笑顔には、緊張を和らげる作用があります。
スピーチやプレゼンでは、にこにこした笑顔を心がけましょう。
ときどきにこにこするのではなく、始まりから終わりまでずっとにこにこした笑顔でいます。
反省や謝罪する場面でないかぎり、にこにこした表情を心がけるのが得策です。
「緊張で笑顔になれない」と思うかもしれませんが、表情が引きつってもいいので笑顔を心がけたい。
表情と精神状態にはつながりがあります。
表情筋の刺激が脳に伝わると、その表情に合った感情を脳が生み出します。
堅苦しい表情をしていると、だんだん心も堅苦しくなり、緊張が強くなります。
柔らかい表情をしていると、だんだん心も柔らかくなり、緊張がほぐれていきます。
緊張しないから笑顔になるのではありません。
笑顔になるから緊張しなくなるのです。
普段にこにこしながら話すことに慣れていないなら、何度もリハーサルを重ねて練習をしましょう。
できないなら、できるようになるまで練習です。
なかなかできなくても、諦めずに練習します。
引きつった笑顔でもOK。
引きつった笑顔であっても、無表情に比べればはるかに好印象です。
にこにこしながら話をすると、リラックス効果が促されて話しやすくなります。
話し手が明るい表情で話していると、明るい雰囲気も漂います。
発表内容まで素晴らしく感じるようになるメリットもあります。