執筆者:水口貴博

転職活動の面接で注意する30のポイント

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乱れた身だしなみと慣れた様子を、同じに考えない。

乱れた身だしなみと慣れた様子を、同じに考えない。 | 転職活動の面接で注意する30のポイント

転職者が勘違いしやすいのは、身だしなみに対する考え方です。

すでに社会で実務経験を積んでいるため、個人差はありますが、くたびれた様子が出てしまいがちです。

ネクタイが曲がっていても、そのまま。

スーツにしわが寄っていても、気にしない。

肩にふけが落ちていることにも、気づかない。

新人の頃にあった初々しさがすっかり失われ、身だしなみが乱れても、気に留めない傾向があります。

「学生の就職活動ではあるまいし、初々しさは必要ない」

「大切なのは実務経験と実績。身だしなみはどうでもいい」

もちろん実績を積んだ経験者ですから、慣れた様子はあって当然でしょう。

しかし、身だしなみが乱れていれば、慣れた様子が出やすいと思うなら、誤解です。

乱れた身だしなみと慣れた様子を、同じに考えないことです。

熟練の経験者であれ、乱れた身だしなみは、やはり不快を与える原因になります。

社会と仕事に慣れているからとはいえ、油断は禁物。

清潔感のあるきちんとした身だしなみを整えましょう。

ネクタイは、しっかり締める。

スーツのしわには、注意する。

肩にふけが落ちていないか、確認する。

もしスーツやワイシャツの消耗が目立つなら、この際、新しく買い換えるのもいいでしょう。

転職活動でも、身だしなみは重要であり、第一印象につながります。

初心を忘れると、うまくいくことも、いかなくなります。

就職活動の原点に立ち返り、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。

転職活動の面接で注意するポイント(7)
  • たとえ実績を積んだ経験者でも、就職活動では初心に返り、清潔感のある身だしなみを心がける。
面接の日に、急な残業が入った。
面接と仕事のどちらを優先すべきか。

転職活動の面接で注意する30のポイント

  1. 幸いなことに、転職では、学歴はあまり重視されない。
  2. 学生がする就職活動の面接官と、転職の面接官の違い。
  3. 仕事の後に受ける面接でよくある失敗。
  4. 頼りになる存在とはいえ、転職エージェントに依存するのはNG。
  5. 業界への悪口は、その業界に属する企業への悪口でもある。
  6. 譲れる条件と譲れない条件を、整理できていますか。
  7. 乱れた身だしなみと慣れた様子を、同じに考えない。
  8. 面接の日に、急な残業が入った。
    面接と仕事のどちらを優先すべきか。
  9. インターンシップの経験を、転職活動でアピールしてもいいのか。
  10. 自分の経歴に自信がある人は、偉そうな態度に注意。
  11. 面接官の年齢や経歴が自分より低くても、横柄にならない。
  12. 年収の増額は、根拠がなければ難しい。
  13. 若白髪がある場合、染めてから面接を受けるべきか。
  14. 給与明細の金額を、答えられますか。
  15. 転職活動での名刺交換は、少し特殊。
  16. 婚約指輪や結婚指輪は、面接でも身につけてよいのか。
  17. 希望を伝えるなら、言い方が大切。
  18. 個人情報や機密情報は、面接での取り扱いに要注意。
  19. 会社都合による退職を疑われた場合の対処法。
  20. なぜ面接官は、退職理由を知りたがるのか。
  21. 転職理由が会社への不満の場合、どう伝えればいいのか。
  22. 現在の年収を、実際と違って申告すると、ばれるのか。
  23. 失業期間がある場合、面接ではどう説明するのが好ましいのか。
  24. セクハラ・パワハラなどが原因で辞めた。
    退職理由をうまく説明するコツとは。
  25. 未経験者でも、入門書を1冊くらいは読んでおきたい。
  26. 現職で大きな実績がない場合、何をアピールにすればいいのか。
  27. 面接の日程を休日に調整してもらうのは、失礼になるか。
  28. 出社の日程について質問されたときの答え方。
  29. 年齢差について質問されたときの答え方。
  30. 給与アップが希望の場合、面接で切り出してもいいのか。

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