「採用されれば、いつから出社できますか」
そう聞かれたとき、どう答えますか。
できるだけ具体的な答え方のほうが、社会人らしく聞こえるため適切です。
退職後なら、できるだけ早い日程を伝えたほうがいいのですが、働きながら転職活動をする人もいるでしょう。
「引き継ぎなどがあるため、1カ月後なら、出社できると思います」
「正確にはわかりませんが、おそらく3週間後になるかと思います。内定が決まりしだい、詳しくご連絡いたします」
時間がかかることは正直に伝えてかまいません。
在職中なら、引き継ぎがあるのは面接官も承知のはずですから、理解を示すはずです。
わからなければ、わかりしだい連絡する旨も添えるといいでしょう。
気をつけたいのは、いつでもよい場合です。
特に都合がなければ「いつでも大丈夫です」などのぶっきらぼうな返事になりがちです。
事実なのかもしれませんが、乱暴に答えている印象を相手に与えかねないため、避けたほうがいいでしょう。
いつでもよければ、次のような一言が好印象です。
「こちらとしては余裕があるため、御社のご都合に合わせたいと思います」
「いつでもよい」というニュアンスは同じですが、ずいぶん印象がよくなりましたね。
相手に配慮した返事をすれば、丁寧に感じるため、好感度が上がるでしょう。