執筆者:水口貴博

転職活動の面接で注意する30のポイント

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頼りになる存在とはいえ、転職エージェントに依存するのはNG。

頼りになる存在とはいえ、転職エージェントに依存するのはNG。 | 転職活動の面接で注意する30のポイント

転職が失敗する人によく見られるのが、転職エージェントに依存する姿勢です。

もちろん転職の専門家ですから、わからないことを質問したり、事務手続きの代行をお願いしたりすることがあるでしょう。

カウンセリング、企業の紹介、面談の調整などのお願いもできます。

具体的なアドバイスをいただければ、行動基準や範囲がわかり、確実なアクションを起こすことができるはずです。

では、とにかく頼りきっていればうまくいくかというと、そうではありません。

頼りになる存在とはいえ、転職エージェントに依存するのはNGです。

転職エージェントは「転職のサポーター」という位置づけです。

頼りがいがあるのは事実ですが、対応できる仕事には限界があります。

転職をするのは、あくまで自分です。

重要な内容については、自分で取り組む必要があります。

たとえば、自分のスキルや能力の整理は、自分が行わなければなりません。

希望や条件についても、やはり自分でなければわかりません。

自己PRや志望動機も、確認はお願いできても、原本を作るのは自分です。

書き方についても「一から教えてください」ではなく、自分なりに書き方を調べて、自分なりに考えたうえで書く必要があります。

自分でできることは、できるだけ自分で進めることが大切です。

自分で調べればわかることは、できるだけ自分で調べるようにします。

これは「転職カウンセラー」「転職アドバイザー」「キャリアカウンセラー」について同じことです。

あくまで転職のサポーターであることを忘れてはいけません。

何から何まで依存するのではなく「自分でできること」「自分でなければできないこと」は自分で対応することが必要です。

転職活動の面接で注意するポイント(4)
  • 転職エージェントに依存するのではなく「自分でできること」「自分でなければできないこと」は自分で対応する。
業界への悪口は、その業界に属する企業への悪口でもある。

転職活動の面接で注意する30のポイント

  1. 幸いなことに、転職では、学歴はあまり重視されない。
  2. 学生がする就職活動の面接官と、転職の面接官の違い。
  3. 仕事の後に受ける面接でよくある失敗。
  4. 頼りになる存在とはいえ、転職エージェントに依存するのはNG。
  5. 業界への悪口は、その業界に属する企業への悪口でもある。
  6. 譲れる条件と譲れない条件を、整理できていますか。
  7. 乱れた身だしなみと慣れた様子を、同じに考えない。
  8. 面接の日に、急な残業が入った。
    面接と仕事のどちらを優先すべきか。
  9. インターンシップの経験を、転職活動でアピールしてもいいのか。
  10. 自分の経歴に自信がある人は、偉そうな態度に注意。
  11. 面接官の年齢や経歴が自分より低くても、横柄にならない。
  12. 年収の増額は、根拠がなければ難しい。
  13. 若白髪がある場合、染めてから面接を受けるべきか。
  14. 給与明細の金額を、答えられますか。
  15. 転職活動での名刺交換は、少し特殊。
  16. 婚約指輪や結婚指輪は、面接でも身につけてよいのか。
  17. 希望を伝えるなら、言い方が大切。
  18. 個人情報や機密情報は、面接での取り扱いに要注意。
  19. 会社都合による退職を疑われた場合の対処法。
  20. なぜ面接官は、退職理由を知りたがるのか。
  21. 転職理由が会社への不満の場合、どう伝えればいいのか。
  22. 現在の年収を、実際と違って申告すると、ばれるのか。
  23. 失業期間がある場合、面接ではどう説明するのが好ましいのか。
  24. セクハラ・パワハラなどが原因で辞めた。
    退職理由をうまく説明するコツとは。
  25. 未経験者でも、入門書を1冊くらいは読んでおきたい。
  26. 現職で大きな実績がない場合、何をアピールにすればいいのか。
  27. 面接の日程を休日に調整してもらうのは、失礼になるか。
  28. 出社の日程について質問されたときの答え方。
  29. 年齢差について質問されたときの答え方。
  30. 給与アップが希望の場合、面接で切り出してもいいのか。

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