公開日:2023年12月23日
執筆者:水口貴博

仕事のトラブルをスムーズに解決する30の方法

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取扱説明書の確認を忘れていませんか。

取扱説明書の確認を忘れていませんか。 | 仕事のトラブルをスムーズに解決する30の方法

トラブルのとき、意外と見落としがちなのは「取扱説明書」です。

取扱説明書の確認を忘れていませんか。

「電化製品が故障=修理に出す」という思考になっていて、取扱説明書の存在を失念していることが少なくありません。

電化製品が故障したとき、すぐ修理に出すのではなく、まず取扱説明書を読みましょう。

引き出しの奥でほこりをかぶっているなら、引っ張り出してください。

取扱説明書には「トラブル時の対応」という項目があります。

よくあるトラブルとその対処法についてわかりやすく書かれています。

取扱説明書の指示に従って対処すれば、トラブルがスムーズに解決することが多いのです。

たとえば、ノートパソコンの調子が悪くなったとき、取扱説明書を見れば、一発で解決することがあります。

何時間も悩んでいたことが、あっさり解決することは少なくありません。

「なんだ、これだけで良かったのか。修理に出す前に解決して良かった」とほっとするのです。

修理に出すとお金も時間もかかりますが、取扱説明書を読んで自分で対処すれば、費用もお金もかかりません。

「取扱説明書なんていらない」と言ってぽいっと捨てる人がいますが、要注意です。

トラブルが発生したときのためにも、取扱説明書は捨てずにきちんと保管しておくことをおすすめします。

紙の取扱説明書がかさばって邪魔になるなら、PDFの保管も検討してみてください。

電化製品の製造元のサイトでは、PDF版の取扱説明書がダウンロードできるようになっていることがあります。

データであれば、どれだけページ数があってもかさばる心配がありません。

取扱説明書とは、時間とお金の節約につながる本なのです。

仕事のトラブルをスムーズに解決する方法(10)
  • すぐ修理に出すのではなく、取扱説明書の「トラブル時の対応」を確認する。
嘘をつくと、ますますトラブルが大きくなる。

仕事のトラブルをスムーズに解決する30の方法

  1. トラブルは初動が命。
    「大したトラブルではないから大丈夫」と思ったときが危ない。
  2. トラブルは、小さいうちに対処することが大切。
  3. トラブルが起こった直後こそ、安全確認を忘れない。
  4. デスクの整理整頓は、トラブル解決のファーストステップ。
  5. 良い解決策は、十分な睡眠から生まれる。
  6. かっこいい方法にこだわらない。
  7. 相手が把握していない問題点があれば、正直に伝えておくのが吉。
  8. トラブルについて話し合うときは、メモが必須。
  9. トラブルが起こったとき、単に報告するだけでは不十分。
  10. 取扱説明書の確認を忘れていませんか。
  11. 嘘をつくと、ますますトラブルが大きくなる。
  12. 「協力してください」より「お力添えをいただけますか」。
  13. ブレーンストーミングの場を作る。
  14. 実績のない方法にも、目を向ける。
  15. スケジュールの見積もりは、甘くなっていないか。
  16. その日のトラブルは、その日のうちに解決したい。
  17. 専門的なことは、素直に専門家を頼るのが得策。
  18. 専門家にお願いしているとはいえ、すべて任せきりはNG。
  19. その仕事は、本当に徹夜でやる必要があるのか。
  20. トラブル発生中は、新規の仕事依頼は、断るのが無難。
  21. 小さなトラブルにも、本気で取り組む。
  22. その場しのぎの解決は、本当の解決になっていない。
  23. 謝る相手・謝る順番を間違えない。
  24. 謝罪慣れをするのはいい。
    謝罪慣れを見せるのはいけない。
  25. トラブルのやりとりを、お店でおおっぴらに話さないこと。
  26. トラブルは、解決して終わりではない。
    再発防止策が必要。
  27. 再発防止策は、検討するものではなく、実施するもの。
  28. 目の前のトラブルを解決するから、次の仕事に集中できる。
  29. 「自分のために」より「人のために」を意識することが大事。
  30. トラブル直後ほど、詐欺に騙されやすい瞬間はない。

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