公開日:2023年6月21日
執筆者:水口貴博

人生100年時代を生きる30の言葉

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病気自慢をしない。健康自慢をしよう。

病気自慢をしない。健康自慢をしよう。 | 人生100年時代を生きる30の言葉

誇らしげに自分の病気を語る人がいます。

「血圧は普段から150もあってね、私くらい高血圧の人間はいませんよ」

「私なんてこの年で腰痛持ちですよ」

「この年ですでに手術を3回経験しています。大したものでしょ」

「アルコールの飲み過ぎで、肝臓の数値が悪いんですよ」

「毎日タバコを2箱は吸います。普通の喫煙者には負けません」

自分が病気持ちであることを、勲章と言わんばかりに堂々と語るのです。

時には友人や同僚と「病気自慢の大会」が繰り広げられることもあります。

「私のほうが悪い」「いえいえ、私のほうがもっと悪い」と、不健康で争うのです。

生活改善の話でもあるのかと思いきや、まったくそういう話は出ません。

病気自慢なんてしないことです。

病気自慢は、病気を肯定することになります。

たしかに年を取れば、病気はつきものです。

人間であるかぎり病気は避けて通れませんが、それでもできるだけ病気は避けておきたいもの。

病気は、ないほうが絶対いいものです。

病気自慢が癖になっていると、できるだけ悪い病気でなければいけなくなります。

病気になっても反省しなくなります。

病気の改善意欲がなくなるうえ、自慢ネタを作るために、ますます不摂生な生活を送るようになります。

これほど愚かなことはありません。

寿命は縮み、医療費も高額になります。

誇らしく語るなら「病気自慢」ではなく「健康自慢」をしましょう。

病気自慢はNGですが、健康自慢はOKです。

健康自慢はどれだけ語ってもかまいません。

むしろ健康自慢ができるようになりたい。

健康自慢をするためには健康でなければいけないので、日頃から健康的な生活を意識するようになります。

健康を維持するためには、日頃からの健康管理が必要です。

食事、運動、睡眠、ストレス解消を、きちんと心がけるようになります。

健康診断の結果で不安なところが見つかれば、A判定が出るように食生活を見直したくなります。

健康自慢ができる仲間がいれば大切にしましょう。

健康な人たちで、健康自慢の大会を開くのも良し。

お互いを励まし合って、健康へのモチベーションを奮い立たせましょう。

健康診断で引っかかっている人でも、まだまだ望みはあります。

これから健康自慢ができるよう、生活を改善していけばいいのです。

「今さら改善しても手遅れ」と思うのではなく「今からでも間に合う」と考えましょう。

何もしないよりは、はるかにましです。

今すぐ改善に取り組む姿勢が大切です。

努力は裏切りません。

早く改善に取りかかれば、結果が出るのも早くなります。

きちんと健康管理を心がければ、オールA判定も夢ではないのです。

人生100年時代を生きる言葉(27)
  • 病気自慢をしない。
  • 健康自慢ができるよう、日頃から健康を心がける。
マティスは晩年、寝たきりのまま切り紙絵を制作した。
人は何歳からでも、新しいことにチャレンジができる。

人生100年時代を生きる30の言葉

  1. 人生は、1時間40分の映画。
  2. 昔の楽しい思い出を振り返るより、これからの楽しい予定を考えよう。
  3. 毎月末に今月を振り返ろう。
    成果や反省点をチェックして、翌月に生かそう。
  4. 「毎日同じことの繰り返し」と思ったときは、間違い探しゲームの発想で、日々の違いを探してみよう。
  5. 人生に、同じ天気は1つもない。
  6. 美しいものを見る機会を、積極的に作っていこう。
  7. 仕事に役立たないことが、人生を豊かにする。
  8. 何かを始めるのに、遅すぎることはない。
    人生100年時代から見ると、まだまだ時間はある。
  9. しわは、顔にできる年輪。
    深みを与える力がある。
  10. 旅行は「行けるうちに行く」が正解。
  11. 自分で自分に宿題を出す人が、成長する。
  12. 苦手な食べ物に、期待の声をかけよう。
    「いつかおいしく食べられる日が来るといいな!」
  13. 「面白そうだから」という理由だけで、チャレンジしていい。
  14. 本音で話してくれる人を憎んではいけない。
    本音で話してくれる人こそ大切にする。
  15. 長所だけが個性ではない。
    短所も立派な個性。
  16. 「あれ」「それ」で済ませていると、脳の老化が加速する。
  17. 今や人生100年時代。
    今日1日が無駄になったくらいで、気を落とす必要はない。
  18. 「面倒くさい」と思うのはいい。
    「面倒くさい」と言うのがいけない。
  19. 1つの名前にとらわれる必要はない。
    出世魚のように、成長やステージに応じて新しい名前を付けてみよう。
  20. 勉強は、学校に行かなくても、できる。
  21. 離婚しても、ネガティブに捉えない。
    「第二章の始まり」と考えよう。
  22. 貧しいと嘆いてはいけない。
    どんなに貧しくても、100年前と比べれば、すべてが豊か。
  23. 死ぬまで働くことを、不幸なことだと決めつけない。
  24. 季節の移り変わりは早い。
    せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作ろう。
  25. 人はいつ死ぬかわからない。
    大切な人に伝えたい言葉があるなら、早めに伝えよう。
  26. 怖いから足を止めるのではない。
    足を止めるから怖くなる。
  27. 病気自慢をしない。
    健康自慢をしよう。
  28. マティスは晩年、寝たきりのまま切り紙絵を制作した。
    人は何歳からでも、新しいことにチャレンジができる。
  29. 97歳で大学を卒業した男性がいる。
    年を取ると記憶力が衰えるのは、ジョークだ。
  30. 自分に「若い」と語りかけ、ヤングなアダルトになろう。

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