自分磨きは、ゆっくり進みます。
小さな成長・小さなレベルアップが、ちびちび積み重なるのです。
ゆっくりであるゆえに変化がわかりにくく「本当に自分磨きができているのか」となりがちです。
自分のことだからすぐわかると思いきや、意外とそうでもありません。
ゆっくり進行するがゆえに、意外と変化がわかりにくいのです。
そんなときは、過去の自分を比べてください。
まずは「1カ月前の自分」で比べてみましょう。
1日単位・1週間単位では変化がわかりにくくても、1カ月単位となると、ある程度の変化がわかるはずです。
「1カ月前よりこんなに良くなっているね! こんなに向上しているね」とわかれば、嬉しさがこみ上げてきます。
自分磨きを1年以上続けているなら、1年前の自分と比べてみてください。
人と比べるのはNGですが、過去の自分と比べるのはOKです。
ちょうど1年前の自分と現在の自分とでは、どのくらい成長できているでしょうか。
勉強しているなら、大きな知識が得られているでしょう。
習い事なら、多くのスキルが身についているはずです。
1年前の自分と比べると、大きく変わった実感があるでしょう。
「きちんと身についているね」「きちんとレベルアップしてるね」と、自分の成長がよくわかるはずです。
さて、過去の自分との比較を実現するためにも、日頃から「記録」をつけるようにしてください。
記録は本当に大事です。
頭で覚えようしてもすぐ忘れるので、記録をつけるのが一番です。
読書なら読んだ本を記録、筋トレならやったメニューを記録、ランニングなら走った距離を記録、料理なら何を作ったのか記録です。
時間・回数・距離など、どんな形でもいいので記録をつけていきましょう。
毎日きちんと記録をつけていくと、後から正確に振り返れます。
1カ月後・3カ月後・半年後・1年後など、後から振り返るとき、大いに役立つのです。
記録は自信にもつながります。
「記録=頑張った証拠」です。
後から記録を振り返ると「私はこんなにも頑張ったんだね」と思え、自分に自信がつきます。
小さな成長や小さなレベルアップも、記録さえあれば、一目でわかります。
過去の自分を比べることで、今後のモチベーションにもつながっていくのです。