緊張したときは、きちんと日光を浴びましょう。
緊張と日光は無関係に思えるかもしれませんが、誤解です。
日光には「セロトニン」という脳内神経伝達物質を促す作用があります。
セロトニンは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれていて、精神安定を促す働きがあります。
しっかり日光を浴びることで、セロトニンの分泌がよくなり、緊張を吹き飛ばせます。
もちろん日光を浴びることはメリットばかりではありません。
「しみやしわができそうで怖い」
「紫外線が怖いから、日光を浴びたくない」
日光浴にリスクを感じる人もいるのではないでしょうか。
たしかに日光に含まれる紫外線は、しみ・しわ・日焼けの原因になります。
紫外線に当たりすぎると、皮膚がんにつながる可能性があるのも事実。
しかし、ここでの日光を浴びる話とは、大げさなことではありません。
何時間もずっと浴び続けるわけではありません。
ほんの数十秒でいいのです。
あくまで緊張をほぐすために、少し日光浴を楽しむ程度の話です。
室内の光でもいいですが、やはり太陽の光であることが大切です。
自然光のほうが、人の気持ちに作用する力が強い。
光が強かったり赤外線が含まれていたりなど、気持ちを生き生きさせる力があります。
室内より外に出たほうが、全身でたっぷり日光に当たることができます。
シャワーを浴びるかのように、顔を上に向け、両手を広げながら日光を浴びると、緊張がほぐれるでしょう。