ペットを飼うとき、親に大反対された経験はありませんか。
私はあります。
それも数え切れないほどあります。
小学生のころは実家で家族と一緒に暮らしていたので、ペットを飼い始める前には家族の許可が必要でした。
学校の帰りに、たまたまかわいい捨て猫がいて、かわいそうだから家に連れて帰ると、母に大反対されました。
「元の場所に戻してきなさい!」
飼ってもいいという返事が返ってくることは、まずあり得ませんでした。
猛烈に大反対されます。
ペットを飼うというのは、そもそも反対されます。
面倒もお金も時間もかかります。
親が許可してくれるかどうかが問題ではありません。
そういうとき、あなたの情熱が試されている瞬間です。
しかし、ここからが勝負です。
私はいつも何時間も親を説得に入ります。
一生懸命に世話をすることを約束したり、飼いたい熱い気持ちを訴えたりしました。
それが何時間にも及ぶこともありました。
親がなぜ怖い顔をして「ダメ」というのか考えたことがありますか。
親はダメと言いながらも「本気で飼うつもりはあるのか?」と厳しいチェックをしています。
「ダメ」と言われて「はい」とあっさり引き下がるようでは、ペットへの愛情もその程度ということです。
「どうしても飼いたい!」
「一生懸命に面倒を見るから許して!」
「どうしてもほうっておけない!」
涙を見せ、何度もしつこくお願いをすれば、そのうち親は理解を示してくれるはずです。
理解をしてもらえるくらいに、情熱を見せてください。
必死の説得はあって当たり前です。
ペットを飼い始める前にある、最初の登竜門なのです。