執筆者:水口貴博

人生を真剣に生きる30の言葉

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知ったかぶりばかりしていると、癖になる。質問できない人になったら、脳の老化が加速する。

知ったかぶりばかりしていると、癖になる。質問できない人になったら、脳の老化が加速する。 | 人生を真剣に生きる30の言葉

知ったかぶりをする人がいます。

知ったかぶりの口癖は「それなら知っているよ」「そのくらい知っているよ」です。

知っているふりをすれば、周りから「物知りだね! 博識だね! さすがですね!」と褒められます。

褒められるのは快感です。

少しでも良い格好をしたいので、日頃から知ったかぶりをする人がいるものです。

「ばかと思われたくない」「博識と思われたい」などの気持ちがあると、つい知ったかぶりをしてしまうもの。

「知らない」と言うのが恥ずかしくて、知っているふりをしてしまうこともあるでしょう。

知ったかぶりはよくあることですが、すればするほど困った問題が出てきます。

知ったかぶりが癖になってしまい「知らない」「わからない」が言えなくなるのです。

自分の博識なイメージを守りたい気持ちが強くなり、安易に質問ができなくなります。

質問をすることに抵抗が生まれ、質問したくてもできなくなります。

最終的には「質問できない人」になってしまいます。

知ったかぶりの弊害

質問できない人になったら大変です。

聞きたいことがあっても、素直に聞けなくなります。

人の話でわからないことがあったとき、放置することになって、新しい知識が入りにくくなります。

頭が固くなってしまい、脳の老化が加速が止まりません。

知ったかぶりは嘘をついているのと同じです。

知ったかぶりは、脳の健康を害する悪習慣です。

もうひとつ忘れてならないのは「最後は信用を落とす」という弊害です。

知ったかぶりは、遅かれ早かれ露見するのが世の法則です。

あくまで知ったかぶりなので、詳しく突っ込まれたら返事ができません。

一度ばれてしまうと、知ったかぶりをすればするほど白い目で見られ、相手から信用されなくなります。

知ったかぶりで博識に見せたところで、それは一時的なことであり、いずれ大きな損を被ることになります。

知らないことを「知らない」と正直に言える人が、かっこいい

知ったかぶりはできるだけ避けるようにしましょう。

知らないことは恥ずかしいことではありません。

知らないことを「知らない」と言えないことが恥ずかしいのです。

「そんなことも知らないの?」と笑う人がいれば、ほうっておけばいいことです。

「はい、知りません。教えてください」と返事をすればいいだけ。

知ったかぶりが癖になっている人は、今すぐ心を入れ替え「知らない」と言う癖をつけましょう。

恥を忍んで質問すれば、相手が詳しく教えてくれます。

知らないことを「知らない」と言えるのは素直で正直であり、まだまだ脳が柔らかい証拠です。

知らないことを「知らない」と正直に言える人が、かっこいいのです。

人生を真剣に生きる言葉(11)
  • 知ったかぶりはやめて、知らないことは「知らない」と言えるようになる。
人から役立つ話を聞いたら、すぐ実行に移す。

人生を真剣に生きる30の言葉

  1. 人生とは1日の積み重ね。
    1日を一生懸命生きる人は、素晴らしい人生を実現できる。
  2. 過去の事実は変えられない。
    過去の解釈を変えることならできる。
  3. 出会いは、一つ一つが、運のいい出来事。
  4. 勇気と行動力を高める魔法の言葉。
    「失敗してもいいからやってみよう!」
  5. 今ほど若い瞬間はない。
  6. 学生時代は、社会から恩恵を受ける時期。
    卒業後は、社会に恩恵を還元していく。
  7. 苦手意識は、徹底的な練習で克服する。
  8. 狙いを絞るから、結果が出せる。
  9. いつでもできる仕事だからこそ、今すぐ取りかかる。
  10. どうせ忘れるからといって最初から覚えないのはよくない。
    忘れてもいいから積極的に覚えていく。
  11. 知ったかぶりばかりしていると、癖になる。
    質問できない人になったら、脳の老化が加速する。
  12. 人から役立つ話を聞いたら、すぐ実行に移す。
  13. 今日一番頑張る瞬間を、毎日心がける。
  14. 嫌いな人はいてもいい。
    嫌いな人の悪口を言うのがいけない。
  15. 大変なときは上り坂。
    楽なときは下り坂。
  16. 無断欠勤は社会人として避けるべき行為。
    正当な理由がないかぎり、徹底回避を心がける。
  17. 嘘は、後になればなるほど訂正しにくい。
    うっかり嘘をついてしまったら、直後に訂正するのが賢明。
  18. 恥ずかしいから、体当たりする。
  19. 運動不足の解消は「歩くこと」から始まる。
    少しでも歩数を増やし、歩く距離を伸ばそう。
  20. 努力の方向性を間違えていると、いくら努力しても結果が出ない。
  21. 「逃げ癖」という言葉に逃げない。
  22. 小さな仕事・簡単な仕事だからといって「手抜きをしてもいい」という思考になっていないか。
  23. その日の疲れは、その日のうちに取る。
    ポイントは「入浴」と「睡眠」。
  24. 大人になってから勉強のやり直しができる人は心が若い証拠。
    新しい青春の風が吹き始める。
  25. 目的とは関係のない友人が、夢への掛け橋となる。
  26. 年始に立てた目標が放置されていないか。
  27. 3分の遅刻は叱っていい。
    3時間の遅刻は叱っていけない。
  28. 「しっかり動く」と「しっかり寝る」を交互に繰り返せば、人生はうまくいく。
  29. 人生に「さようなら」は必要ない。
    「また会いましょう」と言い換える。
  30. 人生を無限と思ってはいけない。
    人生は有限であることを自覚すると、人生観が変わり、生き方が変わる。

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