転職活動では、譲れる条件と譲れない条件があるはずです。
まったくこだわりがなければ理想ですが、実際は、譲れない条件がいくつかあるもの。
特に転職をしたい年齢になれば、背負うものも増えるため、譲れない条件も出やすくなるでしょう。
育児や家庭の事情から「残業はしたくない」「週休2日は確保したい」などの条件を掲げる人もいるでしょう。
中には、持病による通院や親の介護など、仕方ない事情のため、譲れないことがある人もいるはずです。
その一方で、譲れる条件もあるはずです。
「あれも嫌、これも嫌」など、わがままばかりでは、どこにも転職できなくなります。
年収アップは現実的に厳しいため、譲れる条件にしてもいいという人もいるはず。
こうした「譲れる・譲れない」の条件を、頭の中で整理して考えるのは困難です。
そこでおすすめしたいのが「可視化」です。
「譲れる条件」と「譲れない条件」を紙に書いてみましょう。
紙に書くことで見える状態になると、客観視や整理がしやすくなります。
優先順位を付ければ、着手すべき仕事がより明確になるでしょう。
紙に書くのは面倒と思うかもしれませんが、自分の考えが曖昧なままでは、転職を成功させるのは難しい。
転職を成功させたければ、たとえ面倒でも、謙虚になることが必要です。
頭の中で考えていることを紙に書き、条件の整理をおすすめします。