執筆者:水口貴博

人生観が変わる30の言葉

15

画家ミレーは、亡くなる17日前に結婚式を挙げた。けじめをつけたいことは、生きているうちが大切。

画家ミレーは、亡くなる17日前に結婚式を挙げた。けじめをつけたいことは、生きているうちが大切。 | 人生観が変わる30の言葉

フランス生まれのバルビゾン派・写実主義の1人に、ミレーという画家がいます。

『種まく人』『落穂拾い』『晩鐘』など、農民生活を主題とした絵を描いたことで有名です。

そんなミレーには、面白いエピソードがあります。

実は彼が結婚式を挙げたのは、とても遅かったのです。

亡くなる17日前でした。

彼が31歳のとき、家政婦をしていたカトリーヌと出会い、付き合いますが、結婚式は挙げていませんでした。

「なぜ結婚式を挙げないのか」と思いますが、そこには難しい事情があります。

30代のミレーは、画業に励んでいるものの、なかなか絵が売れず、非常に収入が少ない状況でした。

一方、彼女の実家も大変貧しく、生活に困窮している状況でした。

そのため双方の家族で結婚に大反対だったのです。

そこで2人は駆け落ちし、パリへ行きます。

カトリーヌと結婚したのは、出会ってから10年がたった、39歳のころです。

しかし、書類上の結婚はできても、教会での結婚式はまだ挙げていませんでした。

信仰心の強いミレーは、そのことがずっと気がかりだったのです。

その後、40代に入ってから少しずつ名前も広まっていき、売れ始めます。

50代に入って、ようやく大きな収入と名声を得られた状態で、まさに「遅咲きの画家」でした。

ところが60歳になったとき、健康状態が急激に悪化します。

死期を悟ったミレーは、長年苦労をかけたカトリーヌや子どもたちのために、教会で結婚式を挙げました。

生きているうちにしなければいけない最後の仕事でした。

ミレーにとって、結婚式は「けじめ」だったのです。

教会で結婚式を挙げたミレーは、その17日後に亡くなりました。

けじめは生きているうちにつけておく

このことから私たちが学べることがあります。

「けじめは生きているうちにつけておく」ということです。

「いつかやらなければ」と思うことは、早めにやっておきましょう。

もたもたしていると、機会を逃します。

けじめをつけたいことがあれば「できるだけ早め」が大切です。

人生でやり残していることなら、なおさらです。

死んでからでは遅いことがあります。

たとえ結婚式のようなイベントであっても、心残りであれば、挙げておくほうがいいのです。

人生でやり残したことがあれば、生きているうちにしておくことです。

できるだけ早めにしておくのがベストです。

「今さら遅いかな」と思うことでも、生きているうちなら間に合うのです。

人生観が変わる言葉(15)
  • けじめをつけたいことがあれば、生きているうちに済ませておく。
今日が平和であることを喜ぼう。
平和ほど、幸福なことはない。

人生観が変わる30の言葉

  1. 死を受け入れると、人生観が変わる。
  2. 努力は、必ず報われるとは限らない。
    ただし、努力した事実と経験は消えない。
  3. 嫌いなことは、できるだけ早く終わらせようとする。
    好きなことは、できるだけ長く続けようとする。
  4. 簡単にリセットボタンを押すのはやめる。
  5. あなたがやりたいのは、見栄を張ることか、好きなことをすることか。
    見栄のために、好きを犠牲にしていないか。
  6. あらゆる仕事は、社会につながっている。
  7. 過去に生きる人になってはいけない。
    未来に生きる人になろう。
  8. 人間には2通りの人しかいない。
    「偶然を待つ人」と「偶然を作る人」。
  9. 「私は絶対正しい」と思っていると、どんどん生きづらい人生になっていく。
  10. ぬるま湯の環境に居続けてはいけない。
  11. 人生で最もかけがえのない資産とは。
  12. 息継ぎが下手な水泳選手が採った、あるユニークな方法とは。
  13. 「○○だから好き」というセリフには要注意。
    「条件付きの好き」は、本当の好きではない。
  14. 素晴らしい景色は、カメラで撮るより、目に焼き付ける。
  15. 画家ミレーは、亡くなる17日前に結婚式を挙げた。
    けじめをつけたいことは、生きているうちが大切。
  16. 今日が平和であることを喜ぼう。
    平和ほど、幸福なことはない。
  17. 優勝したのに、悔し涙を流す人がいた。
  18. 「ありえない」が口癖の人は、人生で損をする。
  19. 運命を変えるのに時間はかからない。
    その気になれば、今すぐ変えることできる。
  20. 同じ時代を生きていても「日本の未来は暗い」と言う人と「日本の未来は明るい」と言う人がいる。
  21. 過去に挫折したからといって、完全に道が閉ざされたとは限らない。
  22. 歴史人物の家系図は勉強しても、自家の家系図を勉強する人は少ない。
  23. たまにはつらいことや悲しいこともあったほうがいい。
  24. ひどい言葉は、言った側は忘れていても、言われた側が覚えている。
  25. 疑問が湧いたらすぐ調べる癖をつけることで、新しい自分に近づいていく。
  26. どんなに笑われる状況であっても、理解者は必ず存在する。
  27. 「若さ」の定義なんて、あってないようなもの。
    一生若者でいることも夢ではない。
  28. 就寝前は、今日起こったラッキーな出来事を3つ思い出そう。
  29. 髪型を変えた人がいれば、声をかけてあげよう。
  30. 「死」があることを嘆いてはいけない。
    人生に終わりがあるから、生きることが楽しくなるのだ。

同じカテゴリーの作品

3:04

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION