「残りの学生生活は、どんな過ごし方をしますか」
面接官の単なる興味関心で聞いている質問かと思いますが、違います。
裏には重要な意味が込められた質問です。
この質問の意図は、自由な時間の使い方の確認です。
残りの学生生活と社会で対応する仕事は無関係に思えますが、意外な共通点があります。
どちらも「自由な時間の使い方」という共通点があります。
社会に出て仕事をしていれば、何らかの事情で予定変更があり、ふと自由な時間ができることがあります。
突然できた自由な時間の過ごし方は、その人の内面がよく表れやすい場面です。
残りの学生生活の過ごし方を知ることで、社会に出てから仕事の取り組み方も、間接的に見えてくるのです。
答え方のポイントとしては、意義のある時間の使い方が好ましいでしょう。
「引っ越しをする」「お世話になった方々にお礼を伝える」など、真面目な回答もいいでしょう。
「入社後の仕事に備えて、仕事で必要になる知識を前もって勉強したい」
「社会人になると仕事が大変になると思うので、トレーニングをして、体力増強に励みたい」
「知識や見識をもっと豊かにするため、海外旅行をしたい」
成長につながる時間の使い方は、すべて、意義のある時間の使い方です。
たとえリフレッシュであっても、ストレス解消に役立つなら、意義のある時間の使い方と言えるでしょう。