執筆者:水口貴博

ペットから尊敬される飼い主になる30の方法

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ペットにも人間と変わらない表現を使うほうが、人間味を帯びてくる。

ペットにも人間と変わらない表現を使うほうが、人間味を帯びてくる。 | ペットから尊敬される飼い主になる30の方法

ペットとの心の距離感は、表現を変えると自然と近づけます。

「表現」は重要です。

軽々しい言い方を使っていると、軽々しいペットに思えますが、人間と変わらない表現を使えば、人間のような感覚が出てきます。

たとえば「餌」という表現です。

「餌を与える」間違った言い方ではありませんが、少し何か見下した言い方ですね。

「餌」という部分が、ペットと飼い主との間に「見えない壁」を作っているような気がします。

では、どうするのか。

「餌」を「ご飯」という表現に変えてみましょう。

「ご飯を与える」

一気に距離感が縮まりますね。

さらに「与える」という表現もやめて、普通に「食べる」という表現を使ってみましょう。

「ご飯を食べましょうね」

ほら、これだけで、ペットとの心の距離感がずいぶん近くなりますね。

変えるべき言い方は「餌」だけではありません。

「犬小屋」ではなく「おうち」と呼んでみましょう。

「おうちに戻りましょうね」としつけます。

犬小屋でも間違っていませんが、できるだけ人と同じような表現に近づけてみましょう。

表現を変えるだけで、ずいぶん印象が変わり、人間味を帯びてきます。

本書では、説明する都合のため「ペット」や「餌」という表現を使っていますが、ご家庭ではぜひ言い方を変えてみましょう。

本来、ペットへの思いやりがあれば、自然と表現は変わりますが、もし変わっていないなら今からでも変えてみましょう。

ペットとの心の距離感が、ぐっと近づくはずです。

ペットから尊敬される飼い主になる方法(9)
  • ペットにも、人間と変わらない表現を使う。
動物に触れていると、哲学ができる。

ペットから尊敬される飼い主になる30の方法

  1. 田舎には、都会にはない自然と野生動物たちがいる。
  2. 動物との出会いは、ある日、突然。
  3. ペットを飼うのは、そもそも親に反対されるもの。
  4. ペットは、家族の一員である。
  5. ペットがいるだけで、生活の華やかさはずいぶん変わる。
  6. 自己啓発書100冊読むより、ペット1匹飼うほうが、はるかに成長できる。
  7. 未成年者がペットを飼うというのは、すごいこと。
  8. 人間の運命は自分で決められる。
    ペットの運命は、自分では決められない。
  9. ペットにも人間と変わらない表現を使うほうが、人間味を帯びてくる。
  10. 動物に触れていると、哲学ができる。
  11. なぜ、あらゆる動物は、他者と出会ったとき、反射的に目を見るのか。
  12. 自分がおいしく感じる食事を、ペットも同じように感じるとは限らない。
  13. ペットの種類によって、生活習慣はまったく異なる。
  14. 中途半端な気持ちなら、ペットは飼わないほうがいい。
  15. ペットについて勉強すると、さらに親近感が湧くようになる。
  16. どんなに寂しい都会生活も、ペットのおかげで救われる。
  17. 動物園に行くと、人としての野性的本能が目覚めてくる。
  18. ペットを飼ったほうが、掃除の習慣がつきやすくなる。
  19. ペットがいるほうが、なぜか恋人ができやすくなる理由。
  20. ペットを飼うと、自然と性格が明るくなる。
  21. ペットのいたずらには、飼い主へのメッセージが含まれている。
  22. 「問題なく育っているけど、何か物足りない」そう思ったら、プレゼントしてほしいものがある。
  23. ペットを育てるときに必要なのは、ギブ&ギブの精神。
  24. 癒してあげようとする人が、癒される。
  25. 悩んだり疲れたりしたときこそ、ペットとじゃれて、お告げを受け取る。
  26. 初めから完璧な飼い主はいない。
    ペットを飼い始めて頼られることで、飼い主らしくなっていく。
  27. ペットの理解できない行動を、理解してあげる。
  28. 謝るという行為には、相手への謝罪と同時に、自戒の念が込められている。
  29. 言うことを聞かないから叩くと、余計に言うことを聞いてくれなくなる。
  30. 本当に正しい育て方は、マニュアル本には書かれていない。

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