「老いるのは嫌だ」という人がいます。
たしかに老いることを喜ぶ人は少ないのかもしれません。
白髪が増え、しみやしわが増えます。
体力は衰えたり、視力が落ちたりして、若い頃のような活発な動きはできなくなるものです。
病気に悩まされることも増えるはずです。
しかし、老いるのは嫌だと考えていると、なかなか明るい気持ちになれません。
年は必ず取るものです。
残念ながら、老いからは逃げられません。
アンチエイジングはできても、完全に老化を止めたり根本から若返ったりすることは、現代の医学では不可能です。
人間であるからには、時間と共に老いていく宿命にあります。
くよくよしたところで仕方ありません。
老いからは、逃げることも隠れることもできません。
老いを嫌がっていると、未来に希望を持つのが難しくなります。
そこで、おすすめの発想の転換があります。
「老いを楽しむ」と考えるのです。
必ず老いるのですから、いっそのこと逆転の発想で老いを楽しもうではありませんか。
生命の自然な流れとして受け止めます。
白髪が増えるのも自然なことです。
髪色が変化することを受け入れれば、それはそれで楽しめます。
しみやしわが増えることを楽しみます。
しみやしわが増えるのも自然なことです。
「新しい自分になっている」と思えばいいのです。
視力の衰えたなら、老眼鏡を楽しみます。
体力の衰えが目立つかもしれませんが、それは日々の運動でカバーしましょう。
老いていくことは悪いことだと思わないことです。
老いを受け入れ、老いを楽しめば、明るい未来が待っています。
老いることはまったく当たり前のことです。
すべての人が老いるのですから、人類全員が仲間です。
老いは人類共通の現象なのですから、寂しいことではありません。
老いを楽しみ、希望を感じなら日々を過ごしていきましょう。
どしどし明るい未来を作っていきたい。
自分を抑えず、好きなことを惜しみなくやれば、明るい未来を実現できます。
老いを楽しめば「年齢を重ねることは素晴らしい」と感じられるようになります。
そして誕生日を素直に祝えるようになるのです。
老いを楽しめば、明るい未来が待っています。
一度しかない人生ですから、楽しまなければ損です。
老いは、嫌がるものではなく、楽しむものなのです。