執筆者:水口貴博

仕事の神様に愛される30の方法

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本当に苦手なのか。苦手と思い込んでいるだけではないのか。

本当に苦手なのか。苦手と思い込んでいるだけではないのか。 | 仕事の神様に愛される30の方法

あなたが苦手なことは何ですか。

誰にでも苦手なことが、1つや2つあるでしょう。

「私はこれが苦手だ」

そう思っていることがあれば、ぜひ一度自分に問いかけてほしいことがあります。

「実は苦手と思い込んでいるだけではないか」という問いかけです。

それは、本当に苦手なのでしょうか。

きちんと苦手と確認できていることならいいのです。

過去に経験があり、その結果「苦手」と確認できたことなら間違いないでしょう。

自分の五感を通して得た情報には間違いがありません。

実際に試したことがあるなら、誤解や勘違いでもなく、確信が得られます。

しかし、1回も経験したことがないのに苦手と思っているなら、話は別です。

人間は、思い込みをする生き物です。

厄介なことに、思い込みのほとんどは「無自覚」という特徴があります。

一度思い込みが生まれると、無自覚であるゆえに、自分で気づくのが難しくなります。

食わず嫌いと同じ現象です。

においや見た目が悪いと、印象だけで「苦手」と判断していることがあります。

先入観であり、固定観念です。

食わず嫌いと同じ現象が、仕事や勉強などでも起こっていることがあります。

実際に経験することなく、印象や直感だけ苦手と決めつけていないでしょうか。

印象は、あくまで印象です。

実際に経験してみると、想像とは違った印象を受けるかもしれません。

直感も頼りになる感覚ですが、必ず正しいとは限りません。

直感が外れるのはよくあること。

たとえ直感が強く働いたとしても、間違いや勘違いということがあります。

どんなに直感の鋭い人でも、外れることがあります。

どれだけ勘や直感に現実味が帯びていようと、あくまで感覚の一種にすぎないのです。

実際に経験してみることが大切

大切なことは「実際に経験してみる」ということです。

印象やイメージだけで結論を出すのではありません。

実際に経験してみて「本当の様子」「本当の手応え」を確かめましょう。

苦手な人、苦手な食べ物、苦手な勉強、苦手な仕事、苦手な洋服、苦手なスポーツ。

実際に経験してこそ、本当に苦手なのかがわかります。

つまらない思い込みをすると、人生のチャンスや可能性を逃すことにもつながります。

無自覚を自覚しましょう。

いま一度、自分の苦手を疑ってみてください。

1回も経験がなくて苦手と思っていることなら、なおさら一度は経験してみるのが得策です。

悪印象であっても、実際に経験してみると、意外と好印象を受けるかもしれません。

苦手どころか、意外と自分に合っていることもありえるのです。

仕事の神様に愛される方法(10)
  • 本当に苦手なのか、苦手と思い込んでいるだけなのか、きちんと分けて考える。
手抜きには2種類ある。
「普通の手抜き」と「上手な手抜き」。

仕事の神様に愛される30の方法

  1. 誰よりも早く出社すると、仕事の神様と仲良くなれる。
  2. いい仕事は、寝ることから始めよう。
  3. 仕事のスピードを上げるのは大切。
    仕事に取りかかるスピードを上げるのはもっと大切。
  4. 嫌いな人でも、きちんと挨拶をしよう。
    生理的に受け付けない人でも、挨拶だけはしておく。
  5. 「つまらない仕事」と思うのではない。
    「実は楽しい仕事」と思ってみよう。
  6. 生半可な取り組み方は、誤解や勘違いを生む原因になる。
    きちんと取り組んでこそ「本当の相性」がわかる。
  7. 神様のお願いを叶える人が、神様から愛される。
  8. 紙にメリットを7つ書き出せば、嫌でもモチベーションが上がる。
  9. 価値のない雑用は1つもない。
  10. 本当に苦手なのか。
    苦手と思い込んでいるだけではないのか。
  11. 手抜きには2種類ある。
    「普通の手抜き」と「上手な手抜き」。
  12. 仕事の順番は大切。
    ただし、こだわりすぎないこと。
  13. 上司から与えられた仕事だと思うから、やる気が出ない。
    神様から任された仕事だと思えば、やる気が出る。
  14. 長文メールは、嫌われる。
    喜ばれるのは、3行メール。
  15. ぎちぎちのスケジュールに快感を覚えるのではない。
    余裕のあるスケジュールに快感を覚えるのだ。
  16. 言葉や数字で説明できなければ、マイペースを把握しているとは言えない。
  17. 好きなことでも、たまには休憩が必要。
    いくら好きなことでも、毎日は飽きる。
  18. プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。
  19. 偉大な仕事を成し遂げるプロセス。
  20. 「どこまで仕事は進んでますか?」と聞かれたら、イエローカード。
  21. 掃除をすると、仕事運が上がる。
    トイレ掃除をすると、もっと仕事運が上がる。
  22. 教えたがり屋に、一流はいない。
  23. 便利な通信手段に頼りすぎて「対面の重要性」を忘れていないか。
  24. 仕事をするときは、しっかり仕事をしよう。
    遊ぶときは、しっかり遊ぼう。
    休むときには、しっかり休もう。
  25. 「もっと頑張っている人がいる」というフレーズに潜むリスクとは。
  26. あなたに足りないのは「使命感」。
  27. 二流の人は、年上からしか学べない。
    一流の人は、年下からも学べる。
  28. スランプから抜け出すには、とにかく諦めないこと。
  29. 仕事がダメになるのが悪いのではない。
    ふてくされて無気力になるのが悪いのだ。
  30. 「生涯現役」を目指している人に、弱々しい人はいない。

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