「習うより慣れろ」という言葉があります。
座学で学ぶより、実際にやってみたほうがよくわかるし、身につくのも早いということです。
どんな座学も、実践にはかないません。
早く習得したいなら、実際にやってみるのが一番効率的なのです。
たとえば、株式投資に慣れるなら、実際にやってみるのが一番です。
株式投資の本を何冊読んでも、実際にやってみないかぎり、どんなものかよくわからないし慣れることもできません。
「へえ、そうなんだ」で終わりです。
初心者向けの本を1冊か2冊読んだら、後は実践あるのみです。
証券会社の口座を開いて、少額でいいので実際に株式投資をしてみたほうがどんなものかよくわかります。
実際にやってみると、それだけ慣れるのも早いのです。
パソコンの使い方に慣れるのも同じです。
書店に行けば、パソコンの入門書がたくさんあります。
どんなにわかりやすい入門書でも、実際にパソコンを使ってみないことには身につきません。
入門書を見ながら、実際にパソコンを使っていくのがいいのです。
最初は奮闘することになりますが、使っていくうちに操作に慣れてくるし、実践的な使い方も身につきます。
これは、文書作成ソフトや表計算ソフトにも同じことがいえます。
結局のところ、実際に触れ、使って慣れていくのが一番習得が早いのです。
身につかない人は、座学ばかりです。
「まだ勉強が足りない。もっとたくさん本を読まないといけない」と思っていて、机から離れません。
座学で知識を得ることも大切ですが、体を通した実践がないと本当に身につきません。
何かを身につけるなら「習うより慣れろ」の精神で、とにかく実践です。
間違えてよし、失敗してよし、恥をかいてよし。
むしろ「間違えにいく」「失敗をしにいく」「恥をかきにいく」という攻めの姿勢でいきましょう。
ミスや失敗をしたり恥をかいたりするほうがよく記憶にも残ります。
慣れてくると、頭で考えなくても勝手に体が動くようになります。
実践的なコツも、慣れるから得られます。
本で基本を学んだら、後は実践あるのみ。
実践、実践、また実践。
場数を踏んで慣れていくのが一番なのです。