執筆者:水口貴博

ペットから尊敬される飼い主になる30の方法

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ペットを育てるときに必要なのは、ギブ&ギブの精神。

ペットを育てるときに必要なのは、ギブ&ギブの精神。 | ペットから尊敬される飼い主になる30の方法

「この子といると癒されそうだ。よし、家で飼うことにしよう」

よくありがちなペットを飼い始めるきっかけですが、あまりいい動機とは言えません。

いきなり最初から「見返り」を求めているからです。

「癒されるかどうか」という見返りを基準に、ペットを飼おうかどうかを考えています。

ペットを飼い始めるのに、損得を考えることはよくありません。

単純に損か得かといえば、損です。

終わることのない世話に手間がかかり、体力的にも時間的にも負担になります。

餌のために経済的負担もかかります。

しかし、そうしてでもいいから「育てたい」という気持ちがあるかどうかです。

それこそ「ギブ&ギブ」の精神です。

その気持ちがあれば、きっと素晴らしい飼い主になれるに違いありません。

最初から何か見返りを求めてはいけません。

飼い主になれば、もはや親です。

親としては、子どもに成長してもらうために、見返りを必要としないはずです。

ただ子どもが大きく成長していくことに喜びを感じることでしょう。

最初は、ギブ&ギブが動機です。

「この子の成長のために、私は何ができるだろうか」とだけ考えることです。

しかし、不思議なことに、まったく見返りを求めずギブ&ギブを心がけていると、自然と返ってくる恩恵があります。

ギブ&ギブの気持ちを持って、きちんと育てている努力が報われ、ペットがすくすく育つことでしょう。

本当にペットを思う飼い主としては、ペットが大きく成長してくれることほど、嬉しいことはありません。

それが、本当の飼い主への見返りです。

ギブ&ギブを心がけるからこそ、テイクも自然と発生するのです。

ペットから尊敬される飼い主になる方法(23)
  • ギブ&ギブの気持ちで、ペットと接する。
癒してあげようとする人が、癒される。

ペットから尊敬される飼い主になる30の方法

  1. 田舎には、都会にはない自然と野生動物たちがいる。
  2. 動物との出会いは、ある日、突然。
  3. ペットを飼うのは、そもそも親に反対されるもの。
  4. ペットは、家族の一員である。
  5. ペットがいるだけで、生活の華やかさはずいぶん変わる。
  6. 自己啓発書100冊読むより、ペット1匹飼うほうが、はるかに成長できる。
  7. 未成年者がペットを飼うというのは、すごいこと。
  8. 人間の運命は自分で決められる。
    ペットの運命は、自分では決められない。
  9. ペットにも人間と変わらない表現を使うほうが、人間味を帯びてくる。
  10. 動物に触れていると、哲学ができる。
  11. なぜ、あらゆる動物は、他者と出会ったとき、反射的に目を見るのか。
  12. 自分がおいしく感じる食事を、ペットも同じように感じるとは限らない。
  13. ペットの種類によって、生活習慣はまったく異なる。
  14. 中途半端な気持ちなら、ペットは飼わないほうがいい。
  15. ペットについて勉強すると、さらに親近感が湧くようになる。
  16. どんなに寂しい都会生活も、ペットのおかげで救われる。
  17. 動物園に行くと、人としての野性的本能が目覚めてくる。
  18. ペットを飼ったほうが、掃除の習慣がつきやすくなる。
  19. ペットがいるほうが、なぜか恋人ができやすくなる理由。
  20. ペットを飼うと、自然と性格が明るくなる。
  21. ペットのいたずらには、飼い主へのメッセージが含まれている。
  22. 「問題なく育っているけど、何か物足りない」そう思ったら、プレゼントしてほしいものがある。
  23. ペットを育てるときに必要なのは、ギブ&ギブの精神。
  24. 癒してあげようとする人が、癒される。
  25. 悩んだり疲れたりしたときこそ、ペットとじゃれて、お告げを受け取る。
  26. 初めから完璧な飼い主はいない。
    ペットを飼い始めて頼られることで、飼い主らしくなっていく。
  27. ペットの理解できない行動を、理解してあげる。
  28. 謝るという行為には、相手への謝罪と同時に、自戒の念が込められている。
  29. 言うことを聞かないから叩くと、余計に言うことを聞いてくれなくなる。
  30. 本当に正しい育て方は、マニュアル本には書かれていない。

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