人生とは何か。
人生は、1時間40分の映画です。
あなたが今、10歳だとしましょう。
昔の楽しい思い出を振り返るのもいいのです。
楽しかった旅行の思い出、楽しかった夏の思い出、楽しかった学校行事の思い出。
楽しかった思い出を振り返ると、タイムスリップしたような気分になります。
毎月末に、やってほしいことがあります。
ぜひ今月を振り返ってみてください。
忙しい毎日を過ごしていると、なかなか自分や仕事を振り返る機会がありません。
「毎日同じことの繰り返し」と思うことはありませんか。
自宅と会社の往復の毎日……。
これといったトラブルはないものの、もやもやした気持ちに包まれます。
人生に、同じ天気は1つもありません。
「同じ天気なら何度も経験している。晴れも雨も何度も経験している」と思うかもしれません。
たしかに大まかに言えばそのとおりですが、もっと天気の小さな点に目を向けてください。
美しいものを見る機会を、積極的に作っていきましょう。
あなたにとって「美しい」と感じるものなら何でもかまいません。
美しいものには特別な力があり、見ているだけで良い気分にさせてくれます。
あなたの生活には「仕事に役立たないこと」をしていますか。
「趣味でも遊びでも、少しでも仕事に役立つことがいいだろう」と考える人は多い。
本は仕事に関係するものを読み、テレビや映画は仕事に関係するものを視聴して、旅行は仕事に関係している場所に行く。
人は誰でも老いを迎えます。
若いとは言えない年齢に差しかかったとき、自分の年齢に嘆く人がいます。
「もう30だから」
「おや。またしわができた。落ち込むなあ」
しわにお悩みですか。
たしかに顔にしわができるのは、あまり嬉しいことではありません。
旅行の日程を迷うことがあります。
「今年行こうか、来年行こうか。迷うなあ」
旅行はあくまで物見遊山なので、それほど急ぐ必要はないように思われます。
「宿題=人から与えられるもの」と考える人は少なくありません。
たしかに宿題といえば「人から与えられる」というシチュエーションが一般的でしょう。
学校や学習塾では、先生から宿題を出されます。
あなたが苦手な食べ物は何ですか。
苦手な野菜もあれば、苦手な料理もあるでしょう。
苦手な食べ物は1つもないという人もいますが、たいていの人は何か苦手な食べ物があるはずです。
チャレンジするのに大きな理由を求めていませんか。
「自己成長のため」
「目標達成のため」
本音で話してくれる人は、嫌われがちです。
人を不快にさせやすいからです。
本音は耳に痛い言葉です。
多くの人が「長所=個性」と考えています。
たしかに長所は、強みです。
大切な魅力であり、人生の武器にもなるでしょう。
ぱっと名前を思い出せないときに便利なのが「あれ」「それ」です。
年齢を重ねてくると「あれ」「それ」が増えます。
「えっと、なんだっけ、あの人だよ」
今日が無駄に終わったとしても、気を落とす必要はありません。
「ああ、今日が無駄になった。無駄な1日を過ごした」と思うかもしれませんが、大げさに考えすぎです。
実は大したことでも何でもありません。
「ああ、面倒くさい、面倒くさい」
ことあるたびに「面倒くさい」とぶつぶつ言う人がいます。
どれほど面倒くさい仕事なのだろうと気になり、詳しく話を聞いてみると、拍子抜けしました。
成長に応じて名前が変わる魚のことを「出世魚」といいます。
出世魚といえば「ブリ」が有名です。
ブリは、生まれたときからブリという名前ではありません。
勉強するために、学校に行くことを検討している人がいます。
「学校に行けば、たくさん勉強できる」
「学校に行けば、勉強仲間もできるだろう」
夫婦生活に問題が生じて修復不可の状態になると、離婚に至ります。
「離婚した」と思うと落ち込みます。
婚姻関係を解消したということです。
「貧しい、貧しい」と嘆かないでください。
貧しく感じるのは、心の贅沢病です。
「貧しい」と嘆く人は、いつの間にか満足の基準が高くなっています。
「あの人は死ぬまで働くらしいよ。あらあら、お気の毒に」と言う人がいます。
「死ぬまで働く」というのは、少々ネガティブな響きに聞こえるかもしれません。
定年後は年金で悠々自適に暮らせるかのと思いきや、現実は想像と違っていることがあります。
私たちは年齢を重ねるにつれて、不思議な時間感覚を覚えます。
どんどん時間の進み方が早く感じられるようになるのです。
子どものころは1年が長く感じられましたが、大人になると1年はあっという間です。
伝えたい言葉があるなら、早めに伝えてください。
1年後、あなたはこの世にいないかもしれません。
不慮の事故で急に亡くなるかもしれません。
恐怖を感じないためにはどうすればいいでしょうか。
心を鍛えて強くする方法もありますが、もっとシンプルで簡単な方法があります。
足を止めないことです。
誇らしげに自分の病気を語る人がいます。
「血圧は普段から150もあってね、私くらい高血圧の人間はいませんよ」
「私なんてこの年で腰痛持ちですよ」
フォービズムの代表的画家アンリ・マティスは、生涯を芸術に捧げました。
フォービズムは、それまでにない、新しい絵画の描き方です。
単純化された構図と豊かな色彩を特色としていて、現代美術に大きな影響を与えたことで知られています。
97歳で大学を卒業した男性がいます。
学位は4つも持っているそうです。
若い人でも簡単にはできません。
若いころは周りから「若いね」言われます。
「若くていいね」
「まだまだ若い」