初めてお店に入るときはどきどきします。
店内の様子がわからないので緊張します。
「雰囲気のいいところであってほしいな」と思いながら入店するでしょう。
行きつけのお店は、何軒ありますか。
飲食店・喫茶店・洋服店。
パン屋・雑貨屋・おもちゃ屋。
なかなか予約が取れないお店はありませんか。
レストランや寿司屋、美容院やエステティックサロンなど。
評判の良いお店はいつもいっぱいで、予約がスムーズに取れません。
ときどきお店の出入り口で立ち止まっている人がいます。
スマホを操作していたり友人とおしゃべりを楽しんでいたりです。
順番待ちときならいいのです。
閉店10分前をセーフだと思い込んでいるお客さんがいます。
たとえば、20時が閉店だとして、19時50分に入店するのです。
店内では『蛍の光』が流れているのに堂々と入ってきます。
雨が降ったとき、書店やレストランでは「傘袋」を用意してくれます。
ナイロンでできた半透明の袋であり、入り口付近にあるのが定番です。
傘がぬれているのに、傘袋を使わず、適当にたたんで店内に入る人がいます。
外国人雇用が進む中、街のいたるところで外国人従業員を見かけるようになりました。
従業員の半分以上は外国人という企業も少なくありません。
お店に行って外国人従業員が出てきたとき、むっとする人がいます。
飲食店で注文の際、店員さんは最後に注文内容を復唱して確認するのが一般的です。
「確認のためご注文を繰り返します」
店員さんが1つずつ注文内容を復唱するのですが、このときほとんど耳を傾けない人がいます。
飲食店で勝手に席を移動する人がいます。
店員さんから案内された席に座ったものの、もっと良い席を見つけたので移動します。
眺めの良い席、広々とした席、居心地の良い席。
レストランで注意したいマナーがあります。
お店の人が料理を運んで、テーブルの上に会計伝票を置きます。
このとき、会計伝票を置く前に料理を食べ始める人がいます。
ある日コーヒーを注文したところ、アイスコーヒーが出てきました。
ホットコーヒーのつもりで「コーヒー」と言ったのに、アイスコーヒーが出てくると驚くでしょう。
特に行きつけのお店でよくあります。
レストランに入ってメニューを見ていたところ、おいしそうな料理を見つけました。
盛り付けが豪華でボリュームもたっぷり。
「食べてみたい!」と思って注文しました。
店に入っても、何も買わずに出ることがあります。
何か品物を買ったときは、お店から出るとき「ありがとうございました」と、お礼を言います。
良い買い物ができたので、お店の人にお礼を言うのが自然です。
飲食店で食事を終えてしばらくすると、店員さんがそっと近づいてお皿を下げてくれるときがあります。
「お皿をお下げします」と言って、食べ終えたお皿を片付けてくれます。
テーブルの上からお皿がなくなれば、目の前がすっきりしますね。
友人から「新しいお店をオープンした」という報告を受けます。
「自分のお店を持つ」という念願の夢を叶えた友人はにこにこしていて嬉しそうです。
友人から独立開業の報告を受けると、自分のことのように嬉しいものです。
ファストフード店に団体で入ると、1つのテーブルでは間に合わないことがあります。
2人用のテーブルに4人で座るのは無理があるでしょう。
ファストフード店は、自由席が一般的です。
人から食事をごちそうになることがあります。
相手から「今日の食事代は私が持ちます」と言われることがあるでしょう。
このとき、とっさに否定していませんか。
お店のレジで、店員さんと雑談することがあるでしょう。
毎日通うお店では、店員さんと顔なじみになり、話しやすくなります。
仲良くなれば、時にはプライベートな話をすることもあるでしょう。
値切ることができれば「ラッキー!」と喜ぶ人がいます。
たしかに価格より安く購入できたことになります。
ちょっとだけ節約できたことになります。
コンビニや飲食店で、もたもたしている店員さんと出会うことがあります。
言葉遣いがたどたどしかったり、手際が悪くて時間がかかったり。
動きや言葉遣いから、まだ仕事に慣れていないことがわかります。
予約が必要な場面があります。
ホテル、カフェ、レストラン、旅行ツアーなど、予約をすることが多いです。
カフェやレストランなど予約がなくてもOKのところもありますが、席を確保したいなら、予約があったほうが安心です。
飲食店で「金属製の呼び出しベル」を見かけることがあります。
レジのところに置いてあって、レジに店員さんがいないとき、呼び出しベルを鳴らして呼びます。
カジュアルなカフェやファミリーレストランで見かけることが多いですね。
料理が運ばれてきたときやレジでお会計を終えたときは、店員さんに感謝を伝えますね。
お客さんの立場でも、感謝の言葉は欠かせません。
店員さんがいるおかげで、商品やサービスを享受できています。
レストランで食事を終えたら、お店の人にお礼を言います。
定番のお礼は「おいしかったです」「また来ます」です。
お会計の際、この2つのお礼を伝えると、お店の人は笑顔になってくれます。
書店で手に取った本は、きちんと元の位置に戻しましょう。
それぞれの本は、五十音順やジャンル別に並べられています。
本棚から本を取ったとき、元の位置はちょっと隙間が空いているので、すぐわかるでしょう。
ときどき書店で長時間立ち読みをしている人がいます。
本棚の前でずっと本を持ったまま動きません。
そのまま1冊を読み切ってしまいます。
高級ブランドショップに行くときの理想的な服装は、スーツです。
もちろん高級ブランドショップは、カジュアルな服装でも入店が可能です。
店側としては、私服のお客さまも大歓迎。
仕事関係で飲食を楽しんだとき、領収書が必要になることがあります。
あなたが領収書をもらうとき、どんな言い方をしますか。
よくあるセリフとしては「領収書をお願いします」といった言い方が多いのではないでしょうか。
劇場、コンサート、飲食店では、アンケートボックスを見かけることがあります。
ツアーやセミナーでもアンケート用紙が配られることがありますね。
意見があれば、どしどしアンケートで伝えたい。
アパレルショップでは、店員さんに案内されて服を買うことがあるでしょう。
「こちらは出たばかりの新作です」
「よくお似合いですよ」
初めてお店に入るときはどきどきします。
店内の様子がわからないので緊張します。
「雰囲気のいいところであってほしいな」と思いながら入店するでしょう。
気になるのは、店内の様子だけではありません。
「感じのいい店員さんがいるかな」と思います。
感じのいい店員さんがいてくると安心します。
親切で笑顔の多い店員さんがいてくれると、店内もより快適に感じます。
感じのいい店員さんなら、店内を見やすかったり、過ごしやすかったりします。
質問にも丁寧に答えてくれ、話をしても弾みやすいでしょう。
しかし、ここで大切なことに気づいてください。
感じのいい店員さんを求める前に、感じのいいお客さんになっているかということです。
感じのいい店員さんを気にするのもいいですが、まず自分が感じのいいお客さんになることです。
店員さんだけ好感を求め、自分は何もせず受け身でいるのは少し不公平でしょう。
「お客だから」とふんぞり返るのは良くありません。
「お客さまは神様」「顧客が絶対偉い」という気持ちは、自然と相手に伝わります。
店員さんが挨拶をしても返事がなくむすっとしたままだと、感じが悪いお客さんに見えるでしょう。
お店の人にとっても、感じのいいお客さんと思われるよう心がけることが大切です。
感じのいいお客さんになるコツは簡単です。
店内に入ったら、軽く会釈をしながら笑顔で挨拶をすればいいだけです。
にこにこしながら、軽く会釈だけするのも良し。
「こんにちは」ときちんと声に出して挨拶ができれば、第一印象は完璧です。
感じのいいお客さんとわかれば、店員さんも穏やかな気持ちになるでしょう。
店員さんと打ち解けやすくなれば、その分サービスも豊かになるでしょう。
好感を求めるばかりでなく、好感を与えるようにしましょう。
本屋・デパート・ホテル・レストラン・文化施設など、場所は問いません。
たとえコンビニで買い物をするときも、考え方は同じです。
お金を払う立場でも、謙虚と礼儀作法は大切です。
まず感じのいいお客さんになりましょう。
お互いとも感じのいい人になれば最高です。
行きつけのお店は、何軒ありますか。
飲食店・喫茶店・洋服店。
パン屋・雑貨屋・おもちゃ屋。
突然ですが、そのお店の名前を言えるでしょうか。
行きつけのお店でも、意外に抽象的な呼び方になっている場合が少なくありません。
「あそこの角にあるお店」
「四つ角のところにある赤いレストラン」
お店の存在は知っていても、意外に店の名前まで把握している人は少ないのではないでしょうか。
全国展開のチェーン店は、知名度があって覚えやすいですが、個人商店は、店の名前まで意識する人は少ないのが現状です。
せっかくの行きつけのお店ですから、お店の名前くらい覚えてはいかがでしょうか。
お店の名前をきちんと覚えることが、そのお店に対する愛情です。
今度行く機会があれば、ぜひ、お店の名前を確認しておきましょう。
お店の名前には、店長の思いが強く込められています。
親がわが子に思いを込めて名前をつけるように、店長も、店に思いを込めて名前をつけます。
たとえば、店長との会話でさりげなくお店の名前を出すと、きっと喜ばれるでしょう。
「このお店はすてきですね」より「○○(お店の名前)はすてきですね」と褒めるほうが具体的になります。
お店の名前を出すことでお店を大切にしている印象を与えられます。
「○○(お店の名前)には、どういう意味があるのですか」
お店にちなんだ質問をしてみると、どんどん話が弾むはずです。
きっと店長はせきを切ったように、熱い思いを語ってくれるに違いありません。
お店の名前を覚えると、店長と仲良くなれるのです。
なかなか予約が取れないお店はありませんか。
レストランや寿司屋、美容院やエステティックサロンなど。
評判の良いお店はいつもいっぱいで、予約がスムーズに取れません。
予約が取れたとしても、直近の日ではなく、何週間・何カ月と先になることがあります。
なかなか予約が取れないことに不満を感じることがあるかもしれません。
「どうして予約が取れないの?」
「なかなか予約が取れなくてサービスが悪い!」
お店に文句を言いそうになるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
お店は何も悪いことはしていません。
自分の都合がうまくいかないからといって、お店の悪口を言わないことです。
ここで大切な考え方があります。
なかなか予約が取れないお店に文句を言うのではありません。
正真正銘の人気店を知れてラッキーと考えましょう。
口コミは、アンチによる不当な評価やステルスマーケティングの偽情報が混じることが少なくありません。
幅広い口コミであればあるほど真偽を見分ける判断力を要しますが、なかなか予約が取れないお店は違います。
予約が取れないことに、偽装や自作自演はあり得ません。
つまり、正真正銘の人気店である証拠なのです。
なかなか予約が取れないお店は、世の中にそれほどたくさんあるわけではありません。
非常に数が少なく、貴重な存在です。
なかなか予約が取れないからといって、予約が不可能というわけではないでしょう。
今週中というわけにはいかず、しばらく先の日程になるかもしれませんが、ぜひ予約をお願いしましょう
予約ができるだけでもありがたいことです。
予約が数週間後や数カ月後になるかもしれませんが、待てばいいことです。
待ち時間が長くなりますが、ものは考えようです。
「待ち遠しい時間が増えて嬉しい!」と思えばいいのです。
先の予定に楽しみがあればご褒美効果も生まれるため、仕事や勉強にも身が入ります。
あなたの街には、なかなか予約が取れないお店が何軒ありますか。
1軒でもあれば、あなたは幸せです。
そのお店は、正真正銘の人気店です。
ときどきお店の出入り口で立ち止まっている人がいます。
スマホを操作していたり友人とおしゃべりを楽しんでいたりです。
順番待ちときならいいのです。
お店の前に長い行列ができていて、入店に順番待ちが必要であれば、出入り口に立ち止まることになります。
待ち時間も長いはずですから、スマホをいじったり同伴者とおしゃべりを楽しんだりするのはまったく問題ありません。
しかし、行列の順番待ちでもないに出入り口で立ち止まる人がいます。
これは良くありません。
スマホやおしゃべりに集中していると周囲が見えなくなるのはわかりますが、ここは注意したいところです。
お店の出入り口にいると、ほかのお客さんがスムーズに出入りしにくくなります。
目の前のことに夢中になっていると、周りのお客さんの迷惑になっていることに気づけないときがあります。
「ちょっとならいいかな」と思いますが、ちょっとで終わらないことも多いもの。
ほかのお客さんの迷惑になるだけでなく、売上に影響してお店にも迷惑がかかってしまいます。
お店の出入り口は「立ち止まり禁止エリア」と考えましょう。
スマホやおしゃべりを楽しむなら、お店の出入り口から離れたところに移動してからです。
お店の出入り口で立ち止まらない人が、良いお客さんです。
閉店10分前をセーフだと思い込んでいるお客さんがいます。
たとえば、20時が閉店だとして、19時50分に入店するのです。
店内では『蛍の光』が流れているのに堂々と入ってきます。
100歩譲って、閉店時間までに退店できるなら、まだいいのです。
3分で終わる用事のときもあるでしょう。
ささっと用事を済ませ、きちんと閉店時間までに退店できるなら、ぎりぎりセーフです。
直前の閉店もありでしょう。
しかし、閉店10分前に入店すると、たいていは閉店時間を超えます。
こういうお客さんは歓迎されません。
お店を閉めたくても閉められません。
お客さんとしては「売り上げにつながるんだからいいだろう」と思いますが、お店側としては違った考え方です。
店員さんは延長しては働かなくてはいけなくなり、余計な残業を増やすことになるのです。
閉店時間になったら、その人の仕事はもう終わりです。
店員さんはすでにくたくたに疲れています。
さっさと店を閉めて、掃除と後片付けを済ませ、早く家に帰ってのんびりしたいのです。
業後に予定を入れていることもあるかもしれません。
閉店10分前に入店されると、だいたい迷惑がられます。
「いらっしゃいませ!」と顔はにこにこしていても、心の中では「勘弁してほしい」とため息をついているケースがあるのです。
特に接客業の場合、お客さんと良好な関係を保ちたいこともあって断りにくいものです。
お店には、時間に余裕を持って足を運ぶようにしましょう。
予約が取れるなら、予約を取ってから向かいます。
閉店10分前であれば、入店を諦めるのが無難です。
入店してから閉店10分前だと気づくこともあるかもしれません。
閉店間際だと気づいたら、別の機会に改めるのも1つの手です。
ほかにもお店はたくさんあるはずです。
また別の機会に足を運べばいいことです。
閉店10分前をセーフだと思い込んでいるお客さんにならないことが大切なのです。
雨が降ったとき、書店やレストランでは「傘袋」を用意してくれます。
ナイロンでできた半透明の袋であり、入り口付近にあるのが定番です。
傘がぬれているのに、傘袋を使わず、適当にたたんで店内に入る人がいます。
自分勝手な人は、小雨のとき、傘袋を使いません。
「いちいち袋に入れるのが面倒」「大してぬれていないから大丈夫」など思っているのです。
たしかに傘を折りたたんで袋に入れる作業は少しだけ手間がかかります。
こういう人がいると、店員さんは眉をひそめるでしょう。
店側が傘袋をわざわざ用意しているのは「気を利かせているから」です。
まずお客さまである自分がぬれないために、傘袋を用意しています。
傘袋の費用は、店側の負担です。
これだけでもありがたいことです。
さらにもう1つ大切な意味があります。
店内で傘から水滴がこぼれ落ちることを防止するためです。
書店の場合、水滴が本の上にこぼれてしまえば、商品が台無しになります。
レストランの場合、店内で傘から水滴がこぼれ落ちると、床が汚れたり滑りやすくなったりします。
食事を運ぶウエイター・ウエイトレスが、水滴のために滑って転んで、運んでいる料理をひっくり返してしまうかもしれません。
食事を運ぶウエイター・ウエイトレスの迷惑になるばかりでなく、食事を待っているお客さまにも迷惑です。
掃除をする手間も増えることでしょう。
だからこそ雨が降った日は、店側が気を利かせて傘袋を用意しています。
「傘袋の費用は店が負担してもいいから、傘袋に傘を入れてから入店してください」という主張です。
その意味を私たちが理解して、店内に入るときには、傘袋に傘を入れてから店内に入るのがマナーです。
きちんと傘袋を使う人が、お店から好かれる良いお客さんです。
外国人雇用が進む中、街のいたるところで外国人従業員を見かけるようになりました。
従業員の半分以上は外国人という企業も少なくありません。
お店に行って外国人従業員が出てきたとき、むっとする人がいます。
「言葉が通じにくい」
「発音が聞き取りにくい」
「やっぱり日本人のほうがいい」
「日本人従業員に代わってくれ」と申し出る人すらします。
たしかにスムーズな接客が期待しにくいところはあるかもしれません。
言葉が通じにくかったり発音が聞き取りにくかったりすることはあるでしょう。
だからといって、むっとするのは大げさです。
それは、自分の中に差別意識がある証拠です。
外国人従業員にむっとするのは失礼なことです。
外国人従業員も、心を持った1人の人間であることに変わりありません。
遠い国からやってきて、慣れない土地でお客さまのために一生懸命働いています。
私たちの母国語を学んでくれるのはありがたいことです。
文化や風習の違いに四苦八苦しながら、真面目に仕事をしています。
人手不足の問題で外国人従業員がいることも考えられるでしょう。
人手不足の解消に貢献していると考えることができ、ありがたいことに変わりありません。
大きな借金を抱えながら働いているケースもあるのですから、その心意気には敬服に値します。
外国人従業員にも、敬意と感謝の気持ちを持って接することです。
「私たちの言葉を勉強してくださってありがとうございます」という気持ちを持ちましょう。
敬意と感謝の気持ちがあれば、少々言葉が通じにくかろうと発音が聞き取りにくかろうと小さなことです。
外国人従業員にも、礼儀を持って丁寧に接することが大切なのです。
飲食店で注文の際、店員さんは最後に注文内容を復唱して確認するのが一般的です。
「確認のためご注文を繰り返します」
店員さんが1つずつ注文内容を復唱するのですが、このときほとんど耳を傾けない人がいます。
面倒くさそうな態度や表情を見せたり、ろくに耳を傾けず「はいはい」と適当にうなずいたりです。
スマホをいじりながら、復唱を聞き流している人もいます。
心当たりがあれば要注意です。
たしかにおっくうに感じるところかもしれません。
「一度注文を言えばわかるだろう」「いちいち客に注文を確認させるな」と考える人もいるでしょう。
注文数が多いときはひととおり復唱するにも時間がかかり、ますます確認がおっくうに感じるでしょう。
だからといって聞き流すような対応は良くありません。
復唱には注文の間違いを防ぐ意味があって大切です。
もたもたしているように感じるなら誤解です。
飲食店にとって重要な意味があります。
注文が間違っていると最初からつくり直しが必要になり、時間や材料費が無駄になります。
余計な手間暇がかかるとほかの注文を押すことになり、ほかのお客さんを長く待たせることにもなってしまいます。
お店側の都合だけでなく、ほかのお客さんに迷惑をかけない意味もあるのです。
おっくうな気持ちがあったとしても、店員さんの復唱にはきちんと耳を傾け、しっかり確認することが大切です。
復唱を確認するといっても、10秒前後で済むことでしょう。
注文数が多くても、30秒程度のはずです。
お客さんとしても、きちんと注文を確認することで、安心して料理が来るのを待てます。
復唱を聞いて間違いなければ、OKの返事をします。
きちんと笑顔でOKの返事ができればパーフェクトです。
注文確認の復唱にきちんと耳を傾けるお客さんは、店員さんから好かれるのです。
飲食店で勝手に席を移動する人がいます。
店員さんから案内された席に座ったものの、もっと良い席を見つけたので移動します。
眺めの良い席、広々とした席、居心地の良い席。
入店したときは埋まっていた席がしばらくして空いたので、こっそり移動することもあるかもしれません。
学食やフードコートのような自由席であればいいのです。
自由席であれば、どこに座ろうと自由で、途中で席を移動することも問題がありません。
しかし、店員さんから案内されるタイプの飲食店であれば要注意です。
「空いているんだからいいじゃないか」と思うかもしれませんが、お店にも都合があります。
伝票には案内したテーブル番号をメモしています。
食事を提供する際、案内した席とは違う席にいると、お店の人は困惑します。
またタブレット端末で食事を注文してから別の席に移動すると、もともといた席に食事が届けられます。
お店の人が案内する席にも理由があります。
1人なら1人席、2人ならボックス席、大人数なら大きなテーブル席など、混み具合を計算に入れた案内をしています。
許可なく勝手に移動されると、お店の人も困るのです。
案内された席が気に入らないときもあるかもしれませんが、できるだけ素直に受け入れるのが良いでしょう。
「この席に案内されたのも運命」と思えば、前向きに捉えられます。
事情があってどうしても席を移動したいときもあるでしょう。
そんなきは、まず店員さんに一声をかけるのがマナーです。
許可が得られれば、気兼ねなく好みの席に移動できます。
勝手に席を移動しないことも、マナーの1つです。
レストランで注意したいマナーがあります。
お店の人が料理を運んで、テーブルの上に会計伝票を置きます。
このとき、会計伝票を置く前に料理を食べ始める人がいます。
つまり、食事が運ばれてきた瞬間です。
一刻も早く食べたい気持ちはわかりますが、これは良くありません。
いわば、フライングスタートです。
会計伝票を置く前に食べ始めると「余裕のない人」に映ります。
早く食べたい気持ちがあるとはいえ、余裕のない様子は品がありません。
お店の人は「会計伝票を置く時間すら待てないのだろうか」と驚くでしょう。
お店の人だけでなく、同席している人も驚かせてしまいます。
「どうしたのだろう。よほどおなかがすいているのだろうか」と思うに違いありません。
特におなかがすいているときは要注意です。
空腹でたまらないときは、食べることで頭がいっぱいです。
早く食べ始めたい気持ちが強いと、つい余裕のない行動を取ってしまうことが少なくありません。
料理が運ばれてきたら、まず気持ちを落ち着かせましょう。
空腹でも焦らないことです。
「温かいものは温かいうちに」「冷たいものは冷たいうちに」という考え方もあるでしょう。
だからといって、フライングスタートは厳禁です。
会計伝票が置かれたらすぐ食べればいいかというと、そこにも注意が必要です。
会計伝票が置かれてすぐ食べ始めるのではありません。
まず一呼吸置いてから食べ始めましょう。
待つとはいえ、長い時間ではありません。
ほんの数秒です。
一呼吸置いてから食べ始めると、落ち着いた印象があって上品に映ります。
料理が運ばれ、テーブルに会計伝票が置かれたら、一呼吸置いてから食べ始めましょう。
このときの「一呼吸」は、料理を眺める時間に充てるといいでしょう。
料理は作品です。
美術館では作品をじっくり眺めて楽しみますが、レストランでも同じです。
料理が運ばれてきたら、じっくり鑑賞してから食べ始めるといいでしょう。
じっくり料理を眺めるのも良し。
食欲をかき立てられ、食べるのがますます楽しみになります。
じっくり器を眺めるのも良し。
美しい器であれば、特徴に気づくセンスが養われるでしょう。
お店の人に、笑顔と軽い会釈をしてから食べ始めると、落ち着きがあってさらに上品です。
ある日コーヒーを注文したところ、アイスコーヒーが出てきました。
ホットコーヒーのつもりで「コーヒー」と言ったのに、アイスコーヒーが出てくると驚くでしょう。
特に行きつけのお店でよくあります。
いつもアイスコーヒーを注文している人が「たまにはホットにしよう」と変更することもあるでしょう。
その際「コーヒー」の一言だけで注文すれば、なじみの店員さんなら「アイスだな」と思うのが自然です。
こんなとき、あなたならどう思いますか。
「コーヒーと言えば普通はホットだろう」と思うかもしれません。
それは勝手な思い込みです。
コーヒーの意味には、ホットとアイスの両方が含まれています。
自分の基準で注文するのは誤解を招くもとです。
「自分の注文の仕方がよくなかった」と思うことです。
店員さんに非があるように思えますが、ホットとアイスを区別して注文しなかった自分にも非があります。
コーヒーを注文してアイスコーヒーが出てきたら、自分の責任です。
どうすればこうした間違いを減らせるのでしょうか。
「ホット」と「アイス」を付けて注文するようにすればいいのです。
アイスの場合「アイス」を付けるのはもちろんですが、ホットの場合も「ホット」を付けます。
「コーヒー」ではなく「ホットコーヒー」という言い方にすれば確実です。
一言を付け加えるだけで、はっきりした意味になります。
言葉数が増えて少し面倒に感じるかもしれませんが、間違いを減らすための配慮です。
なによりお互いのためです。
これはコーヒーに限らず、ほかの飲み物にも言えることです。
ミルクなら「ホットミルク」「アイスミルク」です。
ココアなら「ホットココア」「アイスココア」です。
レモンティーなら「ホットレモンティー」「アイスレモンティー」です。
こうした言い方をすれば、間違いを減らせます。
まだコーヒーだったから良かったと思うことです。
これが仕事で起こると大変です。
「そんなつもりではなかった」「そんなことは言っていない」と食い違いでもめることになるでしょう。
トラブルを招いてしまい、ごたごたすることになるでしょう。
日常で小さな誤解が発生したら改善のチャンスです。
相手の責任にしたら、成長がありません。
自分の言い方を反省すれば、成長があります。
コーヒーを注文してアイスコーヒーが出てきたら、注文方法を見直す機会にしてください。
日常で起こるささいな誤解ですが、あなたの振る舞いを磨くチャンスです。
トラブルを減らすのは、たった一言の配慮です。
レストランに入ってメニューを見ていたところ、おいしそうな料理を見つけました。
盛り付けが豪華でボリュームもたっぷり。
「食べてみたい!」と思って注文しました。
ところが運ばれてきた料理を見ると、メニューに載っている写真と大幅に違っていました。
たしかに料理は合っているのですが、盛り付けが大幅に違っているのです。
こんなとき、あなたならどうしますか。
盛り付けが少し違う程度ならいいのです。
季節によって旬の食材が変更されるのはよくあることです。
つくる人によって盛り付けの量やパターンが少し異なることもあるでしょう。
ちょっと盛り付けが違う程度であれば、寛大になる必要はあるでしょう。
しかし、あるべき具材がないなど、メニューの写真と大幅に違った盛り付けのときは、やはりきちんと指摘するのがベターです。
そこで恥ずかしがってはいけません。
明らかにお店側のミスです。
故意とは限らず、単なる不注意かもしれません。
入ったばかりのアルバイトの人がいて、必要な手順をスキップしたのかもしれません。
さまざまな事情が考えられますが、だからといって限度を超えたものを黙っているわけにはいきません。
「けちくさいかな」「うるさい客と思われないかな」と不安になる必要はありません。
わざわざ指摘するのが面倒に思うかもしれませんが、そこで黙って放置していると、自分が損をするだけではありません。
ほかのお客さんが同じ料理を注文したとき、同じように全然違った盛り付けで驚かされるでしょう。
指摘しにくいかもしれませんが、指摘すべきときにはきちんと指摘することです。
これは正当なクレームです。
お店にとっても不注意に気づけるチャンスなので歓迎です。
ただし「言い方」に注意してください。
乱暴な言葉遣いは避け、丁寧な言葉遣いで伝えるようにしましょう。
「私の勘違いであれば申し訳ないのですが」というクッション言葉から始めれば、とげがありません。
あなたが伝えることで、お店側も問題に気づくチャンスや改善のチャンスが得られます。
できれば口をつける前に指摘したほうがいいでしょう。
料理が運ばれてきた瞬間に気づいたら、その場で指摘するのがベストです。
店に入っても、何も買わずに出ることがあります。
何か品物を買ったときは、お店から出るとき「ありがとうございました」と、お礼を言います。
良い買い物ができたので、お店の人にお礼を言うのが自然です。
気持ちのいいお礼はお店の人も喜んでくれるでしょう。
何かを買って店を出るときはいいのです。
ここで着目したいのは、何も買わずに店を出るときです。
店内を見て回りましたが、買いたいものは見つかりませんでした。
何も買わずに店から出るとき、無言になっていませんか。
何も買わない場合でも、できるだけお礼を言いたい。
「何も買っていないのにお礼を言うなんて、おかしいのではないか」と思うかもしれませんが、おかしいことではありません。
ウインドーショッピングを楽しめました。
素晴らしいものを見させてもらったことに感謝しましょう。
心地よい空間と時間を過ごせたことにお礼を言いましょう。
お店から出るときにもお礼を言うのが自然です。
「ありがとうございました」
にこりと笑って立ち去る姿がかっこいい。
これが、お店の人から愛されるお客さんのマナーです。
飲食店で食事を終えてしばらくすると、店員さんがそっと近づいてお皿を下げてくれるときがあります。
「お皿をお下げします」と言って、食べ終えたお皿を片付けてくれます。
テーブルの上からお皿がなくなれば、目の前がすっきりしますね。
このとき、無言のままになっていないでしょうか。
「どうぞ」というシンプルな一言だけになっていないでしょうか。
たしかに店員さんは、普通に仕事をしただけでしょう。
お皿を下げるだけのことですから、特別何か言う必要はないと思うかもしれません。
店員さんがお皿を下げてくれるときは、ぜひ感謝の言葉を伝えましょう。
「ありがとうございます」
「ごちそうさまでした」
どちらを言ってもかまいません。
もちろん両方言ってもOKです。
店員さんも気持ちよくお皿を下げることができるでしょう。
小さな一言を大切にしてください。
自分も気持ちよく食事の余韻を楽しめます。
「お金を払っている立場なのだから」とふんぞり返るのは良くありません。
お客さんの立場でも感謝の言葉は必要です。
もちろんお会計の際も「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」と言いましょう。
感謝の言葉は、いくら言っても言いすぎることはありません。
お店を出た後も、気持ちのいい余韻が続くのです。
友人から「新しいお店をオープンした」という報告を受けます。
「自分のお店を持つ」という念願の夢を叶えた友人はにこにこしていて嬉しそうです。
友人から独立開業の報告を受けると、自分のことのように嬉しいものです。
友人が新しいお店をオープンしたということで、さっそく足を運びます。
ところがこのとき、気になる光景を見かけることがあります。
親しい関係という理由で、特別サービスを要求する人がいるのです。
「友人じゃないか。安くしてくれよ。無料にしてくれよ」とせがみます。
店主である友人のほうから「安くします」「無料にします」「オプションをつけます」と言うならまだいいのです。
お店側の配慮ですから、ありがたく頂戴すればいいでしょう。
しかし、お客さんの立場にもかかわらず、親しい関係という理由だけで、ずけずけ値切りや無料を要求するのは良くありません。
それは友人に対して失礼です。
友人の仕事を軽く見ていることになります。
お店側も商売です。
友人の仲とはいえ、お店に行くからにはれっきとしたお客さんです。
「友人だから」という理由で特別サービスを要求されては、商売が成り立たなくなります。
友人であろうとなかろうと、お客さんとして来店してサービスを受けるからには、正規の料金を支払うことが大切です。
念願のお店をオープンしたご祝儀という意味でも、たっぷりお金を落としていきましょう。
ファストフード店に団体で入ると、1つのテーブルでは間に合わないことがあります。
2人用のテーブルに4人で座るのは無理があるでしょう。
ファストフード店は、自由席が一般的です。
こうしたときは、移動可能なテーブルをくっつけて、1つの大きなテーブルにするでしょう。
ここまではいいのですが、問題は、食事が済んで店を出るときです。
テーブルをくっつけたまま、店を出ていませんか。
「テーブルを元に戻すのは、お店の人の仕事だろう」
たしかにそうかもしれませんが、お店の人もすぐ気づけるわけではありません。
気づいても、お客さんで混雑していると、すぐ対応できないこともあるでしょう。
お店の人が「そのままで結構です」と言ってきた場合を除き、店を出るときは、くっつけたテーブルは元に戻しておきましょう。
少し手間かもしれませんが、使った人がすぐ戻せば、後のお客さんもスムーズに使えます。
別のテーブルから椅子を借りているなら、やはり元に戻すのが丁寧です。
マナーの問題というより気持ちの問題です。
そうした配慮は、お店の人は見ていないようで見ています。
お店の人は、常に店内に気を配っているため、配慮のあるお客さんにも敏感です。
店にとって良いお客さんになるためにも、気持ちのいいマナーを心がけましょう。
人から食事をごちそうになることがあります。
相手から「今日の食事代は私が持ちます」と言われることがあるでしょう。
このとき、とっさに否定していませんか。
「それは申し訳ないです」
「ごちそうになるわけにはいけません」
「そんなことをされては困ります!」
一度否定してから「ごちそうになります」「甘えさせていただきます」と受け入れるならまだいいのです。
ごちそうされることになっても、感謝の気持ちが伝われば、相手も快く感じるでしょう。
しかし、かたくなに否定し続けるのは良くありません。
「今日はごちそうします」
「いえいえ、そんなことをされては困ります。むしろここは私のおごりで……」
しばらく不毛なやりとりが続くことになる。
そうこう言いながら、今度は会計伝票の争奪戦が始まります。
食事の場で会計伝票の奪い合いをすることほど見苦しいことはありません。
周りのお客さんは振り返り「あらあら」といった感じになります。
なかなか決着がつかないと、会計伝票争奪の主戦場がテーブルからレジに移動します。
レジの店員さんは心の中で「早くお金を払ってほしい」と思い、愛想笑いをしながらじっと待ち続けます。
レジの後ろのお客さんが詰まってしまい、お店にも迷惑です。
支払いのやりとりがかっこ悪いと、食事の後味も悪くなります。
こういうやりとりがあると、ごちそうする側もすっきりしません。
せっかく食事で相手との距離が縮まっても、支払いのタイミングで台無しです。
ごたごたしながらごちそうになると、なかなか仲良くなれないのです。
付き合いが下手な人は「ごちそうになってはいけない」「ごちそうされるのは悪いこと」と思っています。
これは誤解です。
ごちそうになるのは悪いことではありません。
ぐだぐだ残念そうにごちそうになるのが悪いのです。
ごちそうされることを嫌がることは、相手の好意を否定することになります。
本人に悪気はないのですが、心当たりがある人は注意が必要です。
ごちそうされるときのマナーがあります。
ごちそうされるときは、嬉しそうにするのがマナーです。
「本当にいいんですか。ありがとうございます。今日はお言葉に甘えてごちそうになります。次はぜひ私におごらせてください」
一度は遠慮の姿勢を見せてから嬉しそうにごちそうになれば、悪い気はしません。
嬉しそうに様子を見せれば、相手も「ごちそうして良かった。喜んでもらえて良かった」と思ってくれます。
快くごちそうになることは、相手の顔を立てることにもつながります。
また「次はぜひ私におごらせてください」という一言があることもポイントです。
お返しに次回はごちそうしたいことを申し出ておけば、ごちそうになっても悪い気はしません。
「次はぜひ」ということで、さりげなくまた会う約束もできるのです。
お店のレジで、店員さんと雑談することがあるでしょう。
毎日通うお店では、店員さんと顔なじみになり、話しやすくなります。
仲良くなれば、時にはプライベートな話をすることもあるでしょう。
さて、レジで雑談をするのはいいのですが、気をつけたいことがあります。
後ろに並んでいる人への配慮です。
後ろに並んでいる人がいると、あなたがレジで雑談をしている間ずっと待たなければいけません。
なかなか注文させてもらえず、迷惑になるでしょう。
特に話が弾んでいるときは、後ろへの気遣いを忘れがちです。
仲のいい店員さんと雑談を楽しむなら、ほどほどが大切です。
雑談はいいのですが、ほかのお客さんやお店の売り上げの邪魔になってはいけません。
雑談をするなら、後ろに人がいないことを確認してからがいいでしょう。
お客さんがやってきたら、早めに雑談を切り上げ、道を譲るマナーが大切です。
背中に目をつけることです。
背中にも意識を向けられる人が、大人です。
そういう配慮のあるお客さんのほうが、店員さんからも喜ばれます。
値切ることができれば「ラッキー!」と喜ぶ人がいます。
たしかに価格より安く購入できたことになります。
ちょっとだけ節約できたことになります。
安く購入できて喜ぶ人がいますが、大きな勘違いをしていることに気づかなければいけません。
そもそも値切ることは失礼かつ恥ずかしい行為です。
値切るのは「値段分の価値はありません」と言っているのと同じことだからです。
「思ったほど価値がなかったので、そんなにお金は出せません」
「その商品・サービスには値段分の価値はありません。だから安くしてください」
商品やサービスを低く評価していることになり、ケチをつけることになります。
これほど失礼で恥ずかしいことはありません。
安易な気持ちで値切ると、販売員を不快な気持ちにさせるでしょう。
値切るのは、ボリュームディスカウントの場合を除き、できるだけ控えておくのが賢明です。
今まで平然と値切っていたなら、あらためて自分の無知を恥じ、この感覚を身につけることが大切です。
恥ずかしがることなく値切るなら、そのことを恥ずかしく思うことです。
特に手作りしたものであれば、値切り交渉は控えるのが無難です。
工芸品や芸術品など、職人や芸術家が手間暇かけて丹念に手作りしたものを値切るのは「侮辱行為」に当たります。
軽い気持ちで値切り交渉を始めると、相手はむっとして不快感を示すのは間違いないでしょう。
どうしても値切り交渉をしたいなら、非常にデリケートなことなので、慎重に言葉を選んで十分注意することが欠かせません。
値切るするくらいなら、おまけをお願いしてください。
値切ることもおまけをしてもらうことも、相対的に得をする点では同じです。
値切るのは失礼ですが、おまけは失礼ではありません。
おまけは「値段分の価値がある」と認めていることになります。
また商品・サービスを褒めていることにもなります。
「その商品・サービスには素晴らしい価値があります。追加してもらうと嬉しいです」というメッセージが伝わります。
自分が作った料理をおかわりしてもらえると嬉しいように、おまけをしてもらうと嬉しいもの。
応じてもらえるかは相手しだいですが、タイミングが合えば、ちょっと声をかけてみるのもありです。
コンビニや飲食店で、もたもたしている店員さんと出会うことがあります。
言葉遣いがたどたどしかったり、手際が悪くて時間がかかったり。
動きや言葉遣いから、まだ仕事に慣れていないことがわかります。
時には注文を間違えられることもあるかもしれません。
たいていそういう場合は、新人さんです。
「研修中」と書かれた名札を見かけることもありますね。
目の前の仕事にいっぱいいっぱいなのでしょう。
笑顔が少なく、時にはほとんど無表情になっていることもしばしば。
たまたま新人さんに当たることがあり、ぎこちない対応をされることがあるものです。
そんなとき、むっとしないことです。
その新人さんに悪気はありません。
動きはたどたどしくても、本人としては一生懸命です。
新人さんに悪気はないのですから、責めたところで仕方ありません。
こういうときは、心を大にして、優しい気持ちになってください。
「新人さんなのだろう。覚えることがたくさんあって大変ですよね。頑張ってください!」
心の中で応援しましょう。
場の雰囲気が許せば、直接声をかけることも悪くありません。
「優しいお客さんで良かった」とほっとするでしょう。
あなたも新人だったころ、慣れない仕事でもたついていたのではないでしょうか。
最初からスムーズにできる人はいません。
時には周りに迷惑をかけていたこともあったかもしれません。
あなたがそうであるように、相手もそうです。
新人のころは何もかも不慣れです。
初めての仕事ばかりでわからないことも多いため、なかなかスムーズにいかず、もたもたしてしまいます。
時にはうっかり間違え、周りに迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
「急いでいるときにもたもたされるのは困る」という人もいるかもしれませんが、実は自分にも反省点があります。
人生では何事も「余裕」が大切です。
そもそも急がなければいけない状況をつくっている自分にも非があるといえるでしょう。
もたもたしている新人さんに困るようでは、まだ余裕が足りないといえます。
優しい声を送ると、自分も優しい気持ちになれます。
優しいお客さんに恵まれたことで、新人さんも心が救われ、助かるでしょう。
今はもたもたしていても、慣れてくるにつれて接客がスムーズになります。
その新人さんが、将来のリーダーやマネージャーになる可能性も考えられます。
お客さんも「教育係の1人」です。
「自分も新人さんを育てる役割がある」と思えば、優しい目で見ることができるようになります。
予約が必要な場面があります。
ホテル、カフェ、レストラン、旅行ツアーなど、予約をすることが多いです。
カフェやレストランなど予約がなくてもOKのところもありますが、席を確保したいなら、予約があったほうが安心です。
さて、ここで「予約の手段」について考えます。
予約の手段としては「電話」と「ネット」の2つが定番です。
この予約の際、電話とネットのどちらがいいのでしょうか。
もちろん基本はどちらでもOKです。
都合の良い手段を選べばいいだけです。
電話がいいという人は電話ですればいいし、ネットがいいという人はネットですればいいのです。
基本はどちらでも自由なのですが、実はお店側からすると「こちらのほうが助かる」という選択肢があります。
ずばり、ネット予約です。
なぜお店の人は、ネット予約のほうが助かるのか。
お店の人にとって手間がないからです。
電話をかけると、お店の人は電話対応が必要になります。
電話対応にも手間がかかり、時間が取られます。
いったん目の前の仕事をストップして、電話対応に集中しなければいけません。
飲食店であれば、調理や接客を中断して電話対応することも少なくありません。
一方、ネットの予約であれば、お店の手間はありません。
勝手に予約が入り、入った予約をウェブ上で確認するだけです。
しかも、名前や電話番号などの予約者情報もすでに入力されています。
データとして入って入るので、管理もしやすくなります。
お店の人は電話に遮られることなく、調理や接客などの店舗業務に集中できます。
お店の人にとってネット予約のほうが手間がかからず楽なのです。
ちなみに、ネット予約では「ネット割」が効いて、若干安くなる場合もあります。
少しでも安くなるなら、なおさらネット予約のほうが良いといえるでしょう。
ネット予約で使える割引クーポンやお得なキャンペーンもあるので要チェックです。
予約の手段は、電話・ネットのどちらでもOKですが、特にこだわりがなければ、ネットを優先させるのが賢明です。
逆の立場を想像してみると、いろいろな光景が見えてくるものです。
お店の人の負担を考え、ネットで予約すると喜ばれるのです。
飲食店で「金属製の呼び出しベル」を見かけることがあります。
レジのところに置いてあって、レジに店員さんがいないとき、呼び出しベルを鳴らして呼びます。
カジュアルなカフェやファミリーレストランで見かけることが多いですね。
「チーン」という金属音が鳴り響き、しばらくして奥の部屋から店員さんが出てくるのが定番の光景です。
そんな呼び出しベルですが、ちょっと気になる光景があります。
ときどき必要以上に強く鳴らしたり、連打したりする人がいます。
奥にいる店員さんにしっかり聞こえるよう、強く鳴らしているのでしょうが、ここは注意したいところです。
呼び出しベルを強く鳴らすと、店内に大きな音が鳴り響きます。
かわいいベルの音も、大きな音になると、耳障りになります。
ちょっとうるさく聞こえてしまい、店内の雰囲気を壊してしまいます。
大きな金属音は、急いでいる感じに聞こえます。
「早く会計を済ませてほしい」と、いらいらしているように聞こえてしまい、良い印象を受けません。
呼び出しベルは、店員さんだけでなく、お客さんの耳にも入ります。
店内にはいろいろなお客さんがいます。
和やかに談笑を楽しむお客さん、大事な商談をしているビジネスパーソン、ロマンチックな雰囲気を楽しむカップルなど。
呼び出しベルの大きな音が鳴り響くと、お店の雰囲気を壊し、お客さんの迷惑になることがあります。
特にレジ近くのお客さんには、うるさく感じるに違いありません。
店内全体にいらいら感が伝わって、嫌な空気が広がるのです。
金属製の呼び出しベルは、優しく鳴らしましょう。
軽くぽんと1回押すだけです。
ベルの音が小さいと、店員さんに聞こえないように思えますが、実際は思っている以上に聞こえます。
金属音は高音なので、小さな音でも、遠くまでよく聞こえるのです。
1回鳴らしても店員さんが出てこなければ、今度はちょっと強めに鳴らせばいいだけです。
急ぎのときでも、優しく鳴らしたい。
場の雰囲気を壊さないためにも、呼び出しベルの鳴らし方には配慮が必要なのです。
料理が運ばれてきたときやレジでお会計を終えたときは、店員さんに感謝を伝えますね。
お客さんの立場でも、感謝の言葉は欠かせません。
店員さんがいるおかげで、商品やサービスを享受できています。
お金を払う立場でも、店員さんの仕事に敬意を払うことが大切です。
意識の高いあなたなら、毎回欠かさず感謝の言葉を口にしているでしょう。
店員さんに感謝するのは普通のことですが、ちょっと気になるシーンを見かけることがあります。
ときどき店員さんに「ありがとう」と口にするをお客さんがいるのです。
きちんと感謝を伝えていて、問題ないように思うかもしれません。
しかし、実はあまり良い一言ではないのです。
どこが悪いのか。
「ございます」が抜けているからです。
「ありがとう」は、比較的カジュアルな場面で使われるセリフです。
丁寧さが欠けていて、少し雑な一言になっています。
無言でいるよりはいいのですが、ぶっきらぼうな印象を与えかねません。
言い方によっては「感謝をしてやっている感」が出てしまい、上から目線の印象を与えることがあります。
もちろん相手が、家族・友人・恋人であればいいのです。
親しい間柄であれば「ありがとう」というカジュアルな言葉遣いで十分ですが、店員さんにはフォーマルな言葉遣いが適切です。
感謝の言葉を伝えるときは「ございます」を含めた言葉遣いのほうが、敬意と丁寧さが伝わって好印象です。
店員さんに感謝を伝えるときは「ありがとう」より「ありがとうございます」です。
たとえ店員さんが、新人でも、はるか年下の人でも「ありがとうございます」がベストです。
丁寧な言葉遣いを意識して「ございます」を含めましょう。
小さな違いに思えますが、ニュアンスには大きな違いあります。
ささいな一言だからこそ大切にしたい。
少し言葉は長くなりますが、ここは大切なところですから、面倒と思わず、丁寧な伝え方をするようにしてください。
レストランで食事を終えたら、お店の人にお礼を言います。
定番のお礼は「おいしかったです」「また来ます」です。
お会計の際、この2つのお礼を伝えると、お店の人は笑顔になってくれます。
日頃からきちんとしているあなたなら、きちんとお礼を言っているに違いありません。
さて、ここでプラスアルファのお礼があるのでご紹介します。
「おいしかったです」「また来ます」に加えて、もう1つ嬉しいお礼があります。
「厨房の方にも『おいしかった』とお伝えください」です。
お礼を言うのは、店員さんだけではありません。
つくってくれた料理人にもお礼を言いたい。
厨房はレストランの奥にあって、外から見えないつくりになっています。
厨房にいる料理人にお礼を伝えたくても、接する機会がないと伝えられません。
会計の際「厨房の方にも『おいしかった』とお伝えください」という一言があれば、店員さんはきちんと伝えてくれます。
そのほか「肉が柔らかくて最高でした」「盛り付けがきれいでした」といった具体的な感想を伝えるのも好印象です。
厨房の人に直接お礼を言えなくても、間接的にお礼を伝えられるのです。
あなたのお礼がグレードアップします。
料理人にとってお客さまからの喜びの言葉は大きな励みです。
お店の中でお礼が循環され、共有され、多くの人を幸せにするのです。
書店で手に取った本は、きちんと元の位置に戻しましょう。
それぞれの本は、五十音順やジャンル別に並べられています。
本棚から本を取ったとき、元の位置はちょっと隙間が空いているので、すぐわかるでしょう。
手に取った本を本棚に戻すとき、適当な位置に戻すのは良くありません。
適当な位置に戻すと、本が迷子になってしまいます。
店員さんやお客さんが本を探すとき、時間がかかってしまうでしょう。
元の位置がわかりにくいときは、適当な位置に入れてしまいがちですが、なるべく避けたい。
五十音順に並んでいる本棚は、偶然の結果ではありません。
書店の店員さんが、並び順に注意しながら1冊ずつ手間暇かけて並べた結果です。
本棚1台だけでも、膨大な時間と労力がかかっています。
店員さんの仕事に敬意を払うためにも、手に取った本はきちんと元の位置に戻しましょう。
元の位置が明らかに間違っていることもあるでしょう。
何らかの事情で、並び順がずれていることはよくあることです。
そんなときは気を利かせて、五十音順やジャンル別を意識しながら正しい位置に戻しましょう。
店員さんのお仕事を少しお手伝いをすることになるので「いいこと」をしたことになります。
この心がけは、書店に限らず、図書館やレンタルショップでも同じことです。
手に取ったものは、きちんと元の位置に戻しましょう。
当たり前のことですが、大切なマナーであることには違いありません。
気持ちが緩んでいると「適当な位置でいいだろう」と思うこともあるかもしれません。
人間なのでだらしなくなってしまうこともありますが、そんなときこそ深呼吸です。
ちょっと気持ちに余裕が生まれ、マナーを守る心がよみがえります。
惰性を振り払い、いつでもきちんとできているようになりたい。
いま一度当たり前のマナーを大切にしましょう。
店員さんの目線になると、きちんと元の位置に戻すお客さんは好印象です。
すでにできている人も、気が緩みがちになっている人も、社会マナーの1つとしていま一度心がけておきましょう。
ときどき書店で長時間立ち読みをしている人がいます。
本棚の前でずっと本を持ったまま動きません。
そのまま1冊を読み切ってしまいます。
本を買うお金がもったいないので、立ち読みで1冊読み切ろうと粘っているのです。
なかには1日中、書店に入り浸り、いろいろな本を購入することなく読破していく人もいます。
もちろん法には触れていません。
お店の人から注意を受けることはなく、出入り禁止になることもないはずです。
しかし、いくら得をするとはいえ、注意したい行為です。
法には触れていなくても、モラルに欠けた行為といえるからです。
目次をチェックしたり数ページ読んだりする程度なら許容範囲ですが、それでも限度があります。
購入することなく、立ち読みで1冊読み切ると、ただで作品を楽しんだことになります。
著者にも印税が入りません。
「情報の泥棒」と同じことであり、万引犯と同じと思われても仕方ありません。
書店に迷惑をかけていないから大丈夫と思っているなら誤解です。
書店では万引を防ぐため、お客さんを監視しています。
いまや書店に監視カメラが設置されているのは当たり前の光景となりました。
長時間立ち読みをするお客さんがいると、監視を強化しなければいけなくなり、書店の迷惑になります。
「面白そう」「役立ちそう」と思ったら、すぐレジでお会計を済ませましょう。
お店の負担も軽くなります。
お店の売上が上がるのはもちろん、著者にも印税が入ります。
本は、著者の血と汗の結晶です。
著者は多大な時間と労力を割いて、1冊を書き上げました。
著者に敬意を払うためにも、きちんと購入するのがいちばんです。
購入すれば、好きなだけ思いきり本を読めます。
ボールペンで線を引いたり余白にメモを書いたりすることも自由です。
身銭を切ることで集中力や吸収力が高まって、身につきやすくなるメリットもあります。
本を買うことは、著者を応援することになります。
著者に印税が入れば、そのお金でさらに有益な著書の創出につながり、私たち読者のためにもなります。
本を買うことは「自分のため」「お店のため」「著者のため」の3拍子がそろっているのです。
高級ブランドショップに行くときの理想的な服装は、スーツです。
もちろん高級ブランドショップは、カジュアルな服装でも入店が可能です。
店側としては、私服のお客さまも大歓迎。
商品が変わるわけでもなく、何か不都合が生じるわけでもありません。
店員が不機嫌になることもないでしょう。
しかし、店員の接し方が変わるはずです。
スーツで行くと、気合を入れた様子が服装から伝わります。
「お客さまの購買意欲は強いのだろう」
「お客さまの誠意に応えたい」
本気で買い物に来ていることがわかれば、店員としても気持ちが引き締まるでしょう。
その結果、店員の商品説明や接し方がいつもより丁寧になる可能性があるのです。
わずかにサービス品質が上がるなら、外見に気遣う価値はあるでしょう。
特に気をつけたいのは、時計と靴です。
店の店員は、時計と靴を、見ていないようで見ています。
きちんとした時計と靴をしていけば、より親身に接してくれるでしょう。
本来、高級ブランド品を買いに行くときは「高級ブランド品」にふさわしい服装が適切です。
いいお客さんになりたければ、客側もふさわしい服装が必要です。
きちんとスーツに着替えてから来るお客さんが、高級ブランドショップに好かれるのです。
仕事関係で飲食を楽しんだとき、領収書が必要になることがあります。
あなたが領収書をもらうとき、どんな言い方をしますか。
よくあるセリフとしては「領収書をお願いします」といった言い方が多いのではないでしょうか。
もちろんこれはこれでいいのですが、この「一言だけ」では惜しいのです。
領収書を書くときは宛名が必要です。
「領収書をお願いします」の一言だけだと、必ず宛名を聞かれることになり、お店の人に余計な手間をかけさせることになるのです。
ここに工夫の余地があります。
領収書をもらうとき、宛名を聞かれることがわかっているのですから、先にこちらから伝えることが大切です。
「領収書をお願いします。宛名は○○でお願いします」
これだけで好印象です。
同時に宛名も伝えることで、領収書の受け取りがスムーズになります。
宛名の表記がわかりにくいこともあるでしょう。
難しい漢字、聞き慣れない言葉、スペルが難しい英単語など。
口頭では伝えにくい場合、わかりやすく伝える工夫をしましょう。
たとえば、名刺やメモ帳などを見せ、目で確認できるような形にすれば、なお親切です。
指を指しながら「宛名はこちらでお願いします」という一言を添えます。
お店の人は「なるほど、こう書けばいいのか」と一目でわかるので、領収書を書きやすくなって助かります。
口で伝えるより、見せて伝えたほうが早いということはよくあることです。
「この人は気が利くなあ」と感心されます。
この小さな配慮が好印象につながります。
ちょっとしたことですが、こうところで差がつき、お店の人から好かれるのです。
劇場、コンサート、飲食店では、アンケートボックスを見かけることがあります。
ツアーやセミナーでもアンケート用紙が配られることがありますね。
意見があれば、どしどしアンケートで伝えたい。
クレームやリクエストだけではありません。
感謝や喜びの声を届けたいときも、アンケートにどしどし書いていきましょう。
アンケートが感謝状に変わります。
「素晴らしい!」「感動しました!」という一言だけでも喜ばれます。
さて、お礼や喜びの声を届けるなら、プラスアルファの工夫があります。
アンケートを書く際「イラスト」を添えてみませんか。
意見を書くものですから、言葉でなければいけないと思いがちですが、その限りではありません。
アンケートにはイラストを描いてもいいのです。
シンプルなイラストで十分。
アンケートにイラストを添えると、ぐっと見栄えが良くなって映えます。
「感動しました」「ありがとうございます」の言葉に手描きのイラストを添えると、アンケートが華やかになります。
イラストは、言葉より訴えかける力があります。
アンケートを受け取る立場になるとよくわかるのですが、言葉にイラストが添えてあると、特別感があって嬉しいもの。
ちょっとしたイラストでも、インパクトは大です。
心が動かされて、印象にも残ります。
イラストは視覚に訴える力が強いため、小さくてもよく目立つのです。
ときどき妙に上手にイラストが描かれていると、感心させられて「漫画家志望の人かな」と思ってしまいます。
アンケートで感謝や喜びの声を伝えたいときは、言葉だけでなく、ぜひイラストを添えてみてください。
アンケートには自由記述欄があるので、そこを使うといいでしょう。
自由記述欄を小さなキャンバスに見立てて描いてみましょう。
シンプルなイラストもよし。
手の込んだイラストもよし。
自由記述欄がなければ、上下左右の余白に書いてみてもOKです。
絵心がなくてイラストに自信がない人もいるかもしれません。
そんな人におすすめするのは「顔文字」です。
にこにこマーク(^^)の顔文字であれば、絵心がなくても簡単です。
シンプルな顔文字ですが、イラストの1つです。
視覚に訴えかける力は手描きのイラストと同じであり、喜ばれるのは間違いありません。
顔文字は記号だけでいいので、ウェブアンケートのように、イラスト機能がない形式のときにはもってこいです。
あなたの熱い思いを、言葉だけでなく、イラストでも表現してみましょう。
アパレルショップでは、店員さんに案内されて服を買うことがあるでしょう。
「こちらは出たばかりの新作です」
「よくお似合いですよ」
「お客さまならこちらのほうが合うかもしれません」
さりげなく声をかけ、上手に案内してくださる店員さんがいますね。
特にベテランの店員さんは、接し方が丁寧で、商品説明もわかりやすく、良い気分にさせてくれるものです。
店員さんの案内によって購入した1着があるでしょう。
最初は買う気がなかったのに、店員さんの上手な案内のおかげで買うことなった経験があるのではないでしょうか。
店員さんに案内されて買った服があれば、ちょっと意識しておきたいことがあります。
次に来店するとき、同じ店員さんを見かけたら、ぜひ感想を伝えてください。
ちょっとした感想でいいのです。
友人から服を褒められたこと、お気に入りの1着になったこと、身につけてから気づいたことなど。
もちろん案内してくれたお礼も伝えたい。
案内された1着に満足しているなら「選んでもらって正解です」と一言伝えると、さらに喜ばれるでしょう。
そのほか何か面白い後日談があれば、紹介してみるといいでしょう。
店員さんは「お客さんのその後」が気になっています。
接客業はお客さんに売って終わりになりがちですが、その後の感想があると、大変喜ばれます。
しかもお客さん本人から感想が直接聞けるなら、なおさらです。
自分の仕事の手応えがわかって、ますます仕事へのやりがいも生まれるでしょう。
店員さんは覚えていないかもしれないと思うかもしれませんが、忘れることはほとんどありません。
接客業に携わっている人の多くは、顔を覚えるのが得意です。
「ああ、あのときのお客さまですね。あのときに案内した服ですね」と、すぐ思い出してくれるでしょう。
店員さんは毎日多くのお客さんと接していますが、お客さんの顔や自分が案内した服は、きちんと覚えています。
感想を伝えることで、その店員さんと仲良くなるきっかけにもなります。
店員さんと仲良くなれば、また良い服を案内してもらえるでしょう。
わざわざ感想を伝えてくれたあなたのことが印象的になり、しっかり覚えてくれます。
お得な情報を教えてもらえるチャンスもあるかもしれません。
この心がけは、アパレル業に限ったことではなく、どんな職種・業種でも心がけたい。
お店の人にとって、自分の仕事のフィードバックは歓迎されます。
後日またお店に足を運ぶ機会があって、同じ店員さんがいれば、ぜひ感想を伝えてみましょう。