執筆者:水口貴博

ペットから尊敬される飼い主になる30の方法

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癒してあげようとする人が、癒される。

癒してあげようとする人が、癒される。 | ペットから尊敬される飼い主になる30の方法

「ペットを癒してあげよう」という気持ちで接すると、自然と自分が癒されます。

実家で飼っている犬のクッピーの頭をなでてあげると、喜びます。

犬なのに、目を半開きにしながら「癒されるよ」という表情をします。

その表情を見ていると、私まで癒されます。

なでるといつも気持ちよさそうにするので、会うたびに頭をなでてあげるのが習慣になります。

喜んでもらえるから、また次もしてあげようと思います。

かわいい子猫をなでていると、子猫は気持ちよさそうな表情をします。

気持ちよさそうにしている子猫の表情や手触りによって、自分が癒されます。

動物園には、動物との触れ合いコーナーがあります。

初めて動物に触れる人は、慣れない動物を「触っている」という状態です。

それはまだ不自然です。

「触る」のではなく「なでてあげる」のです。

動物園の動物との触れ合いコーナーにいる動物は、人間に触られるのに疲れています。

癒してあげようとする。

なでなでしてあげる。

すると、動物と初対面にもかかわらず、すぐ仲良くなれます。

癒しの本質とは「癒される」が先にあるのではありません。

「癒してあげる」が先にあります。

癒してあげようという気持ちがあれば、自然と癒されるようになります。

気持ちよさそうにしている相手を見て癒されます。

神様はうまいこと、この世を作ったなと思います。

相手から何かを奪おうとする人は助けてくれません。

しかし、相手に何かを与えてあげようとすると、助けてもらえます。

ペットに癒されるのではなく、ペットを癒してあげるのです。

ペットから尊敬される飼い主になる方法(24)
  • ペットを、癒してあげる。
悩んだり疲れたりしたときこそ、ペットとじゃれて、お告げを受け取る。

ペットから尊敬される飼い主になる30の方法

  1. 田舎には、都会にはない自然と野生動物たちがいる。
  2. 動物との出会いは、ある日、突然。
  3. ペットを飼うのは、そもそも親に反対されるもの。
  4. ペットは、家族の一員である。
  5. ペットがいるだけで、生活の華やかさはずいぶん変わる。
  6. 自己啓発書100冊読むより、ペット1匹飼うほうが、はるかに成長できる。
  7. 未成年者がペットを飼うというのは、すごいこと。
  8. 人間の運命は自分で決められる。
    ペットの運命は、自分では決められない。
  9. ペットにも人間と変わらない表現を使うほうが、人間味を帯びてくる。
  10. 動物に触れていると、哲学ができる。
  11. なぜ、あらゆる動物は、他者と出会ったとき、反射的に目を見るのか。
  12. 自分がおいしく感じる食事を、ペットも同じように感じるとは限らない。
  13. ペットの種類によって、生活習慣はまったく異なる。
  14. 中途半端な気持ちなら、ペットは飼わないほうがいい。
  15. ペットについて勉強すると、さらに親近感が湧くようになる。
  16. どんなに寂しい都会生活も、ペットのおかげで救われる。
  17. 動物園に行くと、人としての野性的本能が目覚めてくる。
  18. ペットを飼ったほうが、掃除の習慣がつきやすくなる。
  19. ペットがいるほうが、なぜか恋人ができやすくなる理由。
  20. ペットを飼うと、自然と性格が明るくなる。
  21. ペットのいたずらには、飼い主へのメッセージが含まれている。
  22. 「問題なく育っているけど、何か物足りない」そう思ったら、プレゼントしてほしいものがある。
  23. ペットを育てるときに必要なのは、ギブ&ギブの精神。
  24. 癒してあげようとする人が、癒される。
  25. 悩んだり疲れたりしたときこそ、ペットとじゃれて、お告げを受け取る。
  26. 初めから完璧な飼い主はいない。
    ペットを飼い始めて頼られることで、飼い主らしくなっていく。
  27. ペットの理解できない行動を、理解してあげる。
  28. 謝るという行為には、相手への謝罪と同時に、自戒の念が込められている。
  29. 言うことを聞かないから叩くと、余計に言うことを聞いてくれなくなる。
  30. 本当に正しい育て方は、マニュアル本には書かれていない。

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