面白い人になるためには、ボディーランゲージが役立ちます。
ボディーランゲージとは、ノンバーバルコミュニケーションの1つ。
言葉を使わずに、体や手足の動きで、意思や感情を伝えることをいいます。
もちろん絶対必須ではありません。
ボディーランゲージはなくても、コミュニケーションは成立します。
私たちは「言葉」という強力な伝達手段があります。
ボディーランゲージがなくても「会話は言葉だけで十分」と思う人もいるでしょう。
ボディーランゲージより言葉のほうが、表現の数も種類も圧倒的に上です。
巧みな話術さえあれば、面白い人になれるだろうと思う。
そのため、ボディーランゲージがおろそかになりがちです。
では、ボディーランゲージは不要かというと、そうではありません。
ボディーランゲージは、言葉ではできない表現を伝えることができるからです。
ボディーランゲージを含めると、会話に臨場感が生まれるので、面白くなります。
たとえば「巨大」を表現するときは、言葉で「大きい」「でかい」と言うだけでなく、左右に両手を広げてみます。
両手を広げて表現したほうが、ありあり様子が伝わって、イメージしやすくなるでしょう。
「多忙」を表現するとき、言葉で「忙しい」「余裕がない」と言うだけでなく、小走りのジェスチャーを見せてみます。
体で忙しさを表現したほうが、意味や印象がより生々しく伝わるでしょう。
ボディーランゲージを含めることで、表現力が向上するので、ますます会話が豊かにできます。
ボディーランゲージは、慣れない人にとって苦手意識があるかもしれません。
特にもともと恥ずかしがり屋にとっては違和感や抵抗感も大きいでしょう。
しかし、勇気を出して、ボディーランゲージを使っていきましょう。
思い出してください。
面白い人になるために大切なのは、相手を楽しませたい気持ちです。
相手を楽しませたい気持ちでサービス精神を持てば、ボディーランゲージの苦手意識も小さくなります。
ボディーランゲージは、知識とは違い、体得するものです。
慣れや経験であり、場数が重要です。
体の動きなので、不慣れのうちは不自然になるかもしれませんが、繰り返していくにつれて自然になります。
慣れてくれば、ボディーランゲージの種類を増やしていきましょう。
ボディーランゲージの種類を増やしていくにつれて、あなたの表現力も向上していきます。