自分磨きは、すぐ結果が現れるものばかりではありません。
むしろゆっくり進んでいくことのほうが大半です。
小さな成長やレベルアップが、少しずつ積み重っていくのです。
自分のことだからすぐわかると思いきや、そうとは限りません。
小さな変化だったり、ゆっくりだったりすると、違いが見えにくいものです。
「本当に自分磨きができているのか。きちんと結果が出ているのか」と不安に思うこともあるでしょう。
そこで自分磨きを始めるなら、ぜひ「自分磨きノート」を作ってください。
日頃取り組んでいる自分磨きの内容を書き記していきましょう。
読書なら読んだ本、筋トレなら取り組んだメニュー、ランニングなら走った距離、料理なら作ったレシピ。
時間・回数・距離など、どんな形でもいいので記録をつけていきましょう。
思ったことや感じたこと、気づきや発見をメモしたり、写真を添えたりすることも大事です。
記録をつけることは大切な意味を持ちます。
記録は消さないかぎり、ずっと残り続けます。
頭で覚えようとしてもすぐ忘れるので、記録こそが頼りになるのです。
自分磨きに不安になったときは、過去の自分と比べてみましょう。
たとえば、1カ月前の自分と比べてみてください。
1日単位や1週間単位では変化がわかりにくくても、1カ月単位となると、きっと違いがわかるはずです。
「きちんと身についているね」「しっかりレベルアップできているね」とわかれば、嬉しさがこみ上げてきます。
自分磨きを1年以上続けているなら、1年前の自分と比べてみましょう。
勉強しているなら、かなりの知識が得られているはずです。
習い事なら、多くのスキルや経験が身についているでしょう。
きっと大きな成長が見られ、自分の努力に驚かされるかもしれません。
1年前の自分と比べると、きちんと成果が出ていることが実感できるでしょう。
小さな積み重ねも、こつこつ続けていれば、やがて大きな成果になります。
自分磨きノートは、自信にもつながります。
「記録=頑張った実績」です。
後から記録を振り返ると、自分の歩みがわかり、自信もつきます。
小さな成長やレベルアップも、記録さえあれば、一目瞭然です。
振り返りによって、改善点や反省点に気づくこともできます。
初心に返りたいときや当時の心情を思い出したいときも、自分磨きノートは役立ちます。
過去の自分と比べることで、今後のモチベーションにもつながっていくのです。