執筆者:水口貴博

自分の魅力に気づく30の方法

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なぜ、知ったかぶりを演じるほど、自分のことが嫌いになるのか。

なぜ、知ったかぶりを演じるほど、自分のことが嫌いになるのか。 | 自分の魅力に気づく30の方法

先生や友人から「もちろん知っているよね」と言われたとき、どうしますか。

知らないことでも、うわべを気にして、言い返さずにうなずいてしまいがちです。

「知らない」と答えると、侮辱されたり叱られたりするのではないかと不安になり、つい知ったかぶりをしてしまいがちです。

知ったかぶりをした後、気持ちが落ち込みます。

頭が悪いように感じて、人間として、平均以下であるような気がしてしまうのです。

問題は「知ったかぶり」という姿勢です。

知ったかぶりをすると、2人に嘘をつくことになります。

まず、相手に嘘をつきます。

相手には、知っているふりを演じて、嘘をつきます。

次に、自分です。

自分にも、知らないのに知っているふりを演じて、嘘をつきます。

知ったかぶりは、疲れます。

するほど、自分が嫌になります。

偽りの自分だからです。

これが、自分を好きになれない原因です。

本当は「知らないです。教えてください」と、正直に答えたほうがいいのです。

「そんなことも知らないの」と、相手から侮辱されたり叱られたりするかもしれません。

やましいことはなく、正直な自分です。

そういうときには、落ち込みません。

相手にも自分にも正直になっていますから、すっきりした気持ちでいられます。

「教えてください」と言えば、相手は詳しく教えてくれることでしょう。

恥をかいても、謙虚になれば、体裁が整います。

自分に正直になるからこそ、自分のことが好きになれるのです。

自分の魅力に気づく方法(19)
  • 「もちろん知っているよね」と言われても、知ったかぶりをせず「知りません。教えてください」と言う。
記憶力が弱くても、頭はよくなれる。

自分の魅力に気づく30の方法

  1. あなたの魅力は、本には書かれていない。
    自分の魅力は、自分で見つけるしかない。
  2. あなたには優しい心がある。
    ハンカチを拾って教えたことがその証拠。
  3. 「言いすぎたかな」と思えるあなたには、思いやりがある。
  4. 顔の中心点を押しながら考えると、問題の核心を迫ろうとする意識が強くなる。
  5. 「きれいだな」と感動できるのは、きれいな心を持っている証拠。
  6. 自分の名前に隠された、大切なこと。
  7. 体の障害は、嘆くより生かす。
  8. 痩せる喜びは、太った人ほど、味わいやすい。
  9. 鈍感と言われても、落ち込むことはない。
    鈍感であることは、素晴らしい能力だ。
  10. 気分屋には、気分屋なりのいいところがある。
  11. 器用も不器用も、あってないようなもの。
    最初から上手にできる人はいない。
  12. へそがあるのは、お母さんから愛されてきた証拠。
  13. ほくろは単なる黒の点ではない。
    チャームポイントだ。
  14. ささいなことに悩みやすい人ほど、幸せな人生を歩みやすい。
  15. 長所は、自分が判断することではなく、他人が判断すること。
  16. 無口は、悩みではなく才能だ。
    無口である分、よく考えられる。
  17. 特技を大げさに考えない。
    自分が「得意だな」と感じたことが、特技である。
  18. 難しいことがわからなくてもいい。
    シンプルな話が好きな性格なのだ。
  19. なぜ、知ったかぶりを演じるほど、自分のことが嫌いになるのか。
  20. 記憶力が弱くても、頭はよくなれる。
  21. いらいらした感情を、意思の力で抑えられるのが、人間だ。
  22. 話が噛み合わないのは、自分が悪いからではない。
    同じ価値観の人がいないだけ。
  23. 変人と天才の差は、紙一重。
  24. 自分が弱点だと思うことほど、他人には魅力に見えるもの。
  25. 自分の味方を増やしたければ、まず誰かの味方になること。
  26. 外向的な性格でなくてもいい。
    内向的な性格も、魅力的な個性の1つ。
  27. 生きている人に、ダメな人間は1人もいない。
  28. 相手を笑わせるなら、自分が笑えばいい。
    自分が笑うなら、自分の恥を話せばいい。
  29. しわを悪だと考えない。
    人に味わいを与えるものだ。
  30. 魅力は、最初からあるものではなく、自分で作っていくもの。

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