同棲解消はメリットばかりではありません。
良かれと思った同棲解消でも、やはりデメリットがあります。
前もってデメリットを把握して、本当に同棲解消をしていいのかよく考えておきましょう。
一番大きなデメリットは、やはり大きな手間暇がかかることでしょう。
まず同棲解消の話し合いが必要です。
スムーズに話し合えるとは限らず、引き止められたら説得も必要です。
物件探し・賃貸契約・名義変更・引っ越しなど、大変な作業の連続です。
時には同棲相手だけでなく、自分の親や相手の親に説明しなければいけない場合もあります。
準備に時間がかかるため、完全に同棲解消するまでに数カ月間はかかるのが一般的です。
引っ越し費用・敷金・礼金など、大きなお金がかかります。
家賃や通信費などを折半していた場合、新しく一人暮らしを始めると、すべて自分が負担しなければなりません。
単純に計算すると、生活維持費が2倍になります。
同棲解消をしたくても、お金がないためできない話も珍しくありません。
同棲解消をするなら、前もってまとまった貯金を準備しておくのが賢明です。
同棲解消してしばらくは、不安や寂しさに襲われやすい傾向があります。
涙が止まらなかったり、情緒不安定な日々に悩まされたりなどです。
いずれ時間が解決することですが、失恋・同棲解消のショックは、ある程度覚悟しておく必要があるでしょう。
同棲解消は、退職でもなければ、離婚でもありません。
当然ですが、戸籍に残るわけでもなければ、履歴書に書く必要もありません。
それぞれ状況も異なります。
しかし人によっては、退職や離婚歴と似た印象を抱いたり、抱く環境があったりします。
自分がそう思ってしまうこともあれば、他人からそう思われることもあり、さまざまです。
「途中で解消した」という印象が強調されると、新しい恋愛の妨げになることもあります。