私は、昔からいろいろ考える習慣があります。
いつも考えてばかりで頭がパンクしそうなので、サイトを通じて考えてきたことを公開しています。
考える性格は頑張って身につけたものではなく、昔からいつの間にか自然と身についたものです。
HAPPY LIFESTYLEの話のネタなら、死ぬまでいくらでも出てきそうです。
いつからこういう性格になったのかと振り返ったとき、ふと、親からの影響に心当たりを感じました。
親からの影響を受けている部分が大きいのではないかと思います。
もちろんすべてが親の影響とは限りませんが、親譲りの部分はあると感じます。
私の親はどういう人かというと、真面目な顔をして話しかける人です。
父もそうです。
母もそうです。
子である私に話しかけるとき、真面目な顔になります。
特に父は日常会話でも、あまり冗談は言いません。
笑いながら話をしたり冗談を言ったりすることは、あまりありません。
私は長男なので、特にそういう傾向が強いのでしょう。
家族なのに、急に静かな雰囲気になります。
「貴博、高校を卒業したらどうするつもりだ」
「中学に入ったら、どんな部活に入るつもりだ」
「友人とはうまくやっているか」
「この前のテストの結果はどうだった」
会議室で話をしているような、厳粛な雰囲気があります。
それは私が社会人になった今でも変わりません。
「仕事の調子はどうだ」
「職場のみんなとうまくやっているか」
「実家には帰ってこないのか」
真面目な顔をして、いろいろ尋ねてきます。
親が笑いながら尋ねてくれば、おそらく私も笑いながら適当に言い返したでしょう。
しかし、親の表情には冗談がありません。
親が真面目な顔になって尋ねてくると、子どもは冗談が言えなくなります。
「真面目に心配している。だから真面目に考えて答えてほしい」
そういう印象がひしひし伝わってきます。
親が本気になって話しかけるため、親の質問に答えるときは、真剣に考えて答えていました。
昔からそういう人でした。
昔から続いていたので、その結果、私もいろいろ真剣に考える習慣がついていきました。
子どもに話しかけるときの「顔」は大切です。
子どもが真剣に考える習慣は、言って身につくものではありません。
親が真面目な姿勢を見せて、身につくものです。
見せると言っても、難しいことはありません。
両親は、真剣で真面目な顔をして話をすることで、子どもにも同じように真面目に考え、答えさせようとします。
もちろんたまにはジョークを交えてリラックスもいいですが、どこかでそういう本気さは必要です。
親が真面目な顔をして話しかけることで、子どもも考えるような性格へと変わるのです。