うまく言っている人たちを見て、こういうことを言う人がいます。
「調子に乗るな」
調子に乗っていると偉そうに見え、羨ましいから、そういう嫌みを言います。
でも、本当は調子には乗ったほうがいいのです。
調子に乗れば、体力を使わず、ストレスも少なく、そのうえ短時間で大きな前進ができるからです。
「調子に乗る=波に乗る」という状態です。
波乗りサーファーは、波に乗っているから、ぐんぐん前へと進めます。
波に乗っているだけですから、波という自然の力に押されるだけです。
体力も必要なく、ストレスもありません。
自分の力に波の力も加わった最高潮の状態ですから、自分の限界を超えたスピードで、前へと進めます。
それが「調子に乗る」という状態です。
不調どころか、むしろ好調です。
ベストの状態ですから、止める必要はありません。
「調子に乗るな」ではなく「調子に乗れ!」と話しかけるほうが、適切なのです。
「調子が出てきた」と思ったら、もっと調子に乗ってしまいましょう。
乗っているときに進めるだけ前へと進んでおくほうがいいのです。