執筆者:水口貴博

人生100年時代を生きる30の言葉

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季節の移り変わりは早い。せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作ろう。

季節の移り変わりは早い。せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作ろう。 | 人生100年時代を生きる30の言葉

私たちは年齢を重ねるにつれて、不思議な時間感覚を覚えます。

どんどん時間の進み方が早く感じられるようになるのです。

子どものころは1年が長く感じられましたが、大人になると1年はあっという間です。

しかも年齢を重ねるごとに、ますます1年が短く感じられるようになります。

これは季節にも同じことが言えます。

時間の経過が早く感じるということは、季節の移り変わりも早く感じられるということ。

新しい季節がやってきたと思えば、すぐ去って行き、次の季節がやってきます。

暑い季節と思っているとすぐ涼しい季節がやってきて、気がつくと次は寒い季節になっているでしょう。

季節の移り変わりは早い。

「もう終わっちゃった」と驚かされます。

次から次へと季節が移り変わっていきます。

ぼうっとしていると、きちんと季節を楽しまないまま終わってしまうことが少なくありません。

年末になってから「今年も1年が早かった。季節らしい思い出がない」となってしまうのです。

そこで大切なのは「季節らしい思い出を作る」ということです。

季節らしい遊びやイベントを楽しむだけでいいのです。

季節らしい遊びやイベントを楽しめば、季節の実感が得られて、自然と印象的な思い出となります。

春であれば「春らしい思い出」を作りましょう。

夏であれば「夏らしい思い出」を作りましょう。

秋であれば「秋らしい思い出」を作り、冬であれば「冬らしい思い出」を作りたい。

たった1つでいいのです。

1つあるだけで、その季節を楽しんだ実感が得られます。

季節感を味わう機会となり、時の流れを実感する区切りとなるでしょう。

1年には4つの季節があります。

季節ごとに季節らしい思い出を作れば、1年で4つの思い出を作れます。

年末になれば「春にはこんなことをしたね。夏にはこんなことをしたね」と季節ごとの思い出を思い出せるでしょう。

1年の区切りが明確なって、時の流れを実感しやすくなるのです。

今は何の季節ですか。

1つでいいので、季節らしい思い出を作ってみませんか。

時間やお金が必要になることもありますが、思い出を作るためなら出す価値は十分あります。

季節らしい思い出を作ることは、一つ一つの季節を丁寧に味わうことになるのです。

人生100年時代を生きる言葉(24)
  • せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作る。
人はいつ死ぬかわからない。
大切な人に伝えたい言葉があるなら、早めに伝えよう。

人生100年時代を生きる30の言葉

  1. 人生は、1時間40分の映画。
  2. 昔の楽しい思い出を振り返るより、これからの楽しい予定を考えよう。
  3. 毎月末に今月を振り返ろう。
    成果や反省点をチェックして、翌月に生かそう。
  4. 「毎日同じことの繰り返し」と思ったときは、間違い探しゲームの発想で、日々の違いを探してみよう。
  5. 人生に、同じ天気は1つもない。
  6. 美しいものを見る機会を、積極的に作っていこう。
  7. 仕事に役立たないことが、人生を豊かにする。
  8. 何かを始めるのに、遅すぎることはない。
    人生100年時代から見ると、まだまだ時間はある。
  9. しわは、顔にできる年輪。
    深みを与える力がある。
  10. あらゆる感情の中で最も大切なコントロールは、怒り。
  11. 自分で自分に宿題を出す人が、成長する。
  12. 苦手な食べ物に、期待の声をかけよう。
    「いつかおいしく食べられる日が来るといいな!」
  13. 「面白そうだから」という理由だけで、チャレンジしていい。
  14. 本音で話してくれる人を憎んではいけない。
    本音で話してくれる人こそ大切にする。
  15. 長所だけが個性ではない。
    短所も立派な個性。
  16. 「あれ」「それ」で済ませていると、脳の老化が加速する。
  17. 今や人生100年時代。
    今日1日が無駄になったくらいで、気を落とす必要はない。
  18. 「面倒くさい」と思うのはいい。
    「面倒くさい」と言うのがいけない。
  19. 1つの名前にとらわれる必要はない。
    出世魚のように、成長やステージに応じて新しい名前を付けてみよう。
  20. 勉強は、学校に行かなくても、できる。
  21. 旅行は「行けるうちに行く」が正解。
  22. 貧しいと嘆いてはいけない。
    どんなに貧しくても、100年前と比べれば、すべてが豊か。
  23. 調子が良いときもある。
    調子が悪いときもある。
  24. 季節の移り変わりは早い。
    せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作ろう。
  25. 人はいつ死ぬかわからない。
    大切な人に伝えたい言葉があるなら、早めに伝えよう。
  26. 怖いから足を止めるのではない。
    足を止めるから怖くなる。
  27. 病気自慢をしない。
    健康自慢をしよう。
  28. マティスは晩年、寝たきりのまま切り紙絵を制作した。
    人は何歳からでも、新しいことにチャレンジができる。
  29. 97歳で大学を卒業した男性がいる。
    年を取ると記憶力が衰えるのは、ジョークだ。
  30. 自分に「若い」と語りかけ、ヤングなアダルトになろう。

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