自分磨きを始めるとき、多くの人は日々の心がけを作ります。
たとえば、よくあるのが次のようなものです。
一見すると、どれも素晴らしい心がけに思えますね。
まさに自分磨きの定番とも言えるものばかりです。
もちろんこれだけでも効果的ですが、まだ改善の余地があります。
どの心がけも「抽象的」で、達成の目安がないのです。
抽象的な心がけは曖昧で、どこまでやればいいのかわかりません。
目安となるものがないと、そのときの気分や体調によって量・頻度・回数に差が出やすくなり、不安定になります。
達成ラインがなければ、達成感も得られにくい。
時には調子に乗ってやりすぎてしまい、逆効果になることも少なくありません。
心がけを作るときは、できるだけ「具体的」にしましょう。
特に「数字」を盛り込むことが大切です。
たとえば、先ほどの例を改善すると、次のようになります。
数字があると「いつ」「どのくらい」やればいいのか明確になるので、ぐっと取り組みやすくなります。
これが目安となって、モチベーションの維持にもつながります。
一度数字を決めたからといって、固定することはありません。
後から柔軟に変更することもできます。
「少し足りない」と感じたら増やし、逆に「多すぎる」と感じたら減らせばいいのです。
心がけを作るときは、ぜひ数字も盛り込み、具体的にしましょう。
具体的な心がけこそ、自分磨きを長く続けるコツです。