人生では、自分の弱さを痛感する場面があります。
大きな仕事に挑んでも、1人の限界を感じて、実現できなかった。
やりたいことがあっても、限界があって、諦めざる得なかった。
やる気を出して本気で挑んだものの、自分の限界を感じて、途中で失敗に終わる経験です。
そんな挫折を味わったとき、ふとこんなことを思います。
「自分はちっぽけな人間だ」と。
非力な自分に気づいてしまう。
つくづく弱い自分が恥ずかしく、消えてしまいたい気持ちになる。
自分一人でできることは範囲が限られています。
どんなにやる気があっても、やる気だけではどうしようもないことがあります。
体は1つしかありません。
体力も技術もお金も、自分一人には限界があります。
限界を感じる経験があると、あらためて自分はちっぽけな存在であると自覚します。
弱い自分に気づかされると、無力感や絶望感が押し寄せ、落ち込むかもしれません。
「自分という存在なんて、この世から必要ないのではないか」とさえ考えてしまいがちです。
しかし「自分はちっぽけな人間だ」と思ったときが大切です。
「自分はちっぽけな人間だ」と思ったら、そこで止めるのではなく、次の言葉を続けてください。
「でも、大きな可能性がある」と。
ちっぽけな人間であっても、大きな可能性があります。
可能性の種類は無限です。
可能性の大きさに上限もありません。
たとえば、ちっぽけな人間でも、トレーニングを重ねれば、フルマラソンを完走することが可能です。
毎日こつこつトレーニングを積み重ねて、体力や持久力を鍛えていけば、以前はできなかったことができるようになるでしょう。
ちっぽけな人間でも、複数人と協力すれば、大きな仕事でも実現できるようになります。
組織化なり法人化なり、複数人と連携する仕組みを作れば、1人ではできない大きな仕事でも実現できるようになります。
ちっぽけな人間でも、世の中を変える商品やサービスを送り出すことも可能です。
筋肉の力は有限ですが、脳の力は無限です。
想像力や発想力を十分生かせば、素晴らしいアイデアが思い浮かび、芸術的で創造性の高い仕事ができるでしょう。
たった1人でも、ゆくゆくは世の中にインパクトを与えることも可能になります。
物理的には小さいな存在であっても、秘めている可能性は大きいのです。
どれだけ可能性を大きくできるかは、あなた次第です。
努力次第では、驚くほど大きく膨らませることも可能です。
力は有限でも、可能性は無限です。
自分に秘められた可能性に気づくことです。
あなたはちっぽけな人間であっても、大きな可能性があります。
「自分はちっぽけな人間だ」に続く言葉は「でも、大きな可能性がある」なのです。