執筆者:水口貴博

緊張による震えを止める30の方法

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本番直前にあれこれ考えない。最初の部分に集中しよう。

本番直前にあれこれ考えない。最初の部分に集中しよう。 | 緊張による震えを止める30の方法

スピーチやプレゼンの本番直前に、あれこれ考えるのはよくありません。

心理的に本番直前は心配や不安が高まり、いろいろなことを考えたくなるでしょう。

「最初に○○を話して、次は○○を説明して、それから○○の話題に移って……」

もちろん練習段階なら、あれこれ考えるのはいいでしょう。

しかし、本番直前に全体を振り返るのはよくありません。

あれこれ考えたほうが復習になってよさそうな気がしますが、注意が必要です。

過度の緊張やパニックを招く危険があるからです。

脳のワーキングメモリーは、容量に限界があります。

一度に多くのことを考えると、ワーキングメモリーの許容範囲を超えてしまいます。

情報の整理が難しくなって、頭が混乱してしまうのです。

練習を十分したにもかかわらず、本番で急に頭が真っ白になる人がいますが、あれこれ考えていることも一因になっています。

思考の限界を超えた結果、記憶が飛んでしまうのです。

人前での発表直前は、あれこれ考えるのではなく、最初の部分に集中しましょう。

たとえば、スピーチやプレゼンなら導入部分。

面接なら自己紹介や自己PRです。

最初の部分に集中していれば、考える範囲が限られるため、思考や情報を整理しやすくなります。

出だしは、全体の流れや雰囲気を作る大切な瞬間でもあります。

最初がうまくいけば、調子が出て、冷静になれます。

後は自然と体が動き始めるでしょう。

緊張による震えを止める方法(26)
  • 本番直前は、一度に全体を集中するより、最初の部分に集中する。
徹底的に楽しいことを想像して、緊張を吹き飛ばす。

緊張による震えを止める30の方法

  1. なぜ緊張すると、声や手足が震えるのか。
  2. 緊張対策は「緊張に打ち勝つ心を持つ」という決意から始まる。
  3. 緊張しているときは、肩の力を抜く。
  4. 軽いジャンプには、緊張をほぐす効果がある。
  5. あくびの真似をするだけで、緊張がほぐれる。
  6. ネガティブ思考の人は、被害妄想に要注意。
  7. 力みと脱力の繰り返しで、過度の緊張をほぐす。
  8. 緊張したときは、落ち着きのない態度に要注意。
  9. 完全に緊張をなくそうとしない。
    「少し緊張がほぐれたらよい」と考える。
  10. 緊張しないから笑顔になるのではない。
    笑顔になるから緊張しなくなる。
  11. 緊張で手が震えたときに役立つのは、自分の両手。
  12. 本番前の発声練習には、カラオケがうってつけ。
  13. 緊張で声が震えるときこそ、大きな声を出そう。
  14. 好きな音楽を聴いて、心も体も躍らせよう。
  15. 自信があるから背筋を伸ばすのではない。
    背筋を伸ばすから自信が出てくる。
  16. 好きな気持ちに意識を向けることで、緊張も小さくなる。
  17. 輪ゴムによる痛みで、緊張から意識をそらす。
  18. 一口の水を飲むだけで、緊張がほぐれる。
  19. 緊張したら、うがいをしよう。
  20. 冷たい水で顔を洗うと、一瞬でリラックスできる。
  21. 緊張したら、体の珍しい変化を楽しむくらいでちょうどいい。
  22. 精神安定剤で、緊張を防ぐ。
  23. 緊張をほぐすなら、首を冷やす。
  24. ポケットに手を入れるのは、手の震えがばれるより、感じが悪い。
  25. ボディーランゲージの3つの効果。
    「表現力の向上」「緊張の緩和」「余裕の表現」。
  26. 本番直前にあれこれ考えない。
    最初の部分に集中しよう。
  27. 徹底的に楽しいことを想像して、緊張を吹き飛ばす。
  28. 日光を浴びると、緊張も吹き飛ぶ。
  29. 空気を「緊張をほぐす薬」と思って吸い込むと、癒し効果が高まる。
  30. 携帯用カイロから熱をもらうと、緊張もほぐれる。

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