ほとんどの人が「外食はサービスをされるもの」と思っています。
「こちらがお金を払っている。お客さんの立場なのだからサービスを受けるのは当然」
これは半分正しいですが、半分は間違っています。
予約ができるお店なら、きちんと予約していきましょう。
「いちいち予約をするのは面倒くさい」
「別に予約をしなくてもいいのではないか」
外食の際、お店によっては「食券機」が設置されています。
食券機が設置されていれば、口頭ではなく、食券を使って注文をします。
先にお金を払って、出てきた食券をお店の人に手渡します。
フォーマルな高級レストランでは、ドレスコードを設けているのが一般的です。
カジュアルな服装で行くとドレスコードに引っかかり、入店拒否されることがあります。
なかなか普段はありませんが、ゼロでもありません。
お店が混んでいるとき、相席になることがあります。
知らない人と同じ席につくことになるので、相席にちょっと抵抗を感じる人も多いもの。
「あまり嬉しくないな」と思う人も多いことでしょう。
メニューを開いて、まず値段を見るか、料理を見るか。
それが問題です。
ちょっとした順番の違いですが、外食の楽しみを左右するポイントです。
お店によってはテーブルに「呼び出しボタン」が設置されていることがあります。
特に居酒屋・焼き肉店・ファミリーレストランではよく見られ、一般的と言ってもいいほどです。
呼び出しボタンを押せば通知が飛んでいき、しばらくして店員さんがやってきます。
飲食店で注文の際、単語になっている人がいます。
「ホットコーヒー」
「牛丼、並」
外食に行くと、満席で待たなければいけないことがあります。
「申し訳ございません。ただ今、満席です。少しお待ちいただけますでしょうか」
このとき、むっとしてはいけません。
お店に入って、メニューを眺め、食べたい料理を決めました。
注文をしようとしたところ、店員さんから出来上がりの時間について「ちょっとした一言」を言われることがあります。
「少々お時間をいただきますが」です。
「大盛り無料ですが、いかがでしょうか」
お店によっては、大盛りを無料で提供していることがあります。
ご飯の大盛り、麺の大盛り、パスタの大盛り。
注文を言い終えたら、合図の一言を言っていますか。
「合図の一言?」と思う人もいるかもしれません。
レストランで注文する際、複数注文することがあります。
調理を注文して待っている間、注文を変更したくなることがあります。
「やっぱりこっちのほうがおいしそう。今なら注文が間に合うかな」
そう思って、注文変更を申し出たくなることがあるでしょう。
ときどき飲食店で見かけるマナー違反の光景があります。
外で買ってきたものを、店内でこっそり食べるお客さんです。
きょろきょろしながら周りの様子をうかがい、カバンの中から菓子パンを取り出します。
お店によっては、ドリンクバーが設置されています。
基本的にドリンクバーはおかわりが自由です。
いくら飲んでも金額は変わりません。
注文を終えて、料理が出てくるのを待っていました。
ところがいくら待っても、なかなか出てきません。
10分経っても20分経っても出てきません。
残念ながら、すべての店員さんが素晴らしいとは限りません。
少なからず接客態度の悪い店員さんがいるのも事実。
無表情だったり、声が聞き取りにくかったり、接し方がぞんざいだったりです。
「席を譲る」
この言葉を聞いたとき、どんな場所をイメージするでしょうか。
やはり最初にイメージするのは、バスや電車の中ではないでしょうか。
料理の提供順がほかのお客さんと前後することがあります。
自分のほうが先に注文したにもかかわらず、後に注文したお客さんのほうが先に提供されることがあります。
ファストフード店に限らず、一般のレストランでも見られます。
あらゆる料理は生ものです。
生ものと言えば、寿司や刺し身といったものをイメージしますが、その限りではありません。
どんな料理でも、時間が経てば、変化を起こしていきます。
高級レストランで食事をしているとき、うっかりカトラリーを落とすことがあります。
「カラン、カラン」と、お店にカトラリーの落ちた音が響き渡る。
もちろん悪気はありません。
ときどき店員さんとため口で話す人がいます。
「これはどんなの?」
「○○しておいて」
「私は、まだきちんとテーブルマナーが身についていない」
自分の未熟なテーブルマナーを実感したとき、自分を責めることがあります。
・テーブルナプキンに不慣れで、おかしな使い方をしてしまう。
調味料がほしいとき、テーブルの端のほうにあって手が届きにくいことがあります。
頑張って手を伸ばせば何とか取れそうな距離です。
特に中華料理など、みんなで1つの大きな丸テーブルや長テーブルを囲んでいるときによくあることです。
ストローをかじる癖はありませんか。
ストローを飲んでいると、何気なくストローを噛んでしまう。
かちかち噛んでは、舌先でちょっと触れてみることもあるかもしれません。
レストランによっては、テーブルに調味料が置かれていないことがあります。
特にフォーマルなレストランでは一般的に調味料が置かれていません。
「味が足りないな」
団体でお店に入ったとき、席を寄せることがあります。
カフェやフードコートといった自由席の場合、自分たちで席を動かすことが可能です。
自由席であれば、自分たちで席を寄せてくっつけるのはマナー違反ではありません。
閉店近くの時間になると「ラストオーダーです」と言われます。
ラストオーダーとは、閉店前の最後の注文ということです。
このときどうするかです。
支払いでお金を渡す際は丁寧になるものです。
お金は誰にとっても大切なもの。
硬貨や紙幣は、見てすぐお金とわかるので自然と手元が丁寧になります。
・店内の雰囲気が悪かった。
・「完売」で注文できなかった。
・注文を間違えられた。