自分磨き

器の大きい人になる
30の方法

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器の大きい人は
「笑顔」と
「怒り」の両方を自在に操る。

器の大きい人は「笑顔」と「怒り」の両方を自在に操る。 | 器の大きい人になる30の方法

私が衝撃を受けた先生がいます。

中学3年生の担任だった岡田先生という男性教師です。

教科は理科を担当されていて、色白の温厚な先生でした。

いつもにこにこしていて、授業は明るさにあふれていました。

学生時代、先生の中にはやけに女子にモテる先生がいますが、まさにそのタイプです。

岡田先生はなぜか女子学生にモテていて、羨ましく思いました。

年齢は40代ですが、先生が醸し出す独自の明るい雰囲気が人を寄せ付けていました。

先生の特徴は、生徒を叱るときに現れます。

最初の注意は「優しさ」です。

初めは、笑顔になって「こら。そういうことしたらダメでしょう」と柔らかい言い方で注意します。

怖い顔で注意されると緊張しますが、笑顔で優しく注意されるので受け入れやすいです。

先生は、注意されたときの生徒の精神的ダメージを考えて、笑顔で注意してくれました。

その気遣いは、中学生でも感じ取れます。

たいていはそれでほとんどの生徒が注意を受け入れます。

 

しかし、思春期の学生です。

いつもにこにこしている岡田先生を生ぬるいと感じ、なめる生徒がいます。

笑顔になって何度も注意をして、それでも言うことを聞かないとき、岡田先生は急変します。

2つ目の叱り方は「怒り」です。

今でも忘れない、ある日の理科の授業でした。

授業中「こら」と何度笑顔で注意しても言うことを聞かない生徒が、1人いました。

完全に岡田先生をなめている生徒でした。

すると、いきなり先生がその生徒の机をひっくり返して、怒鳴り散らしたことがありました。

「もう帰っていい。授業を受けなくていい。もう学校にも来なくていい!」

いつもは優しい言葉を使う先生が、いきなりどきつい言葉で叱り始めます。

もちろん生徒は驚きです。

いつもは穏やかな先生ほど、怒ると怖いとはまさにそのことです。

さすがに偉そうにしていた生徒も驚いて、言うことを聞くようになりました。

叱っているとはいえ、自制心を失っている様子ではありませんでした。

自制心を失うと、殴ったり蹴ったりする場合がありますが、先生はそういうことはしません。

厳しい言葉で叱ります。

驚いたのはそれからです。

しばらく叱った後「では、授業の続きをします」と言って、普段の温厚な岡田先生に戻ります。

怒るときも急変しましたが、元に戻るときも一瞬です。

そのとき直感しました。

先生は、生徒に応じて、2種類の叱り方を使い分けているのだと分かりました。

初めは「優しさ」で注意し、それでも言うことを聞かない生徒は「怒り」で注意するという教育方法です。

たいてい普通の先生は、いつも優しいか、いつも怖いかのどちらかです。

 

しかし、岡田先生には両方があり「普段は優しいけど、怒ったら怖い」という先生でした。

笑顔になるのも、怒るのもどちらも、コントロールできていました。

そういうとき、先生の器を感じました。

この岡田先生の「優しさ」と「怒り」の叱り方によって、クラスはいつも平和でした。

ほかの先生以上に深く印象に残っているのは、優しさと怒りの両方があった先生だからです。

まとめ

器の大きい人になる方法 その5
  • 優しさと怒りの両方を使い分ける。
器の大きい人は、余裕を味わう。
器の小さい人は、ぎりぎりを味わう。

もくじ
器の大きい人になる30の方法
器の大きい人は「笑顔」と「怒り」の両方を自在に操る。 | 器の大きい人になる30の方法

  1. 器の大きい人は、怒りを優しさで表現する。
  2. いらいらして言い返すと、相手と同じレベルになる。
  3. 脳が酸欠状態になると、落ち着いて考える余裕もなくなる。
  4. 口にする前に深く考え、一度口にした言葉には責任を持つ癖。
  5. 器の大きい人は「笑顔」と「怒り」の両方を自在に操る。
  6. 器の大きい人は、余裕を味わう。
    器の小さい人は、ぎりぎりを味わう。
  7. ささいなことにとらわれすぎず、重大なことに焦点を合わせる。
  8. 対応に慌てたときこそ、器の大きな理想の人物を思い浮かべる。
  9. いらいらするはずの瞬間に笑顔になると、器の大きさを感じる。
  10. どんなに知識や知恵があっても、臨機応変がないと、うまく生きていけない。
  11. 器の大きい人は、どんな言葉でも一度は受け入れる。
  12. つまらない冗談に笑おうとしない人こそ、つまらない人間だ。
  13. ユーモアは、楽しく、脳を活性化させる。
  14. 私の人生を変えてくれた中国人講師。
  15. 海外旅行に行くことほど、許容範囲を広げるいい勉強はない。
  16. 短所は長所として活用し、長所はさらに伸ばせば、最高の自分を発揮できる。
  17. 痛みを味わうことで、見えてくる解決策がある。
  18. 成長とは、背伸びの繰り返しだ。
  19. なぜ、大人になるにつれて、涙もろくなるのか。
  20. 厳しいコメントを言ってくれる友達を、大事にする。
  21. 理解できない考え方こそ、興味や好奇心を持って歓迎する。
  22. 器の大きい人は、インプットの限界を知っている。
  23. 本当のボランティアは、愛がないとできない。
  24. 言い訳しながら謝ると、気持ちが半減する。
  25. 許せば許すほど、表情は柔らかくなる。
  26. 失敗してもいい。
    大切なことは前向きに行動すること。
  27. 器の小さい人は、人の失敗を笑いの材料にする。
    器の大きい人は、人の失敗を反省の材料にする。
  28. 貯金の量は、器の大きさへと変わる。
  29. 直線コースより回り道コースのほうが、人生は豊かになる。
  30. いらいらしているときこそ、忘れがちな作法を忘れない。

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