面白いネタを言われたとき、どんなリアクションをしていますか。
ほほ笑む。
うなずく。
返事をする。
もちろん普通に反応するのも悪くありません。
きちんとリアクションを返せば、相手は、自分の話がウケていることがわかるでしょう。
楽しいことには、言葉や態度で反応を見せると、会話が進みやすくなります。
上品な人を気取って、わざとおとなしいリアクションをする人もいるでしょう。
本当は笑いたくても、笑いじわを気にして、笑いを我慢する人もいるかもしれません。
もちろんノーリアクションに比べれば、反応があるだけまだいいのですが、盛り上がりに少し欠けるところがあります。
普通のリアクションでは物足りない。
普通に淡々としたリアクションでは、会話も雰囲気もなかなか盛り上がりません。
面白い人になるためには、さらに心がけたいことがあります。
それが、オーバーリアクションです。
話の中に面白いネタが登場したら、大きな反応を心がけましょう。
大きく口を開けて笑う。
笑いじわをたくさん作る。
両手をぱちぱち叩きながら楽しむ。
大きく目を見開いて、驚いた表情を見せる。
頭を大きく動かして、激しくうなずく。
テレビで活躍する、名司会者やお笑い芸人を思い出してください。
話を盛り上げるプロは、オーバーリアクションが特徴です。
驚いたり笑ったりして表情の変化が豊かなので、見ている側も楽しめます。
大きなリアクションは、見ているだけで楽しめます。
話を楽しんでいる様子がありあり伝わってきます。
明るい雰囲気が出てきて、場が盛り上がっていくのです。
面白い人になりたいなら、オーバーリアクションを心がけていきましょう。
どんどん会話が進み、盛り上がります。
オーバーリアクションを恥ずかしく感じる人もいるかもしれませんが、考えすぎです。
きちんとリアクションを見せたほうが、相手は自分の言葉がウケているとわかるので、安心できます。
相手は「楽しんでいる」「話してよかった」「もっと話したい」という気持ちになります。
笑ったときにできる顔のしわも気にしないことです。
笑いじわは、普通のしわとは違い、ポジティブな印象があります。
むしろたくさんの笑いじわを見せつけるように笑うくらいでちょうどいい。
オーバーリアクションは楽しい雰囲気を促すため、普通に面白い話でも、ますます面白く感じてきます。
面白いから、オーバーリアクションをするのではありません。
オーバーリアクションをするから、面白くなるのです。