行きつけのお店は、何軒ありますか。
飲食店・喫茶店・洋服店。
パン屋・雑貨屋・おもちゃ屋。
突然ですが、そのお店の名前を言えるでしょうか。
行きつけのお店でも、意外に抽象的な呼び方になっている場合が少なくありません。
「あそこの角にあるお店」
「四つ角のところにある赤いレストラン」
お店の存在は知っていても、意外に店の名前まで把握している人は少ないのではないでしょうか。
全国展開のチェーン店は、知名度があって覚えやすいですが、個人商店は、店の名前まで意識する人は少ないのが現状です。
せっかくの行きつけのお店ですから、お店の名前くらい覚えてはいかがでしょうか。
お店の名前をきちんと覚えることが、そのお店に対する愛情です。
今度行く機会があれば、ぜひ、お店の名前を確認しておきましょう。
お店の名前には、店長の思いが強く込められています。
親がわが子に思いを込めて名前をつけるように、店長も、店に思いを込めて名前をつけます。
たとえば、店長との会話でさりげなくお店の名前を出すと、きっと喜ばれるでしょう。
「このお店はすてきですね」より「○○(お店の名前)はすてきですね」と褒めるほうが具体的になります。
お店の名前を出すことでお店を大切にしている印象を与えられます。
「○○(お店の名前)には、どういう意味があるのですか」
お店にちなんだ質問をしてみると、どんどん話が弾むはずです。
きっと店長はせきを切ったように、熱い思いを語ってくれるに違いありません。
お店の名前を覚えると、店長と仲良くなれるのです。