公開日:2025年2月1日
執筆者:水口貴博

自分の可能性を引き出す30のヒント

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思い出せないことを、忘れたと勘違いしていませんか。

思い出せないことを、忘れたと勘違いしていませんか。 | 自分の可能性を引き出す30のヒント

「あんなに頑張って覚えたのに、忘れてしまった……」

そんな経験が誰でも一度はあるのではないでしょうか。

一生懸命覚えたにもかかわらず、しばらく時間を置くと、記憶から消えていることがあります。

英単語だったり、人名や地名だったり、計算方法だったり、話の内容だったり。

「えっと、なんだっけ。思い出せない。忘れてしまった……」と悔しい思いをするのです。

記憶が消えてしまうのは悔しいもの。

時間をかけて一生懸命覚えたことを忘れているときは、ショックもひとしおですね。

しかし、それは本当に「忘れた」のでしょうか。

もちろん本当に忘れていることもありますが、実際はそうでないことも多いのです。

忘れていると誤解しているだけで、実は忘れていないというケースが少なくありません。

たとえば、歴史の勉強をして、人名や出来事を一生懸命覚えたとします。

時間を置いてからチェックすると、言葉が出なくて忘れたように思えますが、実際は違います。

答えをチェックしたとき「そうそう、それだ!」と思うことがあるのではないでしょうか。

「そうそう、それだ!」という感覚があるのなら、幸いです。

忘れていたとはいえません。

かすかに記憶が残っているということです。

本当にきれいさっぱり完全に忘れているなら「そうそう、それだ!」という感覚にはなりません。

「初めて聞いた」という感覚になるはずです。

記憶に残っているから「そうそう、それだ!」となるのです。

忘れたのではありません。

思い出せないだけです。

「忘れた」と「思い出せない」を勘違いしていませんか。

「忘れた」と「思い出せない」は似て非なるものです。

もちろん一夜漬けで覚えたことはすぐ忘れますが、時間をかけて覚えたことは、なかなか忘れないものです。

短期記憶は「海馬かいば」というところで一時的に記憶されます。

その後復習を繰り返すうちに、脳が「これは重要なことだ」と判断します。

すると記憶が脳の「側頭葉」というところに移動し、長期記憶されるのです。

いったん記憶が側頭葉に移れば、記憶が定着する形となって忘れにくくなります。

私たちがよく口にする「忘れた」の多くは、実際のところ「思い出せない」という状態です。

「忘れた」と「思い出せない」を区別しましょう。

私たち人間の記憶力は、意外といいのです。

自分の可能性を引き出すヒント(28)
  • 「忘れた」と「思い出せない」を混同させない。
年齢を聞くと「若い」としか答えない人がいた。
そういう彼は、たしかに若かった。

自分の可能性を引き出す30のヒント

  1. 今のあなたは可能性の塊。
    不可能に思えても、本気になれば、大半は実現できる。
  2. あなたに足りないのは、能力ではなく行動。
  3. 苦労や努力を楽しめることが、あなたの才能。
  4. 泣き虫は、弱い人ではない。
    心の優しい人なのだ。
  5. 小さなことにこだわる性格は、恨むのではなく、生かせばいい。
  6. 常識がわかっていないことは、大切な長所の1つ。
  7. ピサの斜塔は傾くことで有名になった。
    人も、ちょっと傾いているほうが魅力的。
  8. なぜお守りの効果は、人によって違いがあるのか。
  9. 根本的に無理である手応えを感じたときは「方向転換」という神様からのアドバイス。
  10. 「自分はちっぽけな人間だ」に続く言葉は「でも、大きな可能性がある」。
  11. できない理由を見つけるのが上手な人は、大化けする可能性を秘めている。
  12. そもそも本気は、1日に数時間しかできないもの。
  13. 失敗するのは怖くない。
    失敗を見られるのが怖いのだ。
  14. 才能がないのではない。
    まだ見つかっていないだけ。
  15. なぜ見えない努力をする人は、報われるのか。
  16. 宝物を探さない。
    すでに宝物を持っている。
  17. 動揺する経験がないと、精神力は鍛えられない。
  18. 「常識がない」と言われたら喜ぼう。
    「型破りな発想ができる」ということ。
  19. 「これなら自分にもできそうだ」と思ったときは、あなたの才能が反応した瞬間。
  20. 本当に苦手なのか。
    苦手と思い込んでいるだけではないのか。
  21. 結果が出ないのではない。
    誰よりたくさんの下積みを積んでいる最中なのだ。
  22. 普通に嘘をつくのはいけない。
    大げさな嘘をつくのはいい。
  23. コミュニケーションとは、話の理解だけだと思っていませんか。
  24. 実力がないから、落選したのではない。
    実力がありすぎたから、落選したのだ。
  25. 本当の熟練者とは、初心の気持ちを抱き続けられる人のことをいう。
  26. 本当のプライドとは、プライドを捨てることをいう。
  27. 壁を乗り越えなければ、また同じ壁にぶつかる。
  28. 思い出せないことを、忘れたと勘違いしていませんか。
  29. 年齢を聞くと「若い」としか答えない人がいた。
    そういう彼は、たしかに若かった。
  30. あなたはまだ、本気になっていない。

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