面白くなれない。
  12. 面白いネタを見つけるにも「積極性」が大事。
  13. どんなに面白い話も、回りくどいと、台無しになる。
  14. しっかり聞けない人は、よい返事もできない。
  15. とことん相手の話を聞くだけで、面白い人になれる。
  16. 人をばかにして笑いを取るのは、NG。
    自分をばかにして笑いを取るのは、OK。
  17. 豊富な語彙力は、面白い人になるための土台。
  18. 面白いから、オーバーリアクションをするのではない。
    オーバーリアクションをするから、面白くなる。
  19. 面白いネタやエピソードを作るには、遊びが欠かせない。
  20. 笑いの基準を下げる。
    ささいなことでも笑うようにしよう。
  21. おやじギャグは、笑わせるネタではない。
    場を凍り付かせるネタである。
  22. 面白いから、笑うのではない。
    笑うから、面白くなる。
  23. ユーモアの失敗を恐れない勇気が大切。
  24. 同じ人に同じネタを使うのは、マナー違反。
    面白いネタも、2回目から平凡になる。
  25. ボディーランゲージがあると、会話はもっと面白くなる。
  26. 褒めることも、面白いネタの1つになる。
  27. 面白くなるために、頭の回転の速さは必要なのか。
  28. 相手からばかにされても、怒るのではなく、笑い飛ばそう。
  29. 面白い人は、形式やルールにこだわらない。
  30. 「面白い」という一言は、あらゆることを面白くさせるスパイス。

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