公開日:2022年5月27日
執筆者:水口貴博

人生100年時代を生きる30の言葉

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何かを始めるのに、遅すぎることはない。人生100年時代から見ると、まだまだ時間はある。

何かを始めるのに、遅すぎることはない。人生100年時代から見ると、まだまだ時間はある。 | 人生100年時代を生きる30の言葉

人は誰でも老いを迎えます。

若いとは言えない年齢に差しかかったとき、自分の年齢に嘆く人がいます。

「もう30だから」

「もう40だから」

「もう50だから」

そんなセリフを吐いて、ため息を漏らすのです。

何かチャレンジしたいことがあっても「今さら遅い」「もう若くない」と不満を口にします。

しわもしみも白髪も目立ち始め、筋力や体力の衰えも気になるところです。

若いとは言えない年齢に差しかかると、自分の年齢に悲観的になっている人が少なくありません。

ここに大きな誤解があります。

「時間がない」というのは大きな誤解です。

今や「人生100年」の時代です。

すでに日本人の平均寿命は、男女ともに80歳を超えています。

一昔前は「人生80年」が主流でしたが、医学や医療の進歩により、今や「人生100年」が現実的になりつつあります。

若いとは言えない年齢かもしれませんが、見方を変えれば、感じ方が変わります。

「もう30になってしまった」と思っても、まだまだ時間はあります。

人生100年時代から見れば「まだ70年もある」と言えます。

まだまだ十分な可能性があり、転職をするにはベストタイミングと言えるでしょう。

「もう40になってしまった」と思っても、時間の余裕はたっぷりあります。

人生100年時代から見れば「まだ60年もある」と言えます。

40代で転職する人は多いですし、会社を辞めて起業する人も少なくありません。

「もう50になってしまった」と思っても、大したことはありません。

人生100年時代から見れば、ようやく折り返し地点に到達したにすぎません。

50代とはいえ、まだまだ体力も時間も有り余っています。

行きたいところがあれば、どしどし旅行をして各地に足を運んでみるのもすてきです。

60歳なら「まだ40年もある」と言え、70歳なら「まだ30年もある」と言えます。

アメリカでは、高齢者の大学生は普通のことで大勢います。

人は、何歳からでも新しいことを始められます。

やりたいことがあるなら、早めに取りかかる

あなたは今、何歳でしょうか。

100から引いて、残り時間を計算してみてください。

意外とたっぷり時間があることに気づくでしょう。

もちろん100歳まで生きるとは限りません。

人生では「まさか」が起こる可能性もありますが、そのときはそのときで考えましょう。

人生を生きるうえで、将来に明るい希望を持つことが大切です。

ただし時間はたっぷりあっても、時間が過ぎるのは年齢を重ねるにつれて早くなる傾向があります。

ぼうっとしていると、あっという間に1年が過ぎるので要注意。

やりたいことがあるなら、早めに取りかかりましょう。

「いつかやりたい」と思っていることは、できるだけ早く実現させてください。

明日始めようと思うくらいなら、今日から始めたほうがいい。

先延ばしにするくらいなら、前倒しにしましょう。

読みたい本も、見たい映画も、行きたいところも「善は急げ」です。

何かを始めるのに、遅すぎることはないのです。

人生100年時代を生きる言葉(8)
  • 「人生100年」を基準に考え、まだまだ多くの時間があることに気づく。
しわは、顔にできる年輪。
深みを与える力がある。

人生100年時代を生きる30の言葉

  1. 人生は、1時間40分の映画。
  2. 昔の楽しい思い出を振り返るより、これからの楽しい予定を考えよう。
  3. 毎月末に今月を振り返ろう。
    成果や反省点をチェックして、翌月に生かそう。
  4. 「毎日同じことの繰り返し」と思ったときは、間違い探しゲームの発想で、日々の違いを探してみよう。
  5. 人生に、同じ天気は1つもない。
  6. 美しいものを見る機会を、積極的に作っていこう。
  7. 仕事に役立たないことが、人生を豊かにする。
  8. 何かを始めるのに、遅すぎることはない。
    人生100年時代から見ると、まだまだ時間はある。
  9. しわは、顔にできる年輪。
    深みを与える力がある。
  10. あらゆる感情の中で最も大切なコントロールは、怒り。
  11. 自分で自分に宿題を出す人が、成長する。
  12. 苦手な食べ物に、期待の声をかけよう。
    「いつかおいしく食べられる日が来るといいな!」
  13. 「面白そうだから」という理由だけで、チャレンジしていい。
  14. 本音で話してくれる人を憎んではいけない。
    本音で話してくれる人こそ大切にする。
  15. 長所だけが個性ではない。
    短所も立派な個性。
  16. 「あれ」「それ」で済ませていると、脳の老化が加速する。
  17. 今や人生100年時代。
    今日1日が無駄になったくらいで、気を落とす必要はない。
  18. 「面倒くさい」と思うのはいい。
    「面倒くさい」と言うのがいけない。
  19. 1つの名前にとらわれる必要はない。
    出世魚のように、成長やステージに応じて新しい名前を付けてみよう。
  20. 勉強は、学校に行かなくても、できる。
  21. 旅行は「行けるうちに行く」が正解。
  22. 貧しいと嘆いてはいけない。
    どんなに貧しくても、100年前と比べれば、すべてが豊か。
  23. 調子が良いときもある。
    調子が悪いときもある。
  24. 季節の移り変わりは早い。
    せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作ろう。
  25. 人はいつ死ぬかわからない。
    大切な人に伝えたい言葉があるなら、早めに伝えよう。
  26. 怖いから足を止めるのではない。
    足を止めるから怖くなる。
  27. 病気自慢をしない。
    健康自慢をしよう。
  28. マティスは晩年、寝たきりのまま切り紙絵を制作した。
    人は何歳からでも、新しいことにチャレンジができる。
  29. 97歳で大学を卒業した男性がいる。
    年を取ると記憶力が衰えるのは、ジョークだ。
  30. 自分に「若い」と語りかけ、ヤングなアダルトになろう。

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