執筆者:水口貴博

ストレスをためる人とためない人の30の違い

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もつれた糸をほどくために、いったん休憩を入れる。

もつれた糸をほどくために、いったん休憩を入れる。 | ストレスをためる人とためない人の30の違い

糸を結んでいるときに、もつれができることがあります。

たいていこういうときには、もつれた糸をほどこうとすると、余計にもつれます。

もつれると、いらいらします。

いらいらした状態で、もつれをほどこうとすると、たいていの場合、余計にもつれます。

心に余裕のない状態でもつれを解こうとしても、逆効果です。

このもつれをほどくために、頑張るのではなく、逆にいったんストップさせてみることです。

もつれた糸を解こうと、さらに一生懸命になると、余計にもつれます。

まずいったんストップさせて、一呼吸、入れます。

すると、精神的に落ち着きを取り戻し、余裕が出てきます。

もう一度、もつれた糸を見れば、どこが原因でもつれているのか、冷静に見ることができるようになります。

ゆっくり、確実に、もつれを解けるようになるでしょう。

人間関係でも同じです。

人と人とがもつれているときに、無理をして仲直りをしようとすると、余計に仲が悪くなるときがあります。

お互いに心の余裕がない状態であり、冷静に見られないからです。

いらいらしているときに、もつれた糸をほどこうとすると、余計にもつれてしまう状態と同じです。

こういうときにはどうすればいいのでしょうか。

いったん、完全に止めてしまうのです。

完全なる休憩、休み、ストップをして、まず自分を取り戻します。

落ち着きを取り戻してから、人間関係を見直すと「何が原因なのか、どうすればいいのか」が見えてくるようになります。

ストレスをためる人とためない人の違い(22)
  • もつれは、休憩を入れてから、ほどく。
海外旅行で、自分をリセット。

ストレスをためる人とためない人の30の違い

  1. ストレスの本当の解決は、短期ではなく、長期で考えること!
  2. ストレスのほとんどは「肉体的」より「精神的」である。
  3. 心の運転は、車の運転と同じ。
    事故を起こす原因は、運転にある。
  4. ストレスをためている人は、弱いものをいじめようとする。
    ストレスをためない人は、弱いものを助けようとする。
  5. 短期的に考えていると、短気になる。
  6. 今日を懸命に生きる人は、賢く生きることができる。
  7. お金で動くと、ストレスが増える。
    喜びで動くと、ストレスがなくなる。
  8. 素直、正直が一番疲れない。
  9. 相手と話す前に、まず自分と話をしよう。
  10. ストレスをためる人は、受け止める。
    ストレスをためない人は、バネにする。
  11. ストレスをためる人は「後回し」にする。
    ストレスをためない人は「今すぐ」に行う。
  12. 考えてもわからないことは、すぐ答えを聞いてもいい。
  13. タバコは、いらいらを減らすどころか、増やしてしまう。
  14. マイナスの感情は、開き直ることで克服できる。
  15. 喧嘩をした相手とは、できるだけ早く仲直りすること。
  16. ストレスをためる人は、仕事をするために休まない。
    ストレスをためない人は、仕事をするために休む。
  17. ストレスをためる人は、我慢で乗り切ろうとする。
    ストレスをためない人は、協力で乗り切ろうとする。
  18. 生活のリズムが一定だから、ストレスも小さくなる。
  19. おしゃべりな人は、ストレスをためにくい。
  20. ルールを先に考えすぎると、挫折する。
    しながらルールを覚えると、楽しくなる。
  21. 楽しさや面白さは、自分から積極的に見つけていく。
  22. もつれた糸をほどくために、いったん休憩を入れる。
  23. 海外旅行で、自分をリセット。
  24. 流れが悪くなったとき、ストレスを感じ始める。
  25. ストレスの多い人は「完全」を求める。
    ストレスの少ない人は「適当」を求める。
  26. ごちゃごちゃした部屋は、心もごちゃごちゃになる。
    すっきりした部屋は、心もすっきりする。
  27. 負けるとわかっている戦いには「逃げる」という選択が最適。
  28. 質より、量をこなせば、ストレスがなくなる。
  29. 競争に熱くなっても、自分のペースを崩すことだけはしないこと。
  30. 「調子に乗るな」を信じてはいけない。

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