日本のことわざに「犬も歩けば棒に当たる」という言葉があります。
犬も散歩をしていれば、たまには電柱などに頭をぶつけることから、物事を行う者は、時に災いに遭うという意味で使われます。
犬が電柱や壁に頭をぶつけるなんて、ほほ笑ましい光景ですね。
しかし、もし「たまに」ではなく「頻繁に」、壁や電柱に頭をぶつけるようになれば笑えません。
犬の年齢が12歳を超えていませんか。
高齢の場合、もしかしたら認知症が進み始めている可能性があります。
ぼけ始めてきています。
実は、犬もぼけるという現象が確認されています。
犬がぼけるのは、さまざまな現象があります。
認知症の現象はさまざまですが、12歳を超えた犬が、普段と違った行動が目立ち始めれば疑っていたほうがいいでしょう。
また、統計としては、オスのほうがぼけやすいようです。
ぼけてきた犬には、厳しくするより、優しくしましょう。
たとえば、歩き方がゆっくりになれば、飼い主も犬の散歩のスピードを落とします。
排泄がうまくできなくなれば、犬用のおしめをつけておくといいでしょう。
また、認知症を軽くさせるための薬やサプリメントもあるようですから、一度検討してみるといいでしょう。