肩に力が入りすぎていませんか。
呼吸が浅くなっていませんか。
仕事に集中するときには誰でも起こる現象ですが、特に完璧主義者は顕著です。
完璧を意識していると、仕事をするとき、責任感やプレッシャーを強く感じるようになります。
普通の人より肩に力が入りやすく、呼吸も浅くなりやすい。
一時的ではなく、慢性的になっている場合が少なくありません。
「肩に力が入っているだけ」「呼吸が浅いだけ」と思いますが、軽視できない悪影響があります。
肩に力が入っていると、血液の流れを妨げるため、疲れやすくなったり仕事のパフォーマンスが低下したりします。
呼吸が浅くなっていると、脳を循環する酸素量も不足するため、頭の働きが低下します。
そうしてストレスを感じると、ますます肩に力も入って呼吸も浅くなる悪循環に陥るのです。
完璧主義者は、今すぐ肩と呼吸を意識しましょう。
まず意識をしながら、肩の力を抜くようにします。
肩をだらんとした状態にして、楽な状態にします。
肩を回してみたり、自分で軽く肩を揉んだりしてみるのも効果的です。
次に深く呼吸をしましょう。
息を吸った後、ゆっくり息を吐く。
吸うより吐くことに力を入れると、酸素を効率よく体内に取り込めます。
肩の力を抜いて深く呼吸をすると、不思議な現象が起こります。
体の力を抜いただけで、自然と心や考え方が柔らかくなっていくことを実感できるのではないでしょうか。
心と体はつながっています。
体の力を抜くことで、心の緊張も抜けていきます。
完璧主義の固い考えが穏やかになり、心が柔らかくなっていくでしょう。
普段から体の硬直を感じたら、意識をして取り組むようにしてください。
完璧主義者は、肩と呼吸への意識を心がけたい。
意識的に肩の力を抜き、深い呼吸を心がければ、感じるストレスやプレッシャーも和らぎます。