自分磨きの一環として見落とされがちなのは「トイレ掃除」です。
「えっ、トイレ掃除?!」と思うのも無理はありません。
トイレ掃除と自分磨きは無関係に思うかもしれませんが、実は深いつながりがあります。
自分磨きというと、外見や内面を磨くことに意識が向きがちですが、トイレ掃除もまた大事な取り組みの1つです。
そこには自分磨きにつながる要素があるのです。
「トイレ掃除なんてやりたくない」
そう思うのは、ごく自然な心理でしょう。
一般的にトイレは排泄を行う場所なので、掃除には抵抗を覚えるものです。
しかし、そこがポイントです。
汚いからといって放置していては、ますます汚れはひどくなるばかりです。
汚れだけでなく、においまで強くなります。
ここで見方を変えてください。
トイレを「自分を磨く修行の場」と考えてみるのです。
汚いものをきれいにするには、その心理的な抵抗を乗り越える必要があります。
その行為を通じて「抵抗感を乗り越える力」「おもてなしの精神」が育まれていくのです。
トイレ掃除とは「汚れを落とす行為」であり「きれいにする行為」です。
トイレ掃除をすることで、心がきれいになり、自分も磨かれていくのです。
トイレの汚れが目立つのは、掃除の間隔が空いていて不定期だからです。
小まめにトイレ掃除をしていれば、汚れは目立ちません。
汚れた直後に掃除をすれば、手間は小さく、一瞬で終わることがほとんどです。
日頃から清潔な状態を保てていれば、ますますトイレ掃除が楽になります。
トイレに行くことも楽しみになるのです。
便器を磨いているときは「自分を磨いている」と考えてください。
「私は今、自分を磨いている」
そう思えば、前向きな気持ちで掃除に取り組めるようになるはずです。
汚れたものをきれいにすること、そしてきれいな状態に保つことは大事なことです。
自分磨きのヒントは日常に隠れています。
その1つがトイレなのです。
トイレ掃除は自分磨きと考え、トイレ掃除に取り組んでいきましょう。
さあ、今からトイレ掃除を始めてみませんか。