公開日:2010年8月10日
執筆者:水口貴博

海外旅行を楽しむ30の方法

  • 海外旅行で一番必要なのは、
    時間やお金ではない。
    勇気だ。
海外旅行を楽しむ30の方法

海外旅行で一番必要なのは、時間やお金ではない。
勇気だ。

私はこれまで何度か海外旅行に行って、つくづく思うことがあります。
海外旅行に行くためには、やはり時間やお金がかかります。
国を超えて旅しますから、それなりのまとまった時間とお金が必要ですね。

山や海を飛行機で飛び越えるとき、これまでの自分を超えている。

飛行機に乗っているとき窓をのぞけば、地上には広大な山や海などが見渡せます。
視界に入りきらないくらい大きな山々や広大な海。
何かわくわくする感じはありませんか。

飛行機の機内食から旅の楽しみは始まっている。

国内旅行を飛行機で移動する場合、乗っている時間が短くなりがちです。
乗っている時間が短いので、機内食を食べる機会も少ないでしょう。
国内旅行では、飛行機でも機内食が食べられない場合が多い。

飛行機内で無理な暇つぶしは、現地に到着してからの体力を奪う。

海外旅行への飛行機は、基本的に長時間です。
国の外へ出て、海を越えることになります。
渡航先によっては、半日以上、飛行機に乗り続けることも珍しくありません。

本当に観光地を楽しむなら、早朝がおすすめ。

遠くへ旅行に行ったとき、どのようなルートで見て回りますか。
おそらく多くの場合、見どころを観光するのが中心ではないでしょうか。
旅行というくらいですから、当然といえば当然です。

現地の本当の様子は、何でもない場所を散策していると感じやすい。

本当の現地の様子は、観光地では見ることはできません。
観光地以外の何でもない場所を散策することで、見て感じ取れます。
観光地は、観光客ばかりでにぎやかです。

現地では、できるだけ現地の言葉で話すほうが、コミュニケーションはうまくいく。

韓国に海外旅行中、食事を注文しようとしたときのことです。
韓国語がわからなかったので、英語を使って注文しようとしました。
すると、困った表情をされたことがあります。

何でも受け身にならない。
ポジティブに動くほうが、海外旅行をより楽しめる。

海外旅行に慣れていない人は、往々にして「受け身」になりがちです。
知らない場所の旅行は、やはりびくびくします。
パッケージツアーなら、添乗員の言うことに一から十まで従うことになるでしょう。

国内の感覚を一度捨てる。
海外のやり方を吸収しようと、感覚を広げる。

海外旅行をするときには、一度、母国のことを忘れることが必要です。
完全に忘れるわけではありません。
「一時的に距離を置いて遠ざける。頭の片隅に置く」という意味です。

現地に到着したら、まず大きく息を吸い込む。
現地の様子を鼻で感じ取る最初の儀式。

「キュキュキュ」
飛行機が陸に降り立った音がすると同時に「ついに到着した」という気分になります。
飛行機から出たとき、初めに感じる変化は「空気」ではないでしょうか。

ガイドブック1つで、旅行の質はまったく異なる。

海外旅行をするなら、ぜひとも手にしたいのは「ガイドブック」です。
これがないと何も始まらない。
あったらいいね、どころではありません。

添乗員が観光地の話をしてくれても、あえてガイドブックを開いて調べる。

「ここはなんだろう。どんなところだろうか」
ツアーに参加していると、気の利いた添乗員が、いいタイミングで説明を始めてくれます。
「ああ。聞いているだけでいいから楽だなあ。ガイドブックはいらないな」

海外旅行のガイドブックは、初心者マークと同じ。
持って歩くことを恥ずかしがらない。

車の運転免許を取得1年未満の人には「初心者マーク」をつけるのが義務付けられています。
初心者マークをつけたことがある人ならわかると思いますが、つけて走ると、周りの車の様子が変わります。
道を譲ってくれやすくなります。

「恥をかきに行こう」と思うほうが、旅行はさらに楽しめる。

観光地で「これなんだろう」と思うことがあります。
疑問を持つのは、素晴らしいことです。
しかし、せっかく疑問を持っても、恥ずかしいから聞くのをやめる人がいます。

看板に書いてある文字を、声に出して読んでみる。

海外に行くと、繁華街や商店街の至る所に、お店の看板が掲げられています。
ぱっと見て、そこが何なのかすぐわかるように立ててあります。
しかし、海外ですから、外国語で書かれている文字に目を背けてしまいがちです。

一見無駄とも思える、海外でわざわざ母国料理を食べる真意。

海外に行ってからの楽しみの1つに、海外で提供されている母国料理があります。
ぜひ海外に行ったら、母国の料理を食べてほしい。
「なぜわざわざ海外にまで行って母国料理を食べるのか。それなら帰国してからいくらでも食べられるだろう」と思います。

海外に行ったなら、海外らしく現地の食文化を堪能する。

海外に行くと、母国の料理が恋しくなります。
先進国では、おおむねどの国の料理も口にできます。
そこで海外旅行先で、母国料理を口にしようと思うことがあります。

持ち物は少ないほうがいい。
買い物を楽しむ機会が増えるから。

持ち物は、少ないほうが海外旅行を楽しめます。
たいていの人は、現地で何があっても対応できるように、必要な物をすべて持っていこうとします。
必要な物は当然持参すべきですが、持参しすぎると、フットワークが重くなります。

風景が見える屋外で一休みすれば、細かい部分まで見る余裕が生まれる。

海外旅行は、短い期間でさまざまなところを見て回る日程がほとんどです。
1カ月のような長期で海外旅行に行くことは、珍しいことでしょう。
海外旅行に行くとなると、仕事・学校・家庭・育児などの都合をつける必要があります。

そのときその場でしかできないオプションは、申し込んだほうがいい。

パッケージツアーで旅行をするとき、さまざまなオプションが用意されているものがあります。
・夜のディナーを豪華客船で楽しむオプション
・ヘリコプターで夜景の町を楽しむオプション

行きと帰りに経由する国があれば、ついでに観光もしてしまえ。

海外旅行の行きと帰りに「ついでにほかの国も楽しめないか」工夫してみましょう。
一度で二度楽しむように工夫をすれば、より濃い旅行をすることができるようになります。
たとえば目的地に向かうとき、途中でどうしても別の国の国際空港を経由しなければいけないときがあります。

旅先での悪天候は、恵まれたものと考える。

せっかくの海外旅行なら、やはり晴れてほしいと考えるところです。
いい天気のほうが、海外旅行をより楽しめると思います。
ガイドブックに天気のいい写真しか写っていないため、余計にそう考えます。

語学力があれば、海外旅行はもっと楽しめる。

初めて海外旅行に行ったとき、誰でも大変もどかしい気持ちを味わうことがあります。
海外旅行は、現地の人とのやりとりがスムーズになれば、もっと楽しめます。
「トイレを探しています」

時差ぼけにならない鉄則。
到着したら、あくまで現地時間に合わせて行動する。

長距離を移動する海外旅行では、現地のリズムと体のリズムがずれて、時差ぼけになるのがネックです。
近くの国に旅行するなら、まだいいです。
飛行時間が6時間を越えれば、時差ぼけになる場合が多いでしょう。

中途半端な仲の友人と行く海外旅行は、中途半端になりやすい。

アメリカに留学中、友人の家に遊びに行くと、日本からの女の子2人連れが遊びに来ていました。
最初の印象は「2人のギャップ」です。
少し話をしていると、1人は控えめな行動をするお嬢さまというタイプの子でした。

旅先の感動は、常にライブ。
完全に同じ感動は二度と味わえない。

「そのときの感動は、二度と味わえない」
これは、私は何度か旅をして得た教訓です。
海外旅行で感動できた場所は「また来ればいい」と思います。

旅行を楽しめるかどうかは、体力と足腰にかかっている。

旅行では、たくさん歩くことになります。
国内旅行であれ海外旅行であろうと、関係ありません。
タクシー・電車・バス・地下鉄などが使えるのは、大きな移動だけ。

迷った選択肢があれば、予算の許すかぎり、両方頼めばいい。

海外旅行は、迷いの連続です。
「Aも食べたいけれど、Bも食べたいな」
「Aも行きたいけど、Bも行きたいな」

ホテルをけちると、旅行全体の質が低下する。

「ホテルなんて寝るだけだろ。安いホテルでいいよ」
予算に余裕がないとき、最初に削ろうと考えるのは「ホテルのグレード」です。
安いホテルに泊まって、予算を少しでも抑えようとする人も多いのではないでしょうか。

ガイドブックに載っていない穴場は、ホテルの人に聞け。

現地の人は、歩くガイドブックです。
勇気があれば現地の人に「この辺りで面白いところはないですか」と聞いてみましょう。
現地のことに詳しいのは、やはり現地の人です。

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