しっかり睡眠時間を取りましょう。
特にこれは、若いころからの蓄積が大切です。
長生きする人の生活スタイルを研究すると、睡眠時間が多いことに気づきます。
7~8時間前後の十分な睡眠を、若いころから心がけている人が多いです。
なぜ、睡眠時間が重要なのかというと「ストレス解消」が関係します。
老化の原因は、人がさびる要因となる「活性酸素」が原因です。
その活性酸素は、生きていれば必ず発生しますが、特に「大量に発生する瞬間」があります。
ストレスを感じているときです。
精神的なストレスは、多くの活性酸素を作り、老化を促進させてしまいます。
ストレスを感じると、その穴を埋めるために、体中が活動するからです。
ストレスがなければいいと考えてしまいますが、そう単純な話ではありません。
ストレスがない生活は、社会生活を営む上では避けられませんし、適度なストレスはむしろ勉強や仕事でよい刺激となります。
大切なことは、ストレスを「感じないこと」ではなく「ためないこと」です。
適度なストレスのある生活は心がけつつも、ストレスはためず、その日のうちに解消できればいい。
そのポイントこそ「睡眠」です。
最低6時間以上の睡眠は、必要です。
理想は、7~8時間前後です。
9時間以上の長すぎる睡眠も体によくない研究結果がありますが、忙しい現代社会に、長い睡眠を取る心配は、さほどないでしょう。
7~8時間前後の睡眠をしっかり取れば、ストレス解消ができ、健全、かつ長生きのできる生活スタイルになります。
寝るのは時間の無駄、と思わないでください。
しっかり寝ると、ストレス解消だけでなく、成長に必要なさまざまなホルモンが分泌されます。
しっかり睡眠を取れば、次の日の朝、肌の調子がよくなるのはそのためです。
まさに、美容と健康における、最高の投資なのです。