執筆者:水口貴博

海外旅行のトラブルを未然に防ぐ30の方法

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生理的我慢から解放されるトイレほど、不注意が起こりやすい場所はない。

生理的我慢から解放されるトイレほど、不注意が起こりやすい場所はない。 | 海外旅行のトラブルを未然に防ぐ30の方法

トイレに行ったとき「これ、誰かの忘れ物なのかな」というものに出会ったことはありませんか。

洗面台や個室に、バッグ・メガネ・ハンカチ・手帳が置かれている場合があります。

「ああ。誰かが置き忘れたのだろう」と思います。

実はトイレほど、置き忘れのしやすい場所はありません。

なぜ、トイレで置き忘れをしやすいのか。

私も一度、インチョン空港のトイレで忘れ物をした経験があるので、その理由がよくわかります。

生理的な我慢から解放され、油断をしやすい場所です。

トイレに向かうときは、生理現象を我慢した状態です。

トイレで用を足したとき「はあ。ほっとした」という大きな安心感があります。

今までの生理的な我慢から解放され、気持ちが緩みます。

その気持ちの緩みのため、一度手から離した手荷物を置き忘れたままにしてしまうケースが多いです。

トイレはとても安心できる場所ですが、実は最も気をつけなければいけない場所でもあります。

対策があります。

「一度振り返る癖をつけること」です。

トイレから出るとき、一度振り返って、忘れ物がないかを確かめるだけでいい。

そういう癖を、日頃からつけておくようにしましょう。

癖になっていれば、用を足して一安心したときに、気づきやすくなります。

海外旅行のトラブルを未然に防ぐ方法(27)
  • トイレから出るとき、一度振り返る癖をつける。
見落としやすい、営業時間と営業日。

海外旅行のトラブルを未然に防ぐ30の方法

  1. 旅の失敗は、忘れないうちに記録する。
    自分のためだけでなく、ほかの人の役にも立つ。
  2. 高級ブランドを身につけた格好は、昼間でも危ない。
  3. 暑さと寒さの両方に対応できる、重ね着作戦。
  4. 言葉が理解できないことに、恥を感じる必要はない。
    堂々と「わからない」と言えばいい。
  5. 母国から持参した薬は、体調を整えるだけでなく、精神状態も整える。
  6. 夜中は、女性1人で歩かない。
  7. ハンドバッグの口を開いたままにしていると、泥棒から被害に遭いやすくなる。
  8. 現地のホテルスタッフに、危険な地域を教えてもらう。
  9. 最新のガイドブックを購入するだけで、ある程度の安全は確保できる。
  10. トイレは、行けるときに行っておけ。
  11. 有名どころのカウントダウンは、おむつが必須?
  12. 現金は、3カ所に分けることで、万が一に備える。
  13. スーツケースに鍵がかかっているからとはいえ、安心とは限らない理由。
  14. ホテルの目覚まし時計やモーニングコールは、頼れるようで頼りにくい。
  15. ホテルのフロントに貴重品を預けるからとはいえ、必ずしも安全とは限らない。
  16. パンフレットは、重要な情報ほど小さな字で書かれている。
  17. 規模の大きな海外旅行の場合は、面倒でもリコンファームをしよう。
  18. タクシーは、乗る前に所要時間と料金の確認をしておく。
  19. 笑顔で話しかけてくるからとはいえ、いい人とは限らない。
  20. 3週間前からチェックリストを準備し、1週間前からパッキングを始める。
  21. 海外旅行では、水はお金を出して買うのが基本。
  22. 現地の人のふりは、不便になり、むしろトラブルを引き起こしやすくなる。
  23. 不慣れな土地で、道を聞くときに頼りたい、3人とは。
  24. バッグを肌身離さず持ち歩くだけで、泥棒被害は激減する。
  25. やむなくバッグを手放すときは、両足に挟む。
  26. 物をなくすのは、必ずしも泥棒による被害とは限らない。
    自分の不注意は、もう1つの紛失の原因。
  27. 生理的我慢から解放されるトイレほど、不注意が起こりやすい場所はない。
  28. 見落としやすい、営業時間と営業日。
  29. 旅行で直行便をおすすめする、2つの理由。
  30. 海外旅行で「衝動買い」と「買いすぎ」を防ぐ、うまい工夫。

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