執筆者:水口貴博

転職活動の面接で注意する30のポイント

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なぜ面接官は、退職理由を知りたがるのか。

なぜ面接官は、退職理由を知りたがるのか。 | 転職活動の面接で注意する30のポイント

転職活動の面接で聞かれるのは、前職の退職理由です。

高い確率で聞かれると思っていいでしょう。

会社都合か、自己都合か。

自己都合なら、詳しい退職理由について、細かく質問されるのは間違いないでしょう。

ところで、なぜ面接官は、退職理由を知りたがるのでしょうか。

やはり最大の理由は、同じ事情で辞めないかという不安があるためです。

1回あったことは、2回も3回も繰り返す可能性があります。

意志の弱さが原因なら、採用したとしても、同じ理由で辞めるかもしれません。

人間関係が原因なら、採用したとしても、やはり同じ状況に陥る可能性があるでしょう。

企業は、優れた人材を採用するだけでなく、採用した後にも責任を持たなければいけません。

採用するからには、できるだけ長く勤め、企業利益につながる活躍を期待しています。

同じ理由による離職を防ぐため、退職理由を徹底して知りたがろうとするのです。

こうした理由から、さまざまな質問の中でも退職理由は、特に注意をして発言する必要があります。

面接では正直な回答が基本ですが、露骨な本音だけで面接官を納得させるのは難しい場合があります。

誤解されやすい表現を避けたり、少しでも前向きな言い方に変えたりするなどの工夫をしましょう。

きちんと納得してもらえるように、言い分を十分に考え、準備しておくことが必要です。

転職活動の面接で注意するポイント(20)
  • 自己都合で退職した場合は、できるだけ前向きな退職理由として伝える。
転職理由が会社への不満の場合、どう伝えればいいのか。

転職活動の面接で注意する30のポイント

  1. 幸いなことに、転職では、学歴はあまり重視されない。
  2. 学生がする就職活動の面接官と、転職の面接官の違い。
  3. 仕事の後に受ける面接でよくある失敗。
  4. 頼りになる存在とはいえ、転職エージェントに依存するのはNG。
  5. 業界への悪口は、その業界に属する企業への悪口でもある。
  6. 譲れる条件と譲れない条件を、整理できていますか。
  7. 乱れた身だしなみと慣れた様子を、同じに考えない。
  8. 面接の日に、急な残業が入った。
    面接と仕事のどちらを優先すべきか。
  9. インターンシップの経験を、転職活動でアピールしてもいいのか。
  10. 自分の経歴に自信がある人は、偉そうな態度に注意。
  11. 面接官の年齢や経歴が自分より低くても、横柄にならない。
  12. 年収の増額は、根拠がなければ難しい。
  13. 若白髪がある場合、染めてから面接を受けるべきか。
  14. 給与明細の金額を、答えられますか。
  15. 転職活動での名刺交換は、少し特殊。
  16. 婚約指輪や結婚指輪は、面接でも身につけてよいのか。
  17. 希望を伝えるなら、言い方が大切。
  18. 個人情報や機密情報は、面接での取り扱いに要注意。
  19. 会社都合による退職を疑われた場合の対処法。
  20. なぜ面接官は、退職理由を知りたがるのか。
  21. 転職理由が会社への不満の場合、どう伝えればいいのか。
  22. 現在の年収を、実際と違って申告すると、ばれるのか。
  23. 失業期間がある場合、面接ではどう説明するのが好ましいのか。
  24. セクハラ・パワハラなどが原因で辞めた。
    退職理由をうまく説明するコツとは。
  25. 未経験者でも、入門書を1冊くらいは読んでおきたい。
  26. 現職で大きな実績がない場合、何をアピールにすればいいのか。
  27. 面接の日程を休日に調整してもらうのは、失礼になるか。
  28. 出社の日程について質問されたときの答え方。
  29. 年齢差について質問されたときの答え方。
  30. 給与アップが希望の場合、面接で切り出してもいいのか。

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