体がほてっているときに「冷たいもの」に触れると、癒されます。
たとえば、タオルを冷たい水で湿らせて、顔にあてます。
すると、顔全体が引き締まり、気持ちよくなります。
暑くてたまらないときには、特に効果的です。
また買ったばかりの冷たい缶ジュースは、もちろん飲むのが目的ですが、意外な使い方があります。
蓋を開ける前に顔に当てると、冷たくひんやりして、顔がすっきりします。
目を閉じてまぶたの上に当てると、不思議なことに、目の疲れが取れます。
冷たいものには、心も体もすっきりさせる引き締め効果があります。
サウナに入って体がほてった後は、水風呂に入ります。
すると体が引き締まり、すがすがしい気持ちになれます。
急激に冷たく体を冷やした反動で、風呂上りの湯冷めがしにくくなり、逆に血行がよくなるのは、あまり知られていない効果です。
私は仕事中、眠くなったりしたときは、よく冷たい水で顔を洗います。
水温の調整機能のついた蛇口なら、一番冷たい温度に設定して顔を洗うと、眠気も覚めて、気持ちも引き締まります。
冷たいものには、癒しがあるのです。