執筆者:水口貴博

転職活動の面接で注意する30のポイント

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転職理由が会社への不満の場合、どう伝えればいいのか。

転職理由が会社への不満の場合、どう伝えればいいのか。 | 転職活動の面接で注意する30のポイント

会社への不満がきっかけで、転職に踏み切る人もいるでしょう。

安月給、法外な残業、いじめなどです。

面接で、正直に理由を伝えるべきかと思いますが、注意が必要です。

会社への不満がきっかけであると伝えても、採用担当者はあまりいい顔をしないでしょう。

「不満を言いやすい人なのかもしれない」

「また同じ理由で転職するのではないか」

悪気はなくても、逃げているような印象が強くなるため、転職が不利になる場合があります。

完全に伏せればいいかというと、それもやはり無理があります。

やはり転職理由の1つなら、きちんと伝えることも必要です。

では、会社への不満があって転職する場合は、どう説明すればいいのか。

「逃げている」ではなく「次のステップに進みたい」という意思表示を明確にするのがポイントです。

会社への不満は「転職のきっかけの1つにすぎない」という程度にとどめるのがいいでしょう。

前面に出すのではなく、あくまできっかけの1つとして、控えめに紹介します。

前面に出すなら「次のステップに進みたい」というニュアンスです。

「もっと知識を深めたい」「もっと人の役に立ちたい」など前向きな理由を説明しましょう。

前向きな理由なら、採用担当者も快くうなずきながら納得してくれるはずです。

転職活動の面接で注意するポイント(21)
  • 転職理由が会社への不満である場合は「逃げている」ではなく「次のステップに進みたい」という意思表示を明確にする。
現在の年収を、実際と違って申告すると、ばれるのか。

転職活動の面接で注意する30のポイント

  1. 幸いなことに、転職では、学歴はあまり重視されない。
  2. 学生がする就職活動の面接官と、転職の面接官の違い。
  3. 仕事の後に受ける面接でよくある失敗。
  4. 頼りになる存在とはいえ、転職エージェントに依存するのはNG。
  5. 業界への悪口は、その業界に属する企業への悪口でもある。
  6. 譲れる条件と譲れない条件を、整理できていますか。
  7. 乱れた身だしなみと慣れた様子を、同じに考えない。
  8. 面接の日に、急な残業が入った。
    面接と仕事のどちらを優先すべきか。
  9. インターンシップの経験を、転職活動でアピールしてもいいのか。
  10. 自分の経歴に自信がある人は、偉そうな態度に注意。
  11. 面接官の年齢や経歴が自分より低くても、横柄にならない。
  12. 年収の増額は、根拠がなければ難しい。
  13. 若白髪がある場合、染めてから面接を受けるべきか。
  14. 給与明細の金額を、答えられますか。
  15. 転職活動での名刺交換は、少し特殊。
  16. 婚約指輪や結婚指輪は、面接でも身につけてよいのか。
  17. 希望を伝えるなら、言い方が大切。
  18. 個人情報や機密情報は、面接での取り扱いに要注意。
  19. 会社都合による退職を疑われた場合の対処法。
  20. なぜ面接官は、退職理由を知りたがるのか。
  21. 転職理由が会社への不満の場合、どう伝えればいいのか。
  22. 現在の年収を、実際と違って申告すると、ばれるのか。
  23. 失業期間がある場合、面接ではどう説明するのが好ましいのか。
  24. セクハラ・パワハラなどが原因で辞めた。
    退職理由をうまく説明するコツとは。
  25. 未経験者でも、入門書を1冊くらいは読んでおきたい。
  26. 現職で大きな実績がない場合、何をアピールにすればいいのか。
  27. 面接の日程を休日に調整してもらうのは、失礼になるか。
  28. 出社の日程について質問されたときの答え方。
  29. 年齢差について質問されたときの答え方。
  30. 給与アップが希望の場合、面接で切り出してもいいのか。

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