現地確認は必要です。
物件情報だけで、物件の良しあしの判断はよくありません。
物件の紹介資料に詳しい情報が豊富に掲載されていると、それだけで確認を満足しがちです。
たとえば、建物の外観から部屋の中まで、カラー写真が細かく載ってあると、実際そこにいるような感覚になるでしょう。
驚くべきことに、最近の不動産業界では、不動産物件を3Dで案内できるサービスまで登場しています。
現地に行かなくても、現地を詳しく見ることができれば、直接訪問する必要はないと思うかもしれません。
しかし、ここで油断してはいけません。
物件情報と実際の様子とでは、何らかのギャップがある可能性があります。
たとえば、物件情報の間取りは広そうに見えても、実際訪問して様子を見てみると、狭く感じるかもしれません。
写真では室内の壁が白色に見えても、直接確認すると、淡い肌色かもしれません。
「閑静な住宅街」とあっても、現地を訪問すると、最近始まった工事物件が近場にあって、意外とうるさいかもしれません。
部屋の広さや雰囲気も、写真で見る様子と実際の様子とでは、何らかの違いがあるかもしれない。
現地を訪問して、初めてわかることがあります。
実際に賃貸物件を訪問することで、五感を通してさまざまな発見ができるでしょう。
現地を訪問することで、物件情報に載っていない「何か」に気づけます。
物件情報と実際の様子には、多少の差があります。
物件情報だけで選ぶのは、失敗をしに行くようなもの。
どんなにカラー写真が豊富であろうと、現地確認は必要です。
いくら物件情報が詳細であっても、そこで満足せず、きちんと現地を訪問して確かめてください。
すべてを細かく確認するのは大変なので、目星を付けて、数を絞った段階で確認するのがいいでしょう。
面倒だと思っても、一度は現地に行き、直接確認することをおすすめします。