デパートは、人間が社会生活を営んでいくために必要なことがたくさん詰め込まれた場所です。
デパートの規模にもよりますが、数百以上のお店が1カ所に終結しています。
少し例を挙げてみましょう。
エレベーターの乗り方。
駐車場にある山ほどのある車。
買い物の風景。
フードコート。
休憩広場。
数多くのお店。
さまざまな売り物。
本当はまだまだありますが、ここには書ききれません。
デパートは、大人でさえ「たくさんあって全部見切れない」と思うほどです。
子どもには、もはやワンダーランドそのものでしょう。
これだけ不思議なものがたくさん目の前にあるのに、興味を示さないわけがありません。
子どもと一緒にデパートに行ってみましょう。
必ず「これは何?」という質問を投げてくるはずです。
それはいいことです。
学習塾で勉強するよりデパートに行くほうが、はるかに子どもの人間性を高める勉強ができるはずです。
デパートほど、子どもに社会経験させる場所はありません。
少し考え方を変えてみましょう。
「デパートに買い物に行く」というより「デパートに勉強しに行く」と考えてみます。
そこで次の休日、親子でデパートに出かけましょう。
ある程度、子どもが投げかけてくることを想定して、時間も余裕を持って出かけます。
買い物ついでに、子どもの勉強にも付き合ってあげます。
子どもにいろいろなものを見せてあげて、興味を示すものから、親ができる範囲のことで説明してあげます。
デパートほど、勉強のネタが集まっている場所はありません。
いい勉強になるはずです。